【聲の形】大人気漫画『聲の形』とは【あらすじ】
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『聲の形』は、原作:大今良時の描く漫画作品であり、最初の作品は『別冊少年マガジン』の2011年2月号にて読み切れで連載されました。またこの時の人気もありこの読み切りのリメイク版が『週刊少年マガジン』の2013年12号にて連載されました。『聲の形』の人気は、とどまることはなく、『週刊少年マガジン』の2013年36・37合併号~2014年51号まで週刊連載されました。現在では単行本が全7巻発売中です。
『聲の形』は、2人の男女の触れ合いを描いた作品で、物語は2人が小学校で出会う場面の回想から始まります。1人は、聴覚の障害を持っている「西宮硝子」という女の子で、彼女は聴覚障害により周りの同級生から嫌がらせを受けていました。もう一人は、「西宮硝子」のいじめの中心人物となっていた「石田将也」という男の子です。
彼は、このときのいじめが原因で周囲に切り捨てられ孤独な存在になってしまいます。作中では、「人と人が互いに気持ちを伝えることの難しさ」をテーマに物語が展開されていきます。
ちなみに本作のタイトルに使われている「聲(こえ)」という漢字は、旧字体であり現在では殆ど使われていません。それにもかかわらず、この「聲」という漢字を使った理由として、作者いわく「聲」には、「声と手と耳」という漢字が使われており、「気持ちを伝える方法は声だけじゃない」という意味合いを込めたかったからのようです。
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【聲の形】「オリジナル版」のあらすじ
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『聲の形』の「オリジナル版」は、『別冊少年マガジン』の2011年2月号にて読み切れで連載された全47Pの読み切り作品です。
本作は主人公である石田将也が6年生だったこのろ回想から始まります。彼の小学校に在籍する西宮硝子は、聴覚障害のため度々授業を中断させていました。このことから、彼女はクラスでは浮いた存在になっており、好奇心旺盛な性格だった将也は、硝子を執拗にいじめ始めます。
しかし、彼の行き過ぎたいじめは、逆にクラスメイトの反感を買う結果となり、将也は、クラスメイトからの新たないじめの標的になってしまいます。
その後、硝子は将也の学校を転校してしまいますが、将也を蔑ろにしていたクラスメイトは、何事もなかったかのように将也と接してきました。この恐ろしいほど異常な事態を体験した将也は、人間の手のひら返しの恐ろしさを痛感し、硝子のために動くことを決意します。
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【聲の形】「リメイク版」のあらすじ
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『聲の形』の「オリジナル版」は、『週刊少年マガジン』の2013年12号にて連載された全61Pの読み切り作品です。「リメイク版」は、基本的なストーリーは「オリジナル版」とかわらないものの、細かな部分でストーリーが追加されています。
物語は、硝子が将也のクラスに転校してくる場面から始まります。彼女は聴覚の障害を患っており、クラスメイトと話すにもノートで筆談する必要がありました。硝子は聴覚障害というハンデを背負いながらもクラスメイトと仲良くしようと試みますが、同級生には彼女の存在はストレスになっていました。彼女の存在が負担になったこともあり合唱コンクールの入賞を逃したのをきっかけに、硝子へのいじめが始まりました。
硝子へのいじめは、次第に大きくなりついに校長同伴による学級会が行われるようになりました。そこで、学級担任だった竹中は、いじめの中心になっていたのは将也であったと言及しました。この言葉を皮切りに、硝子を将也とともにいじめていたクラスメイトたちも、将也のせいだと主張しだしました。その結果、将也にすべての罪がなすりつけられ、今度は、将也がいじめの対象になってしまいます。
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【聲の形】「リメイク版」のその後の展開
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硝子のいじめの件で逆にいじめの対象になった将也ですが、そんな彼に硝子だけは、優しく接してくれていました。しかし、彼女の優しさは、将也の傷をえぐるだけで、将也は硝子と取っ組み合いの喧嘩をしてしまい、その後、硝子は転校します。
結局、クラスメイトによる将也に対する嫌がらせは、卒業まで収まることはなく続きました。将也は卒業式の日に、嫌がらせにより落書きされた将也の机を拭いていました。そのとき、ふと自分がいじめていた硝子がいつも落書きされた机を拭いていたことを思い出します。
そして、その机が自分のものだったことにも気づきます。硝子が誰よりも早く学校に来て将也に気付かれないように将也の机を綺麗にしていた事に気づいた彼は、硝子の優しさに対する自己嫌悪に涙を流します。そして、彼は硝子のために行動することを決意します。
