長崎の人気観光スポット:グラバー園
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長崎市にあるグラバー園は、江戸時代末期1859年に長崎が開港されたことによって、当地に住みついたイギリス商人のグラバーをはじめ、リンガー、オルトの各旧邸があった旧居留地の中に、長崎市内に残っていた他の洋風歴史的建造物も移築して、全体を建築物の野外博物館として庭園化したものです。長崎を代表する観光スポットとして人気があります。
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中でも、貿易に従事して日本の要人とも親交のあったグラバーの旧宅は、世界遺産にも指定されており、木造平屋建の住宅は多角形寄棟造の美しい造りで、庭園の名前にもグラバーの名前が取り入れられています。園内には石畳による回遊路が整備され、坂も多いことから動く歩道やエスカレーターも設置されています。また、長崎港や市街地、稲佐山の眺望が素晴らしく、ここから見る長崎の夜景もまた絶景です。
光の庭園inグラバー園とは
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「光の庭園inグラバー園」は、グラバー園の洋風建築物をライトアップし、グラバー園の園内が約30万球のイルミネーションによって鮮やかに光り輝く祭典で、文字通りグラバー園が光の庭園に変身するイベントです。この期間は、もちろん開園時間が夜間まで延長されて、このイルミネーション輝く光のページェントを堪能することができます。
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この「光の庭園inグラバー園」では、ハウステンボスの「光の王国」とのコラボレーションによる3Dプロジェクションマッピングが実施され、イベントの一つの見どころになっています。また、園内の輝きだけでなく、園内各ポイントからは、世界新三大夜景に認定された長崎市内の素晴らしい夜景も眺望することができます。
光の庭園inグラバー園の日程
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このグラバー園の光の祭典、前年は「光の王国inグラバー園」として2017年年末から2018年3月末までの日程で開催されましたが、本年は「光の庭園inグラバー園」と名称を変え、2018年11月22日から2019年2月19日まで実施されます。イルミネーションの点灯時間は夕方17:00からで、20:30までの開園となりますが、特別イベント開催期間は21:00まで開園時間が延長されます。
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期間中には多くの特別イベントが実施されますが、旧グラバー住宅が光と映像で変身するイベント、3Dプロジェクションマッピングは「光の庭園inグラバー園」開幕の11月22日から年末12月31日までの毎日19:00から実施されます。また、クリスマス期間中には、ハートキャンドルイベントや特大ツリーの展示、1月25日からは竹ランタン(竹灯篭)が登場する長崎ランタンフェスティバルが行われます。
光の庭園inグラバー園へのアクセス:JR編
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「光の庭園inグラバー園」が開催される長崎へのアクセス、JRを利用する場合は、博多から直通の特急かもめで長崎まで所要約2時間になります。JR長崎駅前からは長崎電気軌道を利用します。まず、長崎駅前から1号系統崇福寺行きで新中華街まで乗車、ここで5号系統石橋行きに乗り替えて大浦天主堂で下車後、グラバー園まで徒歩7分になります。また、終点石橋で下車後、グラバースカイロードと呼ばれる斜行および垂直のエレベーターを利用してグラバー園第2ゲートへ行くこともできます。
光の庭園inグラバー園へのアクセス:飛行機編
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「光の庭園inグラバー園」が開催される長崎へのアクセス、飛行機を利用する場合は長崎空港へのアクセスになりますが、長崎空港への主な路線は、東京羽田から1日17便で所要約2時間5分、大阪伊丹から1日7便で所要約1時間20分、神戸から1日3便で所要約1時間5分です。長崎空港からは空港リムジンバスでJR長崎駅まで所要約43分になります。長崎駅からグラバー園までは、先に紹介した長崎電気軌道の利用が便利です。
光の庭園inグラバー園へのアクセス:車編
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「光の庭園inグラバー園」が開催される長崎へのアクセス、車の場合は、長崎自動車道の長崎ICからそのまま、ながさき出島道路へ接続しており長崎市内へ進みます。グラバー園までは長崎ICから10分弱の所要になります。なお、グラバー園には専用の駐車場はありませんので、近隣の有料駐車場を利用することになります。
光の庭園inグラバー園のイルミネーション
