カクは、ワンピースでは「ウォーターセブン編」に登場する主要キャラクターの1人です。普段は「ガレーラカンパニー」と呼ばれる船を作ったり修理をする会社のメンバーとして大工の職長をして働いています。大工としての腕はガレーラカンパニーでも認められていて、1番ドックの責任者も務めています。
カクは自分の正体を隠してガレーラカンパニーで働いていました。カクの本当の正体は、CP9と呼ばれる世界政府の諜報部員だったのです。CP9には高い殺しの技術を持ったメンバーが集まっていて、カクは幼いころから所属していました。
ワンピースの「ウォーターセブン編」は、原作でいうとデービーバックファイトの後の話で、大きな章だと空島編の次の各話からになります。またワンピースでルフィたちは麦わら海賊団のメンバーであるウソップを仲間にしたときゴーイングメリー号と出会い冒険をしていましたが、空島編などの冒険からゴーイングメリー号をボロボロの状態にしてしまっていました。
ウソップやチョッパーによる修理でなんとかツギハギ状態で保ち冒険していましたが、ゴーイングメリー号が限界を迎えたため、造船の町である「ウォーターセブン」で本格的に修理を行うため訪れたのです。
ウォーターセブンでは空島で手に入れた財宝を換金し、膨大な資金を用意したうえで世界一の造船所と呼ばれるウォーターセブンのガレーラカンパニーを訪ねます。そこではカク達腕利きの職人や、大工としても一流のアイスバーグと出会い修理を依頼します。
さっそくカクが中心となり船の様子を見ますが、そこでカクはもう船が修理できず、新しい船に買い替えないと冒険できない旨をルフィたちに伝えます。ゴーイングメリー号はこれまでの冒険のダメージが大きすぎたのでした。
その後、ルフィたちはゴーイングメリー号を買い替えようとしますが、ウソップとルフィの意見が食い違い仲間で対立してしまいます。そしてルフィとウソップの決闘や、フランキーとの出会いを迎えるのです。ここではカクはまだ大工の1人としてルフィ達に接していました。
その後ルフィ達はカク達CP9と世界政府の企みや、麦わらの一味で考古学者のロビンと政府との間に合った過去に触れ、ウォーターセブン全体を巻き込むほどの大きな戦いに身を投じることになります。
カクの所属するCP9は、正式名称をサイファーポールといい、世界政府に属する諜報機関です。CP9は世界にとって需要な歴史に関するミッションにつくことが多く、長期間の潜入も命令されます。カクが5年間の間、その正体を隠しウォーターセブンで大工として暮らしていたのは政府からの指令からでした。
カク達CP9は正義のためなら殺しまでも正当化される立場にあり、目的遂行には手段を選びません。また海賊や能力者をも圧倒するだけの超人的な身体能力や殺しの技術を持っているため、並の人間では抵抗できないのです。
カクはCP9では当初無能力者でしたが、任務遂行のため悪魔の実を食べています。カクが食べた悪魔の実は「ウシウシの実」の麒麟モデルであり、ゾオン系の能力者です。キリンの能力と、CP9特有の体術である六式という技術で戦います。またカクは二刀流の刀使いでしたが、ウシウシの実でキリンに変身してからはその体を活かし四刀流として戦います。
ワンピースでは悪魔の実の能力に「覚醒」と呼ばれる成長した段階があります。この覚醒には自身の能力を極めていく必要があるのですが、中でもゾオン系の実は覚醒しやすい能力が多いです。他と違い能力を使えば使うだけ覚醒していき強くなるため、能力者としての覚醒までの段階も速いのです。
カクはルフィ達とCp9が戦う直前に能力を手にしたため覚醒までは時間がかかる段階でした。しかし、ゾロとの戦いで能力を慣らしていき、完全な覚醒とはいかないまでもゾオン系の覚醒段階に見られる成長を見せています。カクは元々強い力を持っているため、作中でも将来覚醒するかもしれません。ゾオン系の覚醒は強いので、期待できます。
ワンピースに登場する革命軍とは、世界政府に反旗を翻す組織のことです。カクの属する政府の機関であるCP9などとは違い、政府のやり方に疑問を持ち、世界を正すために活動しています。ワンピースでは作中に出てくる国の貧困や差別なども取り上げられていて、革命軍の行動目的につながっています。また政府からは敵とみなされているため、常に隠れて行動しているのです。
