引用: https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/71vZDW86PtL._SL1000_.jpg
まずは【アルスラーン戦記】について簡単にご紹介します。
引用: https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/51b0JnWVFAL.jpg
【アルスラーン戦記】は、【銀河英雄伝説】で知られる「田中芳樹」原作による大河ファンタジー小説。中世の中東を思わせる世界で、亡国の王子「アルスラーン」が仲間と共に国を取り戻し、世界を変革していく物語です。1986年に第1巻が発売され、2017年の第16巻を持って最後を迎えました。
引用: https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/51345FfO2%2BL._SY346_.jpg
【アルスラーン戦記】は、2013年に突如のコミカライズ。作画を担当するのは、【鋼の錬金術師】の「荒川弘」です。「田中芳樹」と「荒川弘」の強力タッグが話題を呼び、コミック版【アルスラーン戦記】は大ヒット。既刊8巻ですげに300万部を超えるベストセラーになっています。
引用: https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/817lJwvMQXL._SL1500_.jpg
【アルスラーン戦記】に登場する主要なキャラをご紹介します。
引用: https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/51345FfO2%2BL._SY346_.jpg
物語の主人公を務める王子。秀麗な容姿と温厚な性格の持ち主で、部下や仲間の信頼も厚い人物。その器の大きさから、多くの優秀な部下に恵まれやがて王となります。部下が優秀すぎるため忘れられがちですが、本人も「獅子狩人」の称号を持つ凄腕です。
引用: https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/51HfvmdbAmL.jpg
パルス国の万騎長を務める若者。真面目な見た目に反して、ユーモアを介する柔軟さも併せ持つ武人。アルスラーンとの親交は古く、そのため彼からもっとも信頼を寄せられる人物の1人です。
引用: https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/510bgwXzjsL.jpg
アルスラーンの政治と軍事面での師匠を務める才人。優し気な見た目に反して毒舌家で、地位や名誉よりも芸術を愛する変わり者です。
引用: https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/71pVMczuyoL.jpg
【アルスラーン戦記】「ファランギース」についての概要をご紹介します。
ファランギースは、ミスラ神を信仰する女神官(カーヒーナ)の1人。ミスラ神殿の寄進が、アルスラーンの出生の記念であったため、彼を守護すべく神殿より派遣されてきます。
原作・コミックともに、ファランギースは自他ともに認める絶世の美女。その美貌から作中で多くの男性のアプローチを受けています。現実世界でもその生きざまから人気が高く、多数のイラストやコスプレの元にされています。
イラストやコスプレで大人気の「ファランギース」。その人物像を見ていきましょう。
ファランギースは常に冷静沈着で感情を滅多に表に出してません。自身の美貌に関しては、女性には嫉妬を買い、男性には言い寄られるため、むしろうんざりしているきらいが見受けられます。意外にも面倒見は良く、アルスラーンをはじめ年少のものには姉のように接しています。
女神官でありながら、その戦闘能力は高め。とくに剣と弓の腕前はピカイチで、その実力はダリューンやギーヴにも匹敵するほど。ナルサスにもその実力は認められており、戦の先鋒や護衛に抜擢されています。
色恋に興味を示さないファランギースですが、実はかつて恋人がいたことが明らかにされます。名はイグリーラスと言い、優秀な神官でしたが、身分のために出世できないことに絶望し堕落、非業の最後を遂げました。後にファランギースは、蛇王側についたその弟と再開することになります。
引用: https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/61Ujv6kGmcL.jpg
美麗な見た目に反して、ファランギースは作中きっての大酒豪。作中では、呑み勝負を挑んできたギーヴやラジェンドラを返り討ちにしています。
ファランギースは、水晶の笛を奏でることで精霊を使役できる稀有な能力の持ち主。精霊の声を聞いたり、人の善悪を判断したりと用途もさまざまな。ただし、声は聞こえても、意味は理解できていないようです。
引用: https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/61iT5WPsAhL.jpg
コーエーテクモゲームスのビッグタイトル無双シリーズ。そのアルスラーン戦記版にあたる、【アルスラーン戦記×無双】に、ファランギースも参戦しています。弓を主武器に素早く動き回るキャラで、ただ敵を倒して回るだけの豪快なプレイとは一味違うトリッキーなプレイを楽しめるキャラに仕上がっています。
2017年7月6日に実装されたコラボイベントにて、レアリティプラチナのアーチャーとして実装。イラストのクオリティが高いうえ、ステータス・スキル共に最高レアリティのブラックにも匹敵するほどの強キャラ。現在、入手手段がないのが玉に瑕です。
「ファランギース」の劇中での歩みとその最後を簡単に見ていきましょう。
ファランギースがアルスラーン一行に加わったのは、第一次アトロパテネ会戦の惨敗後。アルスラーンを守護する目的で派遣されてきました。以後は、王都奪還までアルスラーンに付き従います。
アルスラーンの王都奪還後は、一旦、フゼスターン地方の神殿に戻っていたファランギース。しかし、すぐにアルスラーンに呼び戻され、巡検使と宮廷顧問官の要職に就任。オクサス地方で異変が起こった際には、アルフリードと共に調査に向かい、蛇王復活の兆候を目撃することになります。
数多くの同志が最後を迎えた中、蛇王戦後も生き残り、ギーブと共にエラムを補佐。しかし、後に隠棲し、最後は48歳で病没しました。
「ファランギース」の印象的なセリフをご紹介します。
世の反感を買いそうなセリフ。しかし、ファランギースが言うとイヤミに聞こえません。
飲み比べで、ギーヴとラジェンドラを返り討ちにした際のお言葉。まだまだ余裕そうなのが恐ろしいです。
引用: https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/71qPVyxI8nL._SL1200_.jpg
【アルスラーン戦記】でファランギースを演じた声優をご紹介します。
引用: https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/516sj0qiG5L.jpg
「坂本真綾」さんは1988年から活動している人気声優。澄んだ美しい声の持ち主で、主に純真な少年・少女役を演じています。【アルスラーン戦記】では、絶世の美女ファランギースを熱演。美しも芯の強い声は、まさにファランギースの印象にぴったりでした。
引用: https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/81El5EXvIvL._SL1500_.jpg
「坂本真綾」さんは、主に洋画の吹き替えで活躍していましたが、1996年にテレビアニメ【天空のエスカフローネ】の「神崎ひとみ」役を担当しブレイク。以後は【機動戦士ガンダムSEED DESTINY】の「ルナマリア・ホーク」や【桜蘭高校ホスト部】の「藤岡ハルヒ」、【Fate/Apocrypha】の「ジャンヌ・ダルク」などビッグタイトルに多く出演しています。
ファランギースは作中きっての美形でありながらそれを笠に着ることなく、また戦闘面でも頼りになるカッコいいキャラ。それでいて、酒豪だったり面倒見が良かったりと、親しみやすい一面もばっちり備えています。イラストレーターやコスプレイヤーに人気の理由が分かりますね。