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「光の庭園inグラバー園」では、グラバー園の園内各エリアごとにイルミネーションが施され、その数は合計約30万球にもおよびます。まさに光の庭園となって長崎の夜に輝き続けます。世界遺産の文化財旧グラバー住宅をはじめ、長崎らしい洋館歴史的建造物群が、光の装飾を受けて厳かに照らし出される光景は感動的な美しさです。
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園内には石畳による回遊式の道路がめぐらされており、建物だけではなく、園内の各所に配されている花壇の花々もライトアップでその美しさが一段と増しています。夜に光り輝くグラバー園は、昼間とは違うロマンチックな雰囲気となりますが、園内にある、カップルで石に手を重ねて触れると幸せになれるというハートストーンもぜひ見つけて下さい。
光の庭園inグラバー園の3Dプロジェクションマッピング
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「光の庭園inグラバー園」でも人気のイベントになっているのが、「3Dプロジェクションマッピング」です。3Dプロジェクションマッピングとは、プロジェクターから映し出される映像を、建築物などの物体の立体面の形状に合うように投影する技術表現のことで、どの方向からでも見ることができる視覚効果があり、国内では2010年代に広まり、各種イベントなどで実施されることも多くなっています。
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「光の庭園inグラバー園」での3Dプロジェクションマッピングは、開催期間の初日から12月31日まで実施されます。映像が映し出されるのは、グラバー園のメインの建物である旧グラバー住宅で、その全面に色鮮やかに次々と変化する映像と音楽によって、プロジェクションマッピングの素晴らしさを体感することができます。
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このグラバー園での3Dプロジェクションマッピングでは、グラバーの長崎での功績や生活、そして彼が活躍した明治時代の日本の様子も、映像を通してその一端を紹介しているので、興味深く鑑賞できるという楽しみもあります。建物右手には、グラバーと彼の妻である日本人女性ツル、2人がダンスを踊るロマンティックな映像も映し出されます。
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グラバー園での3Dプロジェクションマッピングは、普段見慣れている旧グラバー住宅を、見事に光り輝く生きてるかのような建物に変化させてくれます。この変身技術こそが、プロジェクションマッピングの特徴なのですが、このグラバー園でもその高い技術をたっぷりと堪能できるのです。何回もカメラのシャッターを押してしまう感動的な美しさです。
光の庭園inグラバー園からの夜景
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先に紹介したように、このグラバー園は長崎を代表する観光スポットで、高台に位置しているため、長崎港や長崎の街並み、対岸の稲佐山などの眺望が素晴らしいシチュエーションです。「光の庭園inグラバー園」開催期間に訪れると、その眺望を夜景で楽しむことができる利点があるのです。
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特に園内で最も高い所にある旧三菱重工造船所第2ドックハウスからの景色は最高で、旧リンガー住宅前や旧グラバー住宅前からも素晴らしい景色が展開します。このように「光の庭園inグラバー園」では、園内での美しいイルミネーションに加えて、世界新三大夜景の一つである長崎の素晴らしい夜景も同時に楽しむことができます。
光の庭園inグラバー園とコラボ:光の王国ハウステンボス
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「光の庭園inグラバー園」は、同じ長崎県の人気観光スポットであるハウステンボスのイベント「光の国」とのコラボレーションイベントになっています。このハウステンボス「光の王国」は、2018年10月20日~2019年4月21日に開催され、1300万球の電球が輝く日本最大規模のイルミネーションイベントです。
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こちらハウステンボスの「光の王国」でも、園内4つの会場で3Dプロジェクションマッピングが登場し、全長110mという宮殿に映像を投影する迫力ある会場もあります。日程を調整して、グラバー園とハウステンボス、両方のイルミネーションイベントと3Dプロジェクションマッピングを訪れることができれば最高の冬の長崎旅行になります。
まとめ
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長崎の冬の素敵なイベントである「光の庭園inグラバー園」について、その開催日程やアクセス法、見どころなどを紹介しました。園内に光り輝くイルミネーション、旧グラバー住宅に映し出される3Dプロジェクションマッピングなど、魅力的なプログラムがいっぱいのイルミネーションイベント「光の庭園inグラバー園」を楽しんで下さい。