節約するために便利な食材とは?
節約するなかで1番削れるのが食費だと思います。
ですが、安く食材が手に入ってもうまく活用しないと意味がありません。
私の場合、買ったその日に下ごしらえをして冷凍庫に入れたり、簡単に調理して置いておきます。
その下ごしらえも調理にも時間を掛けていては、電気・ガス代がもったいないです。
冷凍庫に入れたものもすぐに調理できる状態であれば、次使う時の時短にもなります。
また、節約メインではなく、栄養バランスも考えないといけません。
そこで、おすすめの食材と保存方法、レシピをご案内していきます。
今回ご紹介する食材を使えば1週間以上持ちますので、まとめ買いしていただけたらと思います。
1.節約食材おすすめ〜きのこ類〜
まずおすすめしたいのがきのこ類です。
きのこはその時の安いもので構いませんが、しいたけ、えのき、まいたけ、しめじがあればベストです!それらを手でちぎったり、一口大に切ります。そしてジッパー付き保存バッグに混ぜて入れてそのまま冷凍保存します。栄養素や風味が逃げてしまう為、水洗いはしません。汚れなどが気になる場合水で湿らせたキッチンペーパーで拭き取ります。
使う時はそこから適当に出せばきのこを何種類も使った料理になります。お味噌汁や炒め物など少し使いたい時に便利です。特に忙しい朝には役に立ちます。
もちろん種類ごとに分けて冷凍保存するのもおすすめですが、私自身ずぼらな性格な為、ミックスにした方が使いやすいのでまとめて冷凍しています。
きのこは冷凍すると長持ちするだけではなく、酵素の働きによって加熱後のうまみが増すと言われています。購入してすぐにメニューに入れても良いですが、冷凍も試してみてください。
2.節約食材おすすめ〜魚類〜
魚類は保存する前にきちんと処理をすることが重要です。
冷蔵も冷凍の場合もまず下処理を行います。魚はワタやえらから傷みが進むと言われていますので、下処理を行ってから保存しましょう。そしてクッキングペーパーで水気をふき取ります。冷蔵の場合クッキングペーパーで包んで保存するのも効果的です。
その後はラップに包んでジッパー付き保存バッグに入れ、できるだけ空気に触れない様密閉して保存します。
冷蔵も冷凍も先に下ごしらえができる物はしてから保存すると使う時便利です。切り身を味噌や醤油に漬けておくと味がしみると同時に生臭さもおさえられます。
最近では下処理をしてくれるお店もありますので、そこはプロにお任せしても良いかと思います。
冷凍保存ができるとは言え、1週間以内には使っていただければと思います。
3.節約食材おすすめ〜肉類〜
肉も魚と同様にすぐに使わない場合はラップに包み、ジッパー付き保存バッグに入れて保存することをおすすめします。同じ様に空気に触れない様密閉してください。
保存する際は購入したままではなく、薄くしたり小分けにしてください。冷凍の場合解凍もしやすくなりますし、使う時に便利です。
また、魚と同様に下ごしらえをして保存するとすぐに使う事ができるのでおすすめします。
冷凍すると細菌の繁殖や酸化を抑えることができるので1週間から1ヵ月ほど保存ができます。肉が安い時にまとめて購入して使うのも節約ポイントだと思います。
4.節約食材おすすめ〜ソーセージ、ベーコン〜
ソーセージやベーコンも冷凍保存して、使う時に出すと便利です。保存方法は魚と肉と同様です。ベーコーンは大きめにラップを切り、一枚引いてラップを巻く、その上にまた1枚乗せるを繰り返すと綺麗に一枚ずつ保存ができます。
先に切ってから保存するのも良いのですが、ソーセージの場合は冷凍されたものをそのままスープなどに入れて解凍したりすると時短になります。
ベーコンは冷凍されたままでも簡単に切れるので、冷凍のまま切って料理に使う事ができます。
私自身スープを作ることが多いので、どちらも常に冷凍庫に入れています。
ただ使うことが多くあるので1週間で確実に使いきってしまう食材ではあります。
5.節約食材おすすめ〜おから〜
私が初めて一人暮らしをして、これだ!と思ったのがおからでした。きっかけは急に原因不明の体調不良となり
病院へ行った際「鉄分不足」と診断されました。今まで実家に居て、そこから一人暮らしを始めると栄養バランスが悪く、鉄分が不足すると言われました。それ以来栄養バランスを考えたレシピを検索した時におからが出てきたのです。
値段も手頃に販売されていますし、1袋購入すればアレンジもきく万能アイテムだったので良く使いました。
また、おからは豆乳よりも栄養価が高く、カロリーダウンにもなりますので、女性には嬉しい食材だと思います。
6.節約食材おすすめ〜もやし〜
節約と言えばもやし!と言うイメージがあります。お値段がお手頃なのに1袋に多く入っていて、栄養素をふんだんに含まれたヘルシー食材です。
