直行便で行きやすくなった国、ポーランド!
2016年より成田からの直行便が新規就航し、日本からの旅が便利になったポーランド。
最近ではポーランド旅行だけでなくバルト三国を目的としたツアーでのハブ空港となっていることも多く、旅好きの方にはポーランドの空港にお世話になる機会が度々あるのではないでしょうか?
しかしツアーなどで旅に出ると案外バタバタしたスケジュールで「ゆっくりお土産を買えなかった……」「あの人へのお土産をうっかり忘れていた!」なんてこともありますよね。
今回はそんな事にも対応できる空港でちゃちゃっと買えるお土産を定番のお菓子から陶器類や雑貨まで、一気に紹介していきます!
空港で買える!ポーランドのお土産① ショパントート
まず最初に紹介するのはワルシャワ・ショパン空港で購入する事が出来る雑貨類です。
ポーランドの偉人と言えば音楽家フレデリック・フランソワ・ショパン。そんな彼を生んだポーランドでは様々なショパングッズが売られています。
中でもその名を冠したショパン空港ではショパンが描かれたトートバッグも。
シンプルなものから可愛いものまでデザインがありますので、老若男女問わず愛されるお土産となる事間違い無し!ぜひ売店で探してみてください。
空港で買える!ポーランドのお土産② Żubrówka(ジュブルフカ)ウォッカ
次に紹介するのが「Żubrówka(ジュブルフカ)」ウォッカです。
ポーランドと言えば有名なのがウォッカ。ポーランドの若い人たちにはビールやワイン人気が強いようですが、伝統的なウォッカは今も昔もポーランドのお祝い事には絶対に欠かせません!
なにか集まりがあると必ずウォッカとショットグラスが席に置かれるのだとか。
特にこのジュブルフカは空港にも置いてあるので、街中で重たい思いをせずにお土産に出来るのでおすすめです。
中には様々なフレーバーの混ぜ物がしてあるジュブルフカもあるようです。
実はウォッカは少し苦手……な人もチャレンジしてみたくなりそうな可愛い色とパッケージです。しかし、本当に苦手な方には絶対に無理に勧めないでくださいね!
空港で買える!ポーランドのお土産③ Chopin(ショパン)ウォッカ
次に紹介するのはショパンウォッカです。このショパンウォッカも空港で買う事が出来ます。
瓶にはショパンの肖像が描かれているので、ポーランドらしさを演出できる定番お土産の一つです。
インテリアとしても飾る事が出来るので、お酒好きな方、音楽好きな方へのお土産におすすめです。
空港で買える!ポーランドのお土産④ ボレスワヴィエツ陶器
「ボレスワヴィエツ陶器」はポーランドのシレジア地方に位置するボレスワヴィエツという街で造られる陶器です。
このボレスワヴィエツの土地は、古くから質の高い粘土層が存在することが知られていました。中世にはこの街で初めて陶器船が作られたとされ、ボレスワヴィエツはあっと言う間にヨーロッパでの日々の暮らしに欠かせないとても重要な街となって行きます。
そんな歴史の重みを感じるボレスワヴィエツ陶器は今も昔も定番のポーランドのお土産。もちろん空港で購入することが可能です。
最近は日本でも低価格帯の雑貨屋さんでこれを模した食器がたくさん売られています。しかし、せっかくポーランドに来たのなら現地で“本物”を手にしたい所!
有名どころは「ザクワデ ツェラミチュネ ボレスワヴィエツ社」の製品です。
スタンプをポンポンと押して作られる柄や、手書きで一つ一つ描かれた柄、バリエーションも豊富でお気に入りが見つかる事間違い無し!
