ワセリンを使ったローションの多様性がすごい
これまでは皮膚科で処方される薬の成分などで、その名を目にすることが多かった印象のワセリン。今は潤いを閉じ込める成分として、多くの種類の化粧品やスキンケア商品で使用されています。
唇のケア用の少量タイプから、ボディケアに使う大容量のものまで、その容量も違いますが、そんなワセリンをローション代わりに顔にぬって、顔を保湿しても大丈夫なのでしょうか。
体に使うものだから、顔に使っても大丈夫そうな気がしますよね。とはいえ、顔の皮膚は敏感なので、いざ使うとなるとためらってしまうかも。全身の保湿に使っているけれど、顔はちょっと避けている…という人もいらっしゃるのではないでしょうか。
実際、顔に使う際の注意点などもあります。是非、この記事を最後まで読んで、購入や使用する際の参考にしてくださいね。
ワセリンのローションは顔にぬっていいの?
結論から言いますと、普通肌の人であれば、ワセリンを顔にぬっても大丈夫です。前述のように皮膚科で処方される薬の中にも含まれている成分ですし、今は技術の発達もあり、昔以上に不純物が取り除かれたワセリンが市場に出回っています。
乾燥肌や敏感肌の人も、ワセリンそのものが肌に優しいものなので、ぜひ一度試して欲しいですね。
ただし、単純にベタベタと顔に塗ればいいだけではありません。他のローションや化粧水などとは違う注意点がありますので、気をつけるべきポイントを押さえましょう。
注意点①:日光に当てない
ワセリンは紫外線との相性が悪く、市販されているローションとも違いますのでUVカット機能もありません。場合によっては油焼けを起こして、顔にシミなどが出来てしまう可能性もあります。
そのため、ワセリンを顔に使うのは夜間ケアの時にしておきましょう。これからの時期は特に紫外線が強くなりますので、うっかりワセリンを塗った顔で外出しないように気をつけてくださいね。
注意点②:しっかり落とす
顔にぬったワセリンは、朝には洗顔料などを使ってしっかり洗い流しましょう。紫外線とのこともありますし、ワセリン自体が油なのでベタベタしています。水洗いだけでは洗い流せないので、洗い残しがないようにしっかり洗顔しましょう。
また、ベタついていることで、ホコリ等が吸着している可能性もあります。ゴミが顔についている状態は決して良いことではありませんので、しっかり洗う習慣をつけましょう。
注意点③:量を使いすぎない
ワセリンは他のローションと違い、少量を手の温度を利用して伸ばすことで、最適な状態になります。
コツは、両手をこすり合わせるようにして、ワセリンを手のひら全体に馴染ませること。ここで量が多いと思ったら、ティッシュで拭き取って調節しましょう。
沢山ぬった方がいいと思って大量に出してしまうと、顔がベタベタで逆に不快になってしまうかも。顔全体に使うとすれば、米粒1~2粒程度で十分です。少量からためしてみてくださいね。
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ワセリンは顔をケアするローションとして活用しよう
市販されているワセリンは、その前にぬった化粧水や乳液の効果を定着させるためのものです。市販されている美容目的のローションとは違い、ワセリンそのものに、肌を再生する力はないと考えた方がいいでしょう。
ワセリンをぬっておくことで、乾燥肌の症状が軽減されたり、敏感肌の人の肌を守ってくれたりする効果が期待出来ます。他の種類のローションや乳液などと組み合わせ、縁の下の力持ちとしてワセリンを活用しましょう。
顔に使うワセリンのローションとしておすすめのアイテムは?
