「進撃の巨人」の物語の中盤で、ケニーアッカーマンはエレンやリヴァイと深く関わり、とても重要な役割を果たしました。エレンをはじめとした調査兵団と対立関係にありながら、進撃の巨人ファンの間でも人気の高いキャラクターである、ケニーアッカーマンのプロフィールについて紹介していきます。

ケニーアッカーマンは、身長190cm、体重120kgというとても大柄な体格です。誕生日は2月4日、中央第一憲兵団に所属しています。ケニーアッカーマンの憲兵団での役職は対人制圧部隊隊長で、観察力、統率力、戦闘能力に非常に優れています。また、ケニーアッカーマンはリヴァイの叔父にあたり、リヴァイの母親の兄という関係性です。

ケニーアッカーマンはスラム街の出身で「切り裂きケニー」という異名で恐れられていました。王家の血を引き始祖の巨人の伝承者であるウーリと出会い、憲兵団に入ってからは対人制圧部隊の隊長として活躍します。そして、エレンやリヴァイと出会った頃のケニーアッカーマンの生きる目的は、エレンの始祖の巨人の力を手に入れることになっていました。

ケニーアッカーマンは自分が巨人となりエレンを喰うことで始祖の巨人の力を得ようとします。しかし、ケニーアッカーマンは洞窟の崩落によって瀕死の怪我を負い、居合わせたリヴァイに巨人化の注射器を託して死亡しました。ケニーアッカーマンが活躍したシーンは少なかったものの、リヴァイの生い立ちを説明する上で欠かせない存在であり、巨人化の注射器という非常に重要なものを未来のために残しています。

「進撃の巨人」ケニーアッカーマンの声優は山路和弘が担当しています。ケニーアッカーマンは登場シーンこそ少ないものの、非常に重要な役割を果たしたキャラクターであったと言えます。リヴァイの叔父で、幼少の頃のリヴァイに生きる術を教えた人物であり、リヴァイやエレンとは複雑な関係性でした。担当声優である山路和弘は、作中でケニーアッカーマンというキャラクターを見事に表現しています。

「進撃の巨人」でケニーアッカーマン役を務めた山路和弘は、映画やドラマだけでなく声優としても幅広く活躍しているベテランの名俳優です。ここでは人気俳優・山路和弘の声優としての経歴やプロフィールについて紹介していきます。

山路和弘は1954年6月4日生まれの俳優です。もともと山路和弘は、演技力を高く評価されて映画、ドラマ、舞台、ミュージカルなど俳優として幅広く活躍していました。そして、1979年からは活動の場を広げ、声優としてアニメや映画の吹き替えなど多くの作品に出演しています。

映画の吹き替えでは、アクション俳優であるジェイソン・ステイサムの吹き替えをデビュー作以降の20年近くにわたり、担当しています。山路和弘の趣味は乗馬、特技にはダンス、トランペットの演奏です。

声優としても活躍をしている山路和弘は、2020年1月に声優の朴璐美と結婚したことを公式ページとブログで発表しています。朴璐美は「Twitterでも発表させて頂きましたが私、朴璐美は山路和弘さんと結婚いたしました」と報告し、山路和弘も「私事ですが、、この度、女優朴璐美さんと結婚したことをご報告させていただきます」と記しています。

声優・山路和弘の結婚相手は、進撃の巨人でハンジ役を務めた声優の朴璐美です。朴璐美は1972年生まれの人気声優で、人気の高いアニメ作品でも主人公の声を担当しました。人気声優の二人が結婚したことに驚いた人も多かったようです。二人の結婚報告については、朴璐美の誕生日に合わせて山路和弘、朴璐美それぞれのブログやツイッター、公式ページで発表されました。

山路和弘と朴璐美はそれぞれ初めての結婚であったことや、ケニーアッカーマン役とハンジ役の二人の結婚ということに対して、ツイッター上でも多くのファンから驚きと祝福のコメントが多数寄せられています。

声優・山路和弘の妻、朴璐美も非常に人気のあるベテラン声優です。朴璐美は、アニメ「鋼の錬金術師」のエドワード・エルリックの声を担当したことで、声優としてその名が広く知れ渡りました。他にも「NANA」の大崎ナナ役、「∀ガンダム」のロラン・セアック役など、人気声優として多数の作品に出演しています。

山路和弘は、進撃の巨人以外にも声優として多数の作品に出演しています。ここでは山路和弘が声優として担当した有名作品のをいくつか紹介していきます。

「ONE PIECE」は言わずと知れた少年ジャンプの大人気漫画です。声優・山路和弘はONE PIECEの中でセニョールピンクというキャラクターの声を担当しました。セニョールピンクはドン・キホーテ・ドフラミンゴを頭とするドン・キホーテ海賊団のメンバーで、おしゃぶりに前掛けという奇抜な格好が印象的なキャラクターです。

