イタリアの治安は悪い？夜の1人歩きや注意事項【1】イタリアの治安
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芸術や美術、建物や文化の魅力が盛りだくさんのイタリアですが、治安はどうなのでしょうか。イギリスのエコノミスト社が分析した、犯罪件数や警察力、銃犯罪数など24の指数から多角的に決定している「世界平和度指数ランキング2018年」によれば、イタリアの平和度指数は38位で、他のヨーロッパ諸国と比べると治安が良いとはいえない順位となっています。ちなみに日本は9位です。
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外務省海外安全ホームページを見ると、イタリアでは現在、危険情報や感染症危険情報などは発令されていません（2019年3月現在）。ですが、特に観光地周辺ではスリなどが多発しており、下心を持って近づいてくる人も多い印象を受けます。女性観光客ならば、ナンパや犯罪目的も含め、多数のイタリア男性が近寄ってくる率も上がります。海外旅行へ行く際はどこの国でもそうですが、安全は自分で守ることを前提に気を抜かずに緊張感を持つことが大切です。
イタリアの治安は悪い？夜の1人歩きや注意事項【2】エリア別の治安：ローマ
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ローマはイタリアの首都であり、多くの観光客が毎年訪れます。そのため、イタリアでも最も治安が悪い都市に挙げられます。治安の良し悪しの目安として、街角や道路の清潔さやゴミの量があります。街角にポイ捨てされているゴミがたくさんあったり、壁に落書きが描かれていたりすると、それだけで何となく良くない雰囲気を察することもあるでしょう。
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ローマでは、道路に落ちているゴミの量がとにかく多いです。細い路地などは、入りにくい雰囲気を醸し出していたりすることもあります。とにかくスリやぼったくりが多いことで有名なローマですが、いつ被害に遭ってもおかしくない雰囲気があり、常に警戒している必要があります。ローマに深夜到着するような飛行機で旅行するのは避けるべきでしょう。
イタリアの治安は悪い？夜の1人歩きや注意事項【3】エリア別の治安：フィレンツェ
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イタリアは都市により、雰囲気が全く変わることが魅力でもあります。フィレンツェは「花の都」ともいわれているように、大都市ローマとはまた異なる空気を醸し出している都市です。イタリアの中では比較的治安が良い都市でもあります。フィレンツェは観光エリアがまとまっているため、歩いて観光できるのが最大の特徴です。
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観光地から少し離れた郊外でも、キレイで静かな住宅街が立ち並びます。そのため、女性の1人歩きも比較的安全ではあります。ただ夜の女性1人歩きはおすすめできません。あくまでも日本と同じ考えで行動しないように心がけましょう。中心街から少し離れた郊外では、街灯もなく暗い場所が多いです。
イタリアの治安は悪い？夜の1人歩きや注意事項【4】エリア別の治安：ベネチア
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水の都市ベネチアも、独特の空気を持つ素敵な観光都市です。観光客の数が圧倒的に多く、日本人観光客以外にも他国からやってくる観光客が多いので、みんな同じ状況や立場の人が多いです。そのためイタリアの中でも比較的治安は良く、女性の1人旅でも安心度は高めです。また観光地の回りであれば、夜でも歩けるほど治安は良いです。
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ただ比較的治安の良いベネチアでも気をつけるべき注意点はあります。スリはどの観光地でも多く、ぼったくりをするお店もあります。特に日本人観光客は、ぼったくりの被害に遭う確率が高いといわれます。レストランなどでは会計する時にきちんとレシートを確認して、できるたけ事前にトラブルを回避するように心がけましょう。
イタリアの治安は悪い？夜の1人歩きや注意事項【5】エリア別の治安：ナポリ
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南イタリアの都市ナポリは、イタリアでも治安の悪い都市として一番先に地名が出てくるほどの都市です。南イタリアは北部や中部のイタリアと比較すると経済情勢が思わしくなく、治安が不安定となっています。パッケージツアーでは、治安が悪いことを理由にナポリで下車して観光することが許されず、車窓からの観光で終わったということも耳にします。
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実際にナポリを歩いてみると、いわれているほど治安が最悪とは感じませんが、それでも歩く時には緊張感を持つようにし、夜には出歩かない、小さな路地には絶対に入らないことを前提としていれば、トラブルに遭う頻度は減るでしょう。特に観光のメインルート周辺は明るいムードなので、日中ならばそれほど危険を感じません。
イタリアの治安は悪い？夜の1人歩きや注意事項【6】スリや置き引きに注意
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スリや置き引きは、観光地エリアに集中しています。自分で自分の身を守ることは当然ですが、狙われないようにするには、高級アクセサリーや高級時計は身につけないようにしましょう。また目立つ服装は避けるようにしましょう。荷物、特にスーツケースなどを持っている時には、絶対に荷物から目を離さないようにしましょう。
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混雑しているバスや電車の中でも、スリや置き引きはいます。荷物は必ず前で持つようにして、片時も目を離さないようにしましょう。キャッシュは最小限にとどめておくのが得策です。イタリアでは、小さなカフェやバーでもクレジットカードが使用できます。できるだけクレジットカードを使うようにして、盗まれたら即座にカードブロックができるように、カード会社の電話番号はメモしておきましょう。
イタリアの治安は悪い？夜の1人歩きや注意事項【7】テロや犯罪に注意