顔に使うワセリンは、「ヴァセリン」などの純度の高い白色ワセリンがオススメです。今は不純物もほとんど生成されているので大丈夫だと思いますが、不安な人は「プロペト」や「サンホワイト」を使用しましょう。
ワセリンを使っていることで肌に赤みやかゆみが出た場合は、鉱物油そのものが肌に合わなかったり、吸着したホコリが関係している可能性もあります。肌の表面を清潔に保っても症状の改善がみられなかった場合は、使用そのものを休止してみてくださいね。
では、上記の内容を踏まえて、顔への使用にオススメのワセリンをご紹介しましょう。
顔へのローションとしてオススメのワセリン①:ヴァセリン
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ワセリンと聞いて真っ先にヴァセリンを思い浮かべた人も多いのではないでしょうか。アメリカ生まれのヴァセリンは、今や世界中に愛好者がいるトップブランドの一つです。
ヴァセリンは商品の種類も豊富で、持ち運びに便利な唇用の「ヴァセリン リップ ロージーリップス」や、ハンドクリームの「ハンド&フィンガー」など、各パーツに特化した商品も展開していますよ。これだけ種類豊富だと、全身をヴァセリンの商品で守りたくなりますね。
この記事で写真を掲載しているのは、なんと350gを超える容量のもの。これだけの量があれば、顔のみならず全身へのケアで毎日使うことが出来ますね。
ヴァセリン ペトロリュームジェリー(大)368g [並行輸入品]
価格
¥ 718
また、同じヴァセリンの「アドバンスドリペア ボディローション」も、トータルで使えるボディローションとして人気です。
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無香料/無着色ということで、子どもと一緒に使っている人も多いですね。家族全員で使っても早々になくならないコストパフォーマンスの良さも、大きな魅力の一つです。
ヴァセリン アドバンスドリペア ボディローション 600ml[並行輸入品]
価格
¥ 1,172
海外の商品ということもあり、日本人の肌に合うのか不安な人も多いかと思いますが、アマゾンのレビューを見ると、多くの人が概ね満足している様子が伝わってきます。
成分そのものは国内で販売されている白色ワセリンと遜色ないかと思いますので、色々な種類の商品を試したけれど肌が変わらない、違いが分からないという人は、一度試してみて欲しいですね。
顔へのローションとしてオススメのワセリン②:ワセリンHGチューブ
引用: https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/612MsaGEWRL._SL1200_.jpg
塗る時にも量を調節しやすい、チューブタイプのワセリンです。
皮膚の保護用として作られており、酸処理を伴わない精製方法を用いているので、肌への刺激を最低限度にとどめています。敏感肌や乾燥肌の人には特におすすめです。
無香料・無着色で、保存料も一切使用していません。子どもから大人まで、安心して使うことが出来ますね。
ワセリンHGチューブ100G
価格
¥ 872
また、全身で使うために容量が多い種類の商品を探している人には、コチラがオススメです。
引用: https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/91Pv5PzBCPL._SL1500_.jpg
なんとびっくり500gという大容量。通常の白色ワセリンよりも更に高純度のワセリンとして、多くの人の肌を守っています。
大容量のものを買って、別途小さなケースに入れて持ち運んでいる人もいますよ。肌質にあえば、顔を含めた全身ケアも検討してみてくださいね。
【敏感肌の方に最適!】皮膚保護 ワセリンHG 徳用500g
価格
¥ 1,980
顔へのローションとしてオススメのワセリン③:サンホワイト
引用: https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/61HEBCnbdjL._SL1500_.jpg
白色ワセリンから更に不純物を取り除いたもの。皮膚の乾燥を防ぎ、低刺激性なので、赤ちゃんにも安心して使うことが出来ます。子どものために買ったら、自分も使っていた…というお母さんも多いんですよ。
また、花粉症の予防に鼻の下に塗っている人も多いため、チューブタイプなので少量でも取りやすいのが嬉しいですね。
サンホワイト 50g
価格
¥ 1,180
ワセリンをローションにして肌を守ろう
ワセリンを顔にぬることは、私達が考えているよりもずっと肌に優しいことが分かります。今は国内外問わず色々な種類の商品が販売されていますので、個々に違いはあれど、一度試してみて欲しいですね。
守るべき注意事項を守って、夏に向けたスベスベ素肌を手に入れましょう!!