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【2019年最新】直島をレンタサイクルで一周!おすすめコースをガイド

2024.02.25

直島をレンタサイクルで一周してみませんか?島自体は1時間もあれば一周できてしまいますが道中には様々なアートがありサイクリングだからこそ出会える景色もあります。今回は直島をレンタサイクルで一周するおすすめコースのスポットガイドをご紹介します。

  1. 直島をレンタサイクルで一周!おすすめコースガイド①宮浦港周辺
  2. 直島をレンタサイクルで一周!おすすめコースガイド②家プロジェクト
  3. 直島をレンタサイクルで一周!おすすめコースガイド③ANDO MUSEUM
  4. 直島をレンタサイクルで一周!おすすめコースガイド④南瓜
  5. 直島をレンタサイクルで一周!おすすめコースガイド⑤ベネッセハウスミュージアム
  6. 直島をレンタサイクルで一周!おすすめコースガイド⑥李禹煥美術館
  7. 直島をレンタサイクルで一周!おすすめコースガイド⑦地中美術館
  8. 直島をレンタサイクルで一周!おすすめコースガイド⑧直島銭湯
  9. 直島をレンタサイクルで一周!おすすめコースガイド⑨ネコバスのていりゅう所
  10. 直島をレンタサイクルで一周!おすすめコースガイド⑩巨大ゴミ箱オブジェ
  11. 直島をレンタサイクルで一周!おすすめコースガイド:まとめ
宇野港や高松港からフェリーに乗船すると直島の宮浦港に着きます。まず目に留まるのは「赤かぼちゃ」です。赤いかぼちゃに黒い斑点が描かれており中に入ることができます。いくつかの黒い斑点はくり抜かれていますのでかぼちゃから外の景色を眺めることができます。また少し先には直島パヴィリオンと呼ばれる約250枚のステンレス網で構成されているオブジェがあります。宮浦港には数軒のレンタサイクルショップがありますので、ここから時計回りにサイクリングをスタートするのがおすすめです。またレンタルする際は坂道も比較的多いので電動自転車を借りた方がいいでしょう。
宮浦港から約15分くらい走ると本村エリアに入ります。町営バス路線でもあるので走行には注意しましょう。本村エリアではアートプロジェクトとして「家プロジェクト」が展開されており多くの観光客が訪れています。今でも島民が生活している地域ですが点在していた空き家を改修して空間アートを演出しています。現在7軒が公開されており角屋、南寺、きんざ、護王神社、石橋、碁会所、はいしゃです。本村ラウンジ&アーカイブにて家プロジェクトの鑑賞チケットが購入できます。またグッズや関連書籍も販売されていますのでお土産を買うこともできます。
「ANDO MUSEUM」は本村エリアに残っていた築100年くらいの木造民家を建築家の安藤忠雄氏が設計し改修した美術館です。純和風家屋に打ちっ放しコンクリートが印象的な建物です。小さな美術館ですが安藤忠雄氏の建築要素が凝縮されている空間です。建物内には安藤忠雄氏の活動や直島の歴史を伝える写真、模型、スケッチなどもあります。木とコンクリート、過去と現在のように対立した要素が重なり合う空間をぜひ体感してみて下さい。
本村エリアから約15分くらいサイクリングをすると積浦エリアに入ります。町営バスとベネッセアートサイト直島の場内シャトルバスとの乗り換えポイントです。少し先には宮浦港で見た赤かぼちゃのような「南瓜」のオブジェがあります。SNS映えすると話題になった黄色いかぼちゃです。背景には真っ青な空と海がありまさに絶景スポットです。また直島ふるさと海の家つつじ荘は島内で一番海に近いカフェでランチやティータイムを楽しむことができ、お土産を購入することもできます。