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テロに関しては、他のヨーロッパ諸国と比べると、イタリアは安全な国といえます。観光客を巻き込むような重犯罪もほとんどないといえます。ただ、スリなどに代表される軽犯罪はあちこちで頻繁に起きています。テロや重犯罪は起きないからと安心しきって、手荷物の管理を怠ったり、現金や財布を見せびらかすような行為をしていると、カモにされるので気をつけましょう。
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外務省海外安全ホームページによると、1980年前後はテロ組織が事件を引き起こし、また1990年代にはマフィアによるテロ活動が活発でしたが、現在では日本人を巻き込むような過激テロ事件は発生していません。また、日本人をターゲットとした誘拐事件も確認されていません。ですが、標的になるような行動やテロの被害に遭わないように、状況に応じて安全対策を心がけましょう。
イタリアの治安は悪い？夜の1人歩きや注意事項【8】夜の1人歩きに注意
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イタリアにはキュートで素敵な小道が数多くあり、散策をするのも観光の楽しみのひとつです。ですが、人目のない暗い路地を1人で歩くのは安全とはいえないので、極力避けた方がよいでしょう。スマホやマップを利用して、自分の位置を常に確認しながら散策を楽しむようにしましょう。
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夜の外出は、都市によって平気なところもあります。ですが、あくまでも日本ではなくイタリア（海外）です。何かあってからでは遅いので、よほどの急用がない限り、夜道を1人で歩くのは避けた方が無難です。特に女性の1人歩きは危険と考え、出歩くのは控えましょう。
イタリアの治安は悪い？夜の1人歩きや注意事項【9】花やチケットの行商人に注意
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イタリアには観光地がたくさんあります。そのため、さまざまな場所で行商人が物を売ろうとしてきます。レストランや街角で花やチケットを売ってくる行商人がいますが、必要がなければきちんとノーといいましょう。日本人はノーといいにくい人種でもあり強要されることが多いので、気をつけましょう。
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街角では、用紙にサインなど署名を求められることもありますが、ノーとはっきり断るか無視をする方がよいでしょう。むやみにサインをするのはやめた方が賢明です。チケットに関しても、本当に使用可能か分からないものが多いため、公式よりも安価に思えてもきちんとした場所で購入した方がトラブルになりません。
イタリアの治安は悪い？夜の1人歩きや注意事項【10】電圧とコンセントに注意
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海外旅行に行く時に、スマホやデジカメを持参する日本人は多いでしょう。ですが、イタリアの電圧やプラグは日本のタイプと異なり、Cタイプといわれるものになります。日本製品を使用したり充電したりする場合には変換器が必要になるので、事前に日本で購入しておくようにしましょう。
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変換プラグの中には、さまざまな国に対応しているマルチ変換プラグも日本で販売されています。USBポートがついているものもあり、直接スマホを充電できる利点もあります。日本の電化製品をどうしてもイタリアで使いたい場合、変圧器が必要な製品かどうかを必ずチェックしておきましょう。
イタリアの治安は悪い？夜の1人歩きや注意事項【11】インターネット環境に注意
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イタリアなど海外旅行に行く時にスマホを使うのならば、ポケットWi-Fiをレンタルすると便利です。空港やホテル、ショッピングモールではフリーWi-Fiが使えるため、無料でインターネットを使用することが可能です。ですがそれ以外の場所、特に移動途中や街角ではインターネットに接続することが難しいのが現状です。
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事前にポケットWi-Fiをレンタルしておけば、スマホでマップを見ながら移動したり、調べものやSNSにアップロードすることも可能です。日本で事前にWi-Fiレンタルの手続きをしておけば、スムーズに借りることができるので検討しておきましょう。
イタリアの治安は悪い？夜の1人歩きや注意事項【12】タクシー運賃に注意
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イタリアの都市では、たくさんのタクシーが走っていますが、日本よりも運賃が遥かに高いため、タクシー利用者はビジネスマンか観光客に限られるのか現状です。料金は距離と時間の両方で計算されますが、計算方法はエリアによって異なります。
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イタリアでタクシーを利用する際の最善の方法は、乗車する前にドライバーに目的地までの料金を事前に確認しておくことです。また目的地に到着したら、必ずレシートを貰っておきましょう。タクシーは高額なので、もし節約旅行を心がけたいならば、バスや電車などの公共交通機関を利用するのがおすすめです。
イタリアの治安は悪い？夜の1人歩きや注意事項【13】公共交通機関に注意
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イタリアの電車は、日本の電車と比べ物にならないほど時間通りにきません。ただし新幹線のような高速鉄道は時間通りにくることが多いので例外です。高速鉄道以外のバスや電車、船や飛行機は時間通りにこないものと心がけ、タイトスケジュールでの旅程を組まない方がベターです。
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イタリアでは時々、電車や飛行機のストライキが現在もあります。時には丸々1日動かないという日もあります。ストライキはメディアによって1ヵ月前には公表されているので、インターネットなどを使って事前に情報を得ることは可能です。またホテルのスタッフなどに聞いておくのもよいでしょう。
