コットンパックの効果
コットンパックは化粧水で存分に肌に吸い込ますことができ、肌を潤わします。肌のキメを整え潤わすことによりそのあとの美容液などを浸透しやすくしてくれます。浸透しやすくしてくれるということは、美容液の効果を最大限に発揮できるということです。それだけではなく、肌が乾燥していると肌トラブルやシミ・シワの原因にもなるので、肌にとって保湿はすごく大切です。肌トラブルの原因が肌の水分不足からきていいることもあるので、シミ・シワの予防や肌トラブルの改善にも効果的といえます。乾燥しやすい冬だけでなく、日焼け後の火照りや乾燥ケアにもオススメです。肌が潤うことで肌のバリア機能やターンオーバーの正常化してくれ、肌の透明感にも期待できます。
コットンパックのやり方
コットンパックのやり方としてまずは、名前のとおりコットンを使用して顔をパックをします。その時使うものは、コットン・化粧水・精製水です。できれば精製水がいいですが、水道水でも構いません。コットンもどんなものでも構いませんが、ドラックストアなどで売っている裂けるコットンや大き目サイズのコットンを使うと顔全体にのせやすくていいでしょう。
まずコットンに精製水をたっぷり染み込ませます。精製水を染み込ませたコットンを手でやさしく水分を絞ります。そのコットンに次は化粧水を染み込ませてください。化粧水を染み込ませたコットンを数枚に裂き、顔全体に隙間なくのせます。コットンパックのやり方としてはたったこれだけです。精製水を使用することで、化粧水の使用量が減りコストパフォーマンスもいいですが、化粧水の効果は半減します。ですのでコストを気にせず、化粧水の効果を最大限に出したい場合は、精製水を使用せずコットンに化粧水だけを染み込ませるやり方でもいいです。
コットンパックの効果を出すポイント
美肌のためにしているコットンパックですから、効果を期待しますよね。コットンパックの効果を最大限にだすポイントは、まず洗顔後やお風呂上がりにすぐパックをすることです。洗顔後やお風呂上がりは肌の水分が少ない状態なので、そのまま放置していると、乾燥が原因で皮脂が過剰に分泌したりしてしまい乾燥からの肌トラブルをまねくことになります。ですので、極力早くパックをすることが大切です。
化粧水を常温や人肌程度の温かさにして使うと効果的です。毛穴の引き締め効果で、化粧水を冷蔵庫に保存して冷やしている方もいると思いますが、コットンパックには化粧水は温かい方が肌に浸透しやすくなります。コットンからの水分の蒸発を防ぐためにラップに空気穴を開け、コットンパックの上からラップで保護するのもいいでしょう。
コットンパックの頻度
コットンパックの頻度は、毎日して大丈夫です。コットンパックは化粧水を存分に肌に浸透させるためなので、2日に1回の頻度や週1回の頻度ではなく、毎日した方が効果がありますし続けることが大切です。ですが、毎日コットンパックをすることも続けることも、正しい方法でパックすることが前提です。毎日していても効果がみられない場合や、美肌のためにしているのに肌トラブルが増えたなど、逆効果に感じている場合は、コットンパックのやり方が間違っているということです。効果がみられないと思っている方は、NGポイントを参考にしてみてください。
コットンパックのNGポイント
コットンパックは正しい方法ですると美肌効果がありますが、間違った方法ですると逆効果になったり、効果を実感できなくなってしまいます。美肌のためにしているパックで肌トラブルをまねかないように、NGポイントもしっかり確認しましょう。
コットンパックをしたまま放置しない
これ一番大切です!よくパックなんだから長時間している方がいいよね。パックしているから大丈夫だろうとかでパックしている間にあれしよう、これしようと放置をしている方いますよね。それはパックの効果を無くしています。むしろ逆効果です。コットンパックをしていてもコットンから水分は蒸発しています。コットンの水分が蒸発すると、今度はコットンが肌の水分を吸い込むようになるのです。せっかく潤わした肌から水分が奪われると意味がありませんよね。ですので、コットンパックは5分以上放置しないことです。5分間なら大丈夫というわけでなく、コットンが乾燥してきたらパックを外すようにしてください。
コットンパックだけでスキンケアを終わらせない
コットンパックをすることで肌が潤います。潤ったことでコットンパックだけでスキンケアを終わらすのは良くありません。コットンパックで充分の水分が肌に浸透していますが、そのまま放置やそれ以上のスキンケアをしなかった場合、また肌から水分は蒸発していきます。せっかく潤った肌がまた乾燥しカラカラになってしまうのです。ですのでコットンパックの後は潤いを無くさないように、上から乳液やクリームでしっかり蓋をしてください。そうすることで、コットンパックで潤った肌の水分の蒸発を防ぎ、乾燥から守ることができます。
肌に優しいコットンを使う
上記のコットンパックの仕方でコットンはどんなものでもいいと言いましたが、コットンの繊維が原因で効果を感じられなかったり、肌トラブルをまねいている場合もあります。できるだけ肌に優しいコットンを使用することをオススメします。ドラックストアでオーガニックのコットンなども販売されていますので、コットンを変えてみるのもいいでしょう。
低刺激の化粧水を使う
こちらも上記で普段使用している化粧水を使用していいと言いましたが、コットンパックの効果がみられない場合は化粧水の成分を確認してみてください。アルコールは乾燥の原因になるのでのアルコールが配合されている化粧水は避けてください。アルコール配合の化粧水以外にも、刺激の強い成分が入った化粧水もコットンパックには向いていません。その化粧水でコットンパックをすることで、普段の化粧水の使い方より肌が刺激を受けることになるからです。肌に優しい成分のシンプルな化粧水を使用するといいでしょう。
コットンパックに使うおすすめコットン
オーガニックコットンパフ。オーガニックなので使用感もよくコットンの繊維での肌トラブルを回避できるでしょう。
シルコットのうるうるコットン。2枚にはがせて少ない化粧水でコットンを潤すことができるようになっています。化粧水のコストパフォーマンスにいいですね。
コットンパックの発信源といってもいい佐伯チズさんが作ったSAEKI CHIZUのCHIZUBY。コットンパック専用に作られた大きいサイズのコットンで、保水力や肌触りにもこだわられているコットンです。
Cotton laboの5枚重ねのめくるコットン。大きめサイズで5枚にめくることができるのでコットンパックに最適です。1セットで5枚なので顔全体を隙間なくパックすることができます。
まとめ
コットンパックの基本や効果正しいやり方、NGポイントをお話ししました。コットンパックといってもやり方があり、正しい方法でないと効果が期待できないことをわかっていただけたでしょうか。パックとして販売されている商品より、コットンパックの方がコストパフォーマンスが良く、効果があるとなると嬉しいですよね。正しい方法でコットンパックをして、乾燥とさよならし潤いある肌を手に入れましょう。