また、どの味付けにも馴染む万能性があり、かさ増しにもなるので1袋買うだけでも節約の大きな力になります。
簡単なレシピでは、もやしをレンジ加熱して塩昆布、ごま油で和えるだけで簡単和え物になります。
それ以外にもスープやナムル、野菜炒めなど万能ですので、ぜひ使ってみてください。
価格に大きく変動がないので、1週間のお買い物ごとに買っても良い食材だと思います。
7.節約食材おすすめ〜豆腐〜
豆腐は安くて調理しやすいアイテムで、良質なたんぱく質が豊富な栄養満点の食材です。
そのまま食べることもできますし、お味噌汁や炒め物にも最適です。合挽き肉と豆腐を合わせた豆腐ハンバーグを作るとヘルシーかつ節約にもなります。
また、ヘルシー志向な方へはもちもち豆腐ドーナツもおすすめです。
豆腐150g、薄力粉150g、砂糖30g、ベーキングパウダー小さじ1.5、卵1個、牛乳大さじ2用意します。
まず豆腐を裏ごしします。(絹豆腐なら潰すだけで)、材料を全てボウルに入れて混ぜます。混ぜた材料を絞り袋に入れてドーナツ型の5分目くらいまで入れます。
180度に余熱したオーブンで15分焼いたら完成です。
材料も少なく、簡単に作れるのでぜひお試しください。
8.節約食材おすすめ〜卵〜
卵はどの料理にも使えますし、万能食材ですが栄養価の高いスーパーフードとしても注目されています。
簡単レシピですが、材料は卵2個、豆腐1丁、砂糖大さじ1、しょうゆ大さじ2を用意します。豆腐をフライパンで崩しながら炒めます。イメージは煮詰める様にしてください。溶き卵を入れて更に炒めます。砂糖、醤油で味付けをすれは完成です。これをごはんの上に乗せれば丼ものに早変わりします。
9.節約食材おすすめ~乾物~
乾物は保存食ですので日持ちします。長期保存ができるだけでなくうま味や香り、栄養が増します。ですので安い時に買っておくことおすすめします。
切り干し大根や、干ししいたけ、高野豆腐、乾燥ひじき、寒天、きくらげなどがありますがどれも生よりも栄養価が増します。
最初にご紹介したきのこと高野豆腐を入れて味噌汁にしたり、切り干し大根とひじきを合わせた煮物にするのもおすすめのレシピです。また、サラダに合わせることもできますので、万能だと思います。
使い方次第でアレンジが効く乾物ですのでどれかストックしておくと良いかもしれません。
10.節約食材おすすめ〜食パン〜
食パンを購入する際、すぐにでも食べないとと思い、毎食ってことはありませんか?ですが、食パンも冷凍保存することができます。
魚、肉と同様にラップで1枚ずつ包み、ジッパー付き保存バッグで保存ができます。食べる際はそのままトースターで焼けばパンの水分が逃げることなく美味しく召し上がることができます。
一人暮らしで時間が無い時はパンの上にチーズやソーセージ、ベーコンを乗せて、焼き上がるまでの間に支度をすると言う事をよくしていました。
食パンも安い時に購入し、冷凍保存すれば時短にも繋がりますのでおすすめの食材です。
1週間乗り切る!節約レシピ
食材では主に保存か効くものをご紹介しました。保存ができれば安い時に買いに行く事ができるので結果として節約になります。野菜も下ごしらえをすれば冷凍保存も可能ですし、まとめ買いをしてうまくレシピを考えれば1週間以上は使うことができます。
特におからが万能だと思っています。ポテトサラダ風と、炒め物をご紹介します。
まず、おからサラダのレシピからご紹介します。おから1袋、シーチキン、花かつお3g、きゅうり1本、たまねぎ半個分、塩コショウ適量、醤油小さじ1、マヨネーズは味を見ながらお好みの量を入れます。
きゅうりとたまねぎは薄くスライスします。ボールにおからとスライスした野菜、シーチキンはオイルごと入れて、花かつお、塩コショウ、醤油を入れて混ぜ合わせます。全体が混ざったらマヨネーズを入れてしっとりしたらできあがりです。
これだけでもボリュームがありますし、おからを1袋ではなく、半分にしても良いと思います。
残りの半分はフライパンで炒って、ひじきと合えれば簡単炒め物になります。味付けは醤油のみです。醤油の量も大さじ1くらいか、お好みで変えてください。
まとめ
おすすめ食材をご紹介しましたが、材料費だけでなく、料理も手軽にできると時短になります。手軽にできて、節約にもならないと途中でやめてしまうことがあります。
そこも含めての節約と考えているので、ぜひ参考にしていただけたらと思います。
今回、冷凍保存のできる物を多くご紹介しましたが、どれもなるべく早目に使うことをおすすめします。長期間冷凍庫に入れておくとかえって食材を無駄にしてしまいます。
ですが、保存が効くと1週間以上使えるので買い物に何度も行く手間も省けますし、下ごしらえをすれば時短に繋がります。
今回ご紹介したレシピだけでなく、色々な料理に使えるものばかりですので、節約レシピを使って楽しく節約をしましょう!