イタリアの治安は悪い？夜の1人歩きや注意事項【14】治療費に注意
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海外旅行で心配なのは、現地で病気や怪我になった時の病院や治療についてですよね。渡航先によっては、海外旅行保険に加入していないと病院で治療が受けられなかったりする場合もありますが、イタリアではそういうことはありません。一般的な病院であれば、日本人観光客であってもローカルの人々と全く同じ治療を受けることができます。
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イタリアの病院で治療を受けることは可能ですが、治療費に関しては受けた治療によって金額が異なります。海外旅行保険に加入していなくても治療は受けられますが、かなりの高額になることが予測されますので注意が必要です。そのため渡航前に海外旅行保険に加入しておくか、海外旅行保険の付帯したクレジットカードを持参した方がよいでしょう。
イタリアの治安は悪い？夜の1人歩きや注意事項【15】チップに注意
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イタリアは、義務ではありませんが基本的には他のヨーロッパ諸国と同様、チップの習慣があります。ホテルを利用した時には、枕元に1ユーロを置いておく方がよいでしょう。またホテルマンにスーツケースを持ってもらうなどサービスを受けた場合には、荷物の数に合わせてチップを渡しましょう。基本的には荷物ひとつにつき、1ユーロです。
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ホテルだけではなく、タクシーやレストランを利用した時にもチップは渡しましょう。タクシーに乗車した時には、お釣り分をそのままチップとして渡すのがスマートです。またタクシーに乗せた荷物が多い場合には、別途チップを渡す必要があります。レストランを利用した時には、料金の1割ほどをチップとして上乗せしましょう。支払いがクレジットカードの場合も同様です。
イタリアの治安は悪い？夜の1人歩きや注意事項【16】トイレに注意
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イタリア人は自分の家の中のトイレは、とてもキレイにしています。ホテルのトイレも同じようにキレイです。ですが、公共のトイレになると話は異なります。日本の公共トイレとは比べ物にならないほど差があります。無料の公共トイレならば尚更です。
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イタリアでは、公共トイレでも1ユーロを支払って入ることができるトイレが存在します。その場合は、無料の公共トイレよりも遥かにキレイと考えておきましょう。それほど無料の公共トイレは酷いです。トイレットペーパーはほぼ付いていません。ティッシュペーパーと携帯用の抗菌ウェットティッシュは常に持ち歩いていた方がよいでしょう。
イタリアの治安は悪い？夜の1人歩きや注意事項【17】ショッピングのマナーに注意
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イタリアでは、日曜日はほとんどのお店がクローズしています。ローマやミラノのような大都市では、街の中心地や季節によっては日曜日にお店がオープンしていることがあるかもしれませんが、イレギュラーなことと認識しておきましょう。基本的には、日曜日はショッピングできないものと思っておいてください。
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お店に入る時には、まずお客である自分たちの方から店員さんに「ボンジョルノ（こんにちは）」と挨拶をするようにしましょう。無言で入店すると、不審者扱いされるので気をつけましょう。また展示されている商品などを勝手に触ることもマナー違反です。店員さんにひと声かけたあとで、商品に触れるようにしましょう。
イタリアの治安は悪い？夜の1人歩きや注意事項【18】レストランでの注意
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イタリアでレストランに入店した時には、必ず飲み物を注文するのがマナーです。アルコールやソフトドリンクだけではなく、お水も同様です。またお腹が空いていなかったり、付き添いでの入店であっても、1人1皿は注文するように心がけてください。
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レストランで会計をする時には、必ずレシートを確認するようにしましょう。定員さんも金額を間違えることがありますが、ぼったくりを意図しているレストランも残念ながら存在します。イタリアでは基本的にテーブル会計となっているので、レジはありません。
イタリアの治安は悪い？夜の1人歩きや注意事項【19】バーでの注意
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イタリアのバーは、日本でいうカフェや喫茶店のことをいいます。気軽に立ち寄って、軽食やコーヒーを満喫することができます。イタリアではバーは憩いの場になっているほど人々に親しまれている場所です。さまざまなバーがありますので、旅先の思い出としてぜひお気に入りのバーを探してみましょう。
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イタリアのバーでは、支払いは先にするシステムとなっています。入店したら、レジでオーダーをして会計をします。レシートを確認することを忘れないようにしましょう。その後、注文カウンターでレシートを見せて、オーダーしたものを再度伝えましょう。日本でも、スターバックスコーヒーをはじめとしたカフェでは、似たようなシステムになっていますね。
まとめ
引用: https://www.instagram.com/p/BvlgnSOF8BF/
いかがでしたか？ 今回はイタリアの治安は悪い？夜の1人歩きや注意事項についてご紹介しました。イタリアに旅行に行く際には、ぜひ参考にしてくださいね。
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