つつじ荘から海岸線沿いを約10分ほどサイクリングすると「ベネッセハウスミュージアム」に到着します。安藤忠雄氏が設計した美術館とホテルが一体化した施設です。芸術作品が館内の展示スペースだけではなく至る所にあるのも魅力の一つです。アーティストが自ら場所を選びその場所に合う風景と一体化した作品を制作しているので楽しみながらアートを鑑賞することができます。また館内には海が一望できるレストランやカフェがあり、ショップではアートグッズやお土産を購入することができます。次に直島サイクリングで最大の山場となる急勾配の上り坂が待っていますのでここで少し休憩しておくことをおすすめします。
ネッセハウスミュージアムから上り坂を少し走ると「李禹煥美術館」があります。李禹煥はヨーロッパを中心に活動しているアーティストで作品は国際的にも高評価を受けています。半地下構造の建物には絵画や彫刻などが展示されており、屋外スペースにもダイナミックな作品が展示されています。シンプルな感じの作品が多いですが一つ一つに力強さがあり自然のエネルギーを感じることができます。オリジナルグッズもショップで販売されていますのでぜひ立ち寄ってみて下さい。サイクリングでは上り坂のちょうど中間地点くらいですので休憩するのにいいかもしれません。
直島の中でもメインとなる美術館が「地中美術館」です。鑑賞するには事前に予約制のオンラインチケットを入手しなければなりませんのでご注意下さい。美術館は建築家の安藤忠雄氏が設計しており、瀬戸内の景観を損なわないよう建物の大半が地下に設けられています。地下とは言え自然の光が差し込むように設計されており展示されている作品も空間も四季折々で異なるためいつ訪れても楽しむことができます。館内には他にもカフェやストアがありますが観光客に人気があるのが地中の庭です。モネのジヴェルニーの庭を真似て造られた庭園はSNS映え間違いなしです。
「直島銭湯」は宮浦港に近いので最後に訪れるのがおすすめです。サイクリングで疲れた身体をいたわることもできます。入浴はもちろんですが外観、内装、浴槽、トイレの陶器などすべて芸術作品となっています。少々エロチシズムがあるデザインに気付いていない方が多いですがよく見ると分かります。湯船に浸かり癒されながらもアートを楽しむことができる場所です。
「ネコバスのていりゅう所」はサイクリングだからこそ行くことができる隠れスポットです。フェリーまでの時間があり、体力的にも大丈夫であればおすすめの場所です。つつじ荘から地中美術館へ向かう道は2つあり山道の方を利用します。海岸線沿いの道を利用する場合は一度地中美術館手前の別れ道まで走り少し戻ります。かなりの急勾配とカーブが続く道ですがしばらく走るといくつかバス停が見えてきます。それが「ネコバスのていりゅう所」です。手書きされたなんとも可愛らしいバス停で写真を撮りたくなること間違いなしです。
「巨大ゴミ箱オブジェ」もインスタグラムで話題になってから人気となっていますが、実際に訪れる観光客はまだ少ないので隠れスポットと言えます。こちらもサイクリングだからこそ立ち寄ることができる場所ですが、体力に自信があり余力がある時だけ訪れた方がいいでしょう。つつじ荘からは地中美術館手前にある別れ道で一度ダムの方向へ行かなければなりません。別れ道から5分とかからないくらいの所にオブジェが見えてきます。普通に撮影するだけではその大きさがわかりませんので人か自転車か何かで比較するといいでしょう。
いかがでしたか?直島をレンタサイクルで一周するおすすめコースのスポットガイドをご紹介しました。まとめますと「宮浦港周辺」「家プロジェクト」「ANDO MUSEUM」「南瓜」「ベネッセハウスミュージアム」「李禹煥美術館」「地中美術館」「直島銭湯」「ネコバスのていりゅう所」「巨大ゴミ箱オブジェ」です。サイクリングだからこそ見に行くことができるアート作品もあります。アップダウンが激しい場所もありますがそれも旅の醍醐味です。ぜひレンタサイクルで直島を思う存分満喫して下さい。
サムネイル画像は下記より引用しました。
出典: https://encrypted-tbn0.gstatic.com/images?q=tbn:ANd9GcQaW5KMcpg9A9HTB4szyL0EFjrf8LFu-HJjKGoAr_zcZmRRXO6F