また、セニョールピンクはとても義理堅くてハードボイルドな性格の持ち主であり、まさに声優・山路和弘の渋い声質と演技がぴったりハマったキャラクターでした。ツイッターでも「イケおじ」「声がめちゃくちゃかっこいい」など高評価が多く、声優・山路和弘を世に広めた作品にもなっています。

「ONE PIECE FILM GOLD」は、原作者の尾田栄一郎が総合プロディーサーとして参加した映画です。新世界で冒険を続けていた麦わらの一味が、世界最大のエンターテイメントシティ「グラン・テゾーロ」で自在に金を操るゴルゴルの実の能力者「ギルド・テゾーロ」と対決する物語になっています。

声優・山路和弘は主要キャラクター「ギルド・テゾーロ」の声を担当しました。担当声優としてインタビューを受けた山路和弘は「テゾーロは全編を通してほぼ大声を出さなきゃいけないから、もう大変！」と語っており、渋い声のセニョールピンクとはまた違った魅力がありました。

「戦姫絶唱シンフォギアシリーズ」は、2012年から2019年にかけて5つのシリーズが放映されたアニメです。声優・山路和弘は、シンフォギアシリーズの中で「風鳴八紘」という人物の声を担当しています。戦姫絶唱シンフォギアは、女の子たちの歌と友情が世界を救う内容になっています。風鳴八紘はシンフォギア装者である風鳴翼の表向きの父で、シンフォギア装者を束ねる風鳴弦十郎の兄でもあります。

「戦姫絶唱シンフォギア」では、ノイズと呼ばれる人間を炭素に変えてしまう認定特異災害に、シンフォギア装者の女の子が立ち向かいます。声優・山路和弘が演じる風鳴八紘は日本の安全保障を影で支える内閣情報官という立場で、国民の安全を考え時に非常な手段を選ぶこともありました。声優・山路和弘に関する反響は、「ダンディ」「渋いおじさま」といった声が多く見られます。

「サイコパス」は、2012年から2019年にかけて放映された、日本のオリジナルアニメ作品です。声優・山路和弘は、「サイコパス」の中で雑賀譲二という人物の声を担当しました。「サイコパス」の舞台は人間の心理状態を数値化して計測する「シビュラシステム」によって管理された日本になっています。人々はシステムによって計測された数値を「サイコパス」と呼んでいました。

そして、システムによって管理された社会の中でも犯罪は発生し、犯罪を抑圧する警察組織である「公安局」のメンバーの葛藤、群像劇が描かれた作品になっています。声優・山路和弘が声を担当した雑賀譲二は、アニメ1期では臨床心理学の元教授、2期では公安局の分析官として登場します。1期では世捨て人を自称しており、声優・山路和弘はその雰囲気をうまく表現しています。

「進撃の巨人」でケニーアッカーマンを演じた声優・山路和弘の評判はとても良く、アニメファンの間でも絶好のハマり役だったという声が多く見られます。ここでは、ケニーアッカーマンを演じた声優・山路和弘のTwitterでの評判をいくつか紹介していきます。

こちらの方のコメントは、山路和弘の声優としてのテクニックについて賞賛されています。山路和弘の演技は、プロの声優目線で見ても一流の技となっているということでしょう。

こちらの方のコメントも、ケニーアッカーマンの声優は山路和弘を希望したいと、名指しで指名しています。ワイルドで狂気的な一面を持つケニーアッカーマンのイメージに山路和弘の演技が合わさったことで、作品により深みが増しました。

こちらのファンの方もコメントで声優・山路和弘を絶賛されています。ケニーアッカーマンというキャラクター自体が、声優・山路和弘を当て書きして作られたのではないかと言うほど適役だったという感想です。

「進撃の巨人」ファンの間ではケニーアッカーマンはとても人気のあるキャラクターで、その役を演じた声優・山路和弘に対しても総じて賞賛するコメントが多く見受けられます。ファンの感想からも、山路和弘の声優としての実力の高さをうかがい知ることができます。

「進撃の巨人」で、ケニーアッカーマンは登場期間こそ少なかったものの、読者や視聴者に大きな印象を与えたキャラクターでした。ちょい悪オヤジ風でも中身は熱く、最後まで友人だったウーリの見た景色を確かめようとしていました。声優・山路和弘はケニーアッカーマン役としてどハマりだったという評判が多くみられ、ファンからも絶大な支持を受けています。山路和弘の今後の声優活動にも期待しましょう。