手軽なカトラリー類であればお友達や家族へのお土産にも喜ばれそうです。
空港で買える!ポーランドのお土産⑤ KREDENS(クレデンス)の食品
「KREDENS(クレデンス)」はポーランドの古都クラクフ発祥のオーガニック食料品ブランドです。
昔ながらのレシピで、添加物を最小限に抑えて作られるクレデンスの食料品は、地元から世界中の人達にまでファンを増やし続けています。ポーランドの街中ではスーパーを探すとこのクレデンスのデリカテッセンを見かける事も。
時間が許すのであれば、是非その土地でしか食べられないクレデンスのお惣菜を購入してホテルでまったりするも楽しそうです。
空港で購入出来るお土産として人気があるのはやはり、ハーブティーや紅茶です。紙で包装されたものであれば荷物が多くなった帰りの空港でもかさ張らずに購入する事ができそうですね。
飲み終わった後も小物入れとして利用できる缶タイプも雑貨として人気があるようです。
デザインも男女問わず喜ばれそうなオシャレなものばかりでお土産にはもってこい!な嬉しいアイテムです。
空港で買える!ポーランドのお土産⑥ Wawel(ヴァヴェル)チョコレート
「Wawel(ヴァヴェル)」は1898年古都クラクフで創業したポーランドの老舗チョコレートメーカーです。
ポーランドではかなり日常に根付いたお菓子メーカーですので、スーパーのお菓子売り場でも簡単に手に入ります。街中でまとめ買いするのもお得ですが、空港でのちょっとした待ち時間にも簡単に購入する事が出来るので、うっかり!していた時には特におすすめです。
価格も手頃で沢山のフレーバーがあり、包装もデザインが豊富なので、家族へのお土産から職場へのお土産まで幅広くカバーできる優秀なチョコレートです。
余談ですが、クラクフにあるヴァヴェル城へ足を運ぶと、Wawelのカフェ&ショップが併設されています。ホットチョコレートやパイなどを楽しむ事もできますので、時間のある方は是非足を運んでみてくださいね。
空港で買える!ポーランドのお土産⑦ Wycinanki(ヴィチナンキ)
「Wycinanki(ヴィチナンキ)」とはポーランド語で切り絵を意味します。
このヴィチナンキは元々、農家でカーテンとして使われていた羊の皮から光を通すため様々な形に切り取られた事がはじまりとされています。
ヴィチナンキには様々な模様が描かれますが、中でも伝統的なヴィチナンキは今ではもう無くなってしまったポーランドの古い風景や日常生活を知るための貴重な資料としても重要視されています。
そんなポーランドの伝統工芸ヴィチナンキは、今や様々な雑貨類にデザインされています。
空港のお土産屋さんにもマグカップやキーホルダー、ステショナリーから傘まで、様々なものが取り揃えてあり、お土産選びも悩まずにポーランドらしさを出すことが出来ておすすめです。
カラフルなデザインばかりですので空港でもすぐに見つける事ができるはず。
自分用にもなにか一つ買っておくと、いつでもポーランドの空気を思い出す事が出来る幸せなお土産になりそうです。
お土産と合わせて気になる!ポーランドの通貨と両替
ポーランドはEU加盟国ですが、通貨はユーロではないのでご注意ください。ポーランドで使用されている通貨はズロチ(zloty)とよばれる通貨です。1zl=約27円(2019年9月時点)で取引されています。
現在はワルシャワやクラクフなど大きな都市では日本円に直接両替できるようになりました。日本で両替しておくよりも、ポーランドで両替しておいた方がレートが良いので、ポーランドでの両替をおすすめします。
ただし小さな町を訪れる際は日本円の両替に対応していない場合が多いので、成田空港および関西空港などで、事前にズロチに両替しておくことをおすすめします。
ポーランドの空港
ワルシャワ・フレデリック・ショパン空港
ポーランドの首都ワルシャワには2つの空港があります。
1つは「ワルシャワ・フレデリック・ショパン空港」で、成田からのLOTポーランド航空の直行便が就航している空港です。日本からの旅行者は殆どの方がこの空港を利用されるのではないでしょうか?
市内までは市バスで約25分程度です。また夜間はナイトバスN32番が運行しているので、深夜便や早朝便でも24時間バスを利用して移動できるので安心の空港です。
ワルシャワ・モドリン空港
もう一つはワルシャワ・モドリン空港で2012年に開港した比較的新しい空港です。ワルシャワ・モドリン空港から市内まではモドリンバスが運行しており所要時間は約50分程度です。
クラクフ・バリツェ空港
ワルシャワと並んで人気の観光都市クラクフにある空港はクラクフ・バリツェ空港です。
日本からの直行便はないので、クラクフを観光の際はワルシャワ空港からの直行便で訪れることになるかと思います。空港から市内までは電車でたった20分の便利なロケーションが魅力です。
まとめ
以上、ポーランドの空港で買えるおすすめのお土産の紹介でした。
少し前までは成田からの直行便が無く、魅力的な国でありながら少しマイナーな旅行先であったポーランド。
街並は美しく、食べ物は安くて美味しい!雑貨も胸がおどるようなものばかりなのに、歴史は波瀾万丈……!そんな見所たっぷりで奥の深いポーランドへ旅行が決まった際にはぜひ参考にしてみて下さい。