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【聲の形】「週刊連載版」のあらすじ
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「週刊連載版」は、『週刊少年マガジン』の2013年36・37合併号から2014年51号まで週刊連載され、単行本が全7巻発売されています。硝子と将也の小学校時のエピソードについては、「オリジナル版」や「リメイク版」とほとんど同じながら、週刊連載版ならではの細かい描写までされています。
物語は主人公の高校生、石田将也が、小学校時代に自身がいじめていた少女、西宮硝子の行方をずっと探しているという背景から始まります。そして彼は、ある手話サークルにて、ずっと探していた硝子と再会を果たすことになります。しかし、このときはあまりの衝撃に硝子がすぐに逃げてしまいます。
この後、2人の出会いについて小学校時代の回想に入ります(「オリジナル版」および「リメイク版」に記載していますので、本項では割愛)。
再び再会した、将也と硝子ですが、小学校時代におこなったいじめの件に対して、将也は硝子に対して謝罪をします。そして将也はあらためて友達になってほしいと告げます。硝子も将也の気持ちに対して答えますが、そこに硝子の母親がやってきて、小学校時代に硝子をいじめていた将也を突き放してしまいます。しかしながら、硝子自身は将也と仲良くしたいという気持ちはあり、2人の新たな日々が始まることになります。
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【聲の形】『聲の形』の舞台となったモデル【あらすじ】
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『聲の形』の舞台となっている街は、作中では実在しない地名などが使われていますが、この漫画に使われいる風景は「岐阜県大垣市」のふううけいである物が多く、この街が作品の舞台のモデルになったと考えられます。岐阜県大垣市は、古くから経済・文化の交流点として栄えてきた街です。そのため大垣城をはじめとし、各地で観光名所の多い街です。
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【聲の形】アニメ映画と原作漫画の違い【あらすじ】
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2016年9月17日に公開された、『映画 聲の形』は、原作の漫画のストーリーをアニメ作品として描いたもので、第40回日本アカデミー賞優秀アニメーション作品賞や第26回日本映画批評家大賞アニメーション部門作品賞などの名誉ある賞を複数受賞したことで有名になりました。しかし、原作漫画に比べると多少ボリュームが少なく、泣く泣くカットされた場面があります。
映画でカットされた場面は以下の場面です。
●将也と彼の友達である島田、広瀬と行う度胸試し
●将也、硝子以外のメインキャラクターのサイドストーリー
●文化祭後のストーリー(映画では文化祭でエンディングを迎える)
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【聲の形】石田将也の人物像【あらすじ】
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石田将也は、本作の主人公です。将也は、小学校時代はいわゆるガキ大将のような少年で、聴覚障害のある硝子に対して、嫌がらせを行っていました。彼は、退屈なことを嫌う性格で、そののため川に飛び込んだり、自分より強い相手と喧嘩するなど、やんちゃな性格です。しかし、硝子へのいじめが自分に降り掛かったことで、自分の軽率な行動を悔やむようになります。
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【聲の形】西宮硝子の人物像【あらすじ】
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西宮硝子は本作のヒロインです。彼女は先天性聴覚障害を持っており、他人と話すためにはノートで筆談する必要がありました。彼女はクラスに馴染もうと努力しますが、うまく行かず、いじめの対象になってしまいます。将也と再会するまではなるべく周囲とかかわらないように生活していたようですが、将也と再会したことで、彼女の生活は一変することになります。
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【聲の形】『聲の形』まとめ【あらすじ】
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この記事では、大人気漫画およびアニメである『聲の形』について、「オリジナル版」、「リメイク版」、「週刊連載版」のストーリー、登場人物をご紹介しました。
『聲の形』は、さまざまな人間関係が波乱を呼ぶ、とても現実味のある考えさせられる作品です。個性的なキャラクターたちが多く登場する『聲の形』をぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。
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