革命軍の存在が明かされたのは、作中でもちょうどカク達CP9との戦いを終えたウォーターセブン編終盤でのことでした。戦いの後疲れをいやすため町に滞在していたルフィ達の元に、騒動を聞きつけ海軍が駆け付けます。その海軍を率いていたのが、海軍本部中将であり、ルフィの祖父であるモンキー・D・ガープでした。
ガープはルフィ達を捕まえに来たのではなく、久しぶりに顔を見に来ただけだと言いルフィ達に近づきます。そこでルフィ達はガープへこれまでの冒険や出会いの話をします。そこで、ガープはルフィと革命軍に関する情報を初めて明かしたのです。
ガープはウォーターセブンでルフィに父親がいて、過去に東の海である海賊王ゴールドロジャーが処刑された街「ローグタウン」で出会っていたことを明かします。ここで、革命軍のボスであるモンキー・D・ドラゴンは、ルフィの父親であり、ガープの孫であったことが判明しました。革命軍はその素性を世間にさらさないため、ボスであるドラゴンの存在はルフィはもちろん誰も知らないことだったのです。
また革命軍は世界政府を直接倒すために行動しているため、海軍である父ガープと、海賊であるルフィとのつながりは秘密にされていることでした。そして革命軍は政府から犯罪者として認知されているため、ドラゴンも世界最悪の犯罪者として知られていました。その素性は誰も知らず、掴めていなかったのです。
モンキー・D・ドラゴンは革命軍のリーダーであり、創設者です。貴族の出という身分でありながら、ゴア王国ないの貧富の差や差別から、国を出たという経歴を持っています。初登場は12巻で、スモーカーに追われるルフィ達を助けました。革命軍で確定しているメンバーはドラゴンと近しい関係の幹部が多いです。
サボは革命軍のナンバー2で、参謀総長としてメンバーをまとめています。幼少期にルフィ、エースとは兄弟の盃を交わしており、作中では「ドレスローザ編」で登場しました。6憶を超える懸賞金がついており、現メラメラの実の能力者でもあります。
コアラは革命軍の幹部の一人で、いつもサボと行動を共にしています。コアラは過去に天竜人の奴隷として働かされていました。そんな時フィッシャー・タイガーの手により助けられ、コアラは解放されたのです。サボもフィッシャー・タイガーも世界政府や天竜人と因縁があり、コアラも同じ理由から革命軍へ入ったのでしょう。コアラがサボと仲が良いのもこのためだと思われます。
コアラはいつも勝手な行動をするサボの監視役でもあります。また、コアラはサボのパートナーとして何度も助ける働きをしてきました。またコアラは新世界へ入る前の2年間にロビンとも行動していたことがあります。
イワンコフは革命軍の幹部の一人で、カマバッカ王国の女王でもあります。ルフィやサンジとも親交があり、革命軍でも古株です。ホルホルの実の能力者で、ニューカマー拳法の総帥という肩書もあります。
くまは元革命軍の幹部で、元王下七武海の1人でもありました。過去に革命軍と政府で何らかの出来事があり、政府の兵器として改造されてしましました。今のくまは革命軍としての記憶は無くしてしまっています。
ハックは魚人族の兵士で。革命軍幹部の1人です。魚人空手の師範代でもあり、コアラに戦う技術を教えました。サボやコアラと行動しており、過去にはジンベエとも交流があったようです。
イナズマは革命軍の幹部の一人で、イワンコフと同じカマバッカ王国にいました。イワンコフの部下として行動しており、インペルダウンでも登場しました。体術も得意としており、チョキチョキの実の能力者でもあります。
ワンピースに登場する隠れキャラは、パンダマンやトマトギャング、ミキオイトゥーなどが隠れキャラとして知られています。単行本では隠れキャラが各話に登場しており、小さいコや絵の隅々で隠れキャラが確認できます。ミキオイトゥーという隠れキャラは早撃ちのガンマンと呼ばれ、作者のアシスタントがモデルと言われています。
パンダマンは隠れキャラの中でもとくに有名で、コミックスでは読者が探すほど有名です。隠れキャラは見つけにくいですが、パンダマンは特徴的なので見つけやすいでしょう。隠れキャラの中でも登場回数が多く隠れキャラのほとんどはパンダマンです。
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ワンピースでは世界政府と革命軍の関係性も重要になっています。カク達CP9メンバーと、サボやコアラ達革命軍が登場する場面もあるでしょう。革命軍の活躍は特に注目されているので、これからのワンピースもチェックしていきましょう。