いじめについて生々しさやドロドロ具合まで含めて、見ごたえバツグンな聲の形。

原作の漫画はもちろん、アニメ映画化され反響を集めました。

ノベライズもされており、マルチな分野で人気を集めている作品です。

今回の記事では、この作品の「女性主人公」にあたる「西宮硝子（にしのみやしょうこ）」にフォーカスを当てていきます。

主人公でもあり、ヒロインでもある西宮硝子。

この記事では、難聴を抱える彼女の可愛さや将也と結婚したのか？という疑問点などに迫ります！

また、アニメ映画での声優情報についても併せてチェックしていきましょう。

西宮硝子の難聴によって、彼女自身の家族関係にも亀裂を入れることとなりました。父親やその親などからそういった子供を生んだということにより母親が強く責められます。それによって、離婚。

西宮硝子は、父親がいない環境で過ごすことになってしまいます。しかし、そんな父親の半面、母親は聴覚障害が持っていても西宮硝子を愛している様子を見ることができます。

このいじめは、見ていてなかなか心が抉られるような内容です。軽い気持ちでこの作品を読み始めた・見始めたという方には、少しショッキングな内容だといえるかもしれません。

そもそも、本作は第80回週刊少年マガジン新人漫画賞で入選を受賞している作品です。当初は新人賞の副賞として掲載予定でしたが、「聴覚障害を持っている少女へのいじめ」というセンシティブなテーマに起因してその掲載が見送られるほどに、かなり際どい部分に突っ込んでいる作品だといえます。

彼女の健気な笑顔には、なんとも表現しがたい儚さや切なさが詰まっているともいえるかもしれません。

早見沙織さんは1991年5月29日生まれの女性声優です。アイムエンタープライズに所属されていらっしゃいます。

2007年、「桃華月憚」の川壁桃花役でアニメデビューを果たされました。

歌唱力に定評があり、喋るマイナスイオンとまでいわれるほどに「癒し」ボイスが印象的な早見沙織さん。人気も高い声優ですが、聲の形の西宮硝子を演じたことに関して評価を受けている声を耳にします。

中には早見沙織さんではなければ西宮硝子をしっかりと演じることができないとあるほど、好評です。ぜひ気になった人はアニメ映画版の聲の形を見てみてください。

声優活動のみならずアーティスト活動も精力的に行っており、その歌唱力の高さを存分に発揮していらっしゃいます。

興味のある方や早見沙織さんの声が好きだという方は、ぜひアーティスト活動でリリースしている楽曲などもチェックしてみてください。

一番最後のシーンでは小学校の同窓会の扉を石田将也と手を繋ぎながら入る場面となっています。そのため、西宮硝子と石田将也が結婚したかどうかというのは分かりません。

しかし、絵の表現や手を伸ばす石田将也を見ていると結婚を思い浮かべさせられる部分もあると思います。明確には描かれておらず、断定はできないですが結婚している・していないにしろ、2人が幸せであることを願いましょう。

今回の記事では、聲の形に登場する西宮硝子や、石田将也と結婚したのかということなどについて注目してきました。

難聴でありながらも健気に、笑顔を見せ続ける彼女の姿、そしてそれを取り巻く周囲の人たち、石田将也の姿などは、読者や視聴者の心に深く刻み込まれることでしょう。

原作漫画・アニメ映画共に未チェックだという方は、ぜひ西宮硝子を中心に注目してみてください。

何か、心に届くものがある可能性が高いです。