夏におすすめの和菓子が知りたい！
暑い季節の和菓子には、涼しげなものを選びたいものです。また、おすすめの夏の和菓子が購入できるお店を知っておけば、手土産選びに困ることもありません。さらに気軽に夏の和菓子が食べたい時には、自作することも良いでしょう。今回は、夏におすすめの和菓子の種類やその基本的なレシピ、お土産におすすめな和菓子が購入できる店舗やランキングについてご紹介していきます。
涼しげな和菓子で、夏をクールダウンしてみてはいかがでしょうか。素敵なお土産や手作り和菓子を取り入れて、夏を彩る参考にしてみてください。
【夏におすすめの和菓子】水羊羹
夏におすすめの和菓子の種類まず一つ目は、水羊羹です。水羊羹はとても伝統的かつよく知られた和菓子ですが、味付けや装飾次第で大きく印象が異なる和菓子と言えます。ツルリとした食感は暑い夏でも食べやすく、冷やせばより美味しさがアップするのも水羊羹の魅力といえます。
夏になると様々な和菓子店舗が、涼しげな装飾を施した夏限定の水羊羹を発売します。金魚の飾りを内側に閉じ込めた水羊羹や、涼しげな水の流れを感じさせる青みがかった水羊羹など、様々な美しい商品があります。これらの水羊羹をお土産に選べば、喜ばれること間違いありません。
また、水羊羹は意外にも手作りするのが難しくないということをご存知ですか。水羊羹のレシピを覚えて、お子様の夏休みのおやつにしてみるのもとてもおすすめです。
【夏におすすめの和菓子】水羊羹のレシピ
水羊羹の基本的なレシピをご紹介します。ぜひ手作り水羊羹に挑戦してみてください。こちらの材料の配合は、様々なレシピアプリで「水羊羹レシピランキング」上位に選ばれているレシピと同じものです。美味しく作ることができるバランスのとれた配合と言えるでしょう。
準備するものは、粉末寒天4ｇ、こしあん200〜300g、水500〜550ccです。水羊羹はこの3つの材料を揃えれば簡単に作ることができます。
【１】水に粉末寒天を入れ、沸騰させます。みずみずしいタイプが好きな方は、水550ccで作ることをおすすめします。
【２】沸騰したら、あんこを入れておたまなどでかき回してあんこを溶かしていきます。
【３】あんこが完全に溶けてさらに沸騰したら、火を止めて型に流し込んでいきます。
【４】粗熱が取れるまで、スプーンでゆっくりとかき混ぜてください。この作業をすることで、固まった時に分離するのを避けることができます。
【５】冷蔵庫で冷やせば、手作り水羊羹の完成です。
【夏におすすめの和菓子水羊羹をお土産に選ぶなら】とらや
次は、お土産におすすめな水羊羹が購入できる店舗についてご紹介していきます。
まず一つののおすすめ店舗はとらやです。とらやは高級和菓子店として多くの人に愛されている和菓子ブランドです。有名店和菓子ランキングなどに度々選出されるブランドですから、ご存知の方も多いでしょう。直営店だけでなく、百貨店などでも購入することが可能なので、思い立った時に買いに行きやすいというメリットのあるお店と言えます。
とらやで扱っている水羊羹のラインナップには、こしあん、小倉、抹茶、黒砂糖の4種類があります。しっかりとした食感とともに、コクのある甘みが口に広がる人気商品の一つです。水羊羹は期間限定で販売されており、例年4月中頃から8月下旬に販売されます。日持ちが１２０日と長いので、いくつかの味の詰め合わせをお土産に選んで夏中に楽しんでもらうのも良いでしょう。
引用: https://toraya-prd.s3.amazonaws.com/__/_products/toraya/item/1_108_1.jpg?_=1526632118
さらにとらやでは、季節に合わせて限定の商品が2ヶ月程度おきに発売されているのをご存知でしょうか。2016年の夏には雲と青空をかたどった羊羹が人気を博し、2017年の夏には若葉蔭と名付けられた金魚を閉じ込めた和菓子が話題となりました。このような、夏限定の水羊羹をお土産に選ぶこともとても喜ばれるでしょう。しかし限定商品のため、とても人気が高く品薄状態が続くこともあるようです。限定羊羹を購入する時は、まずは在庫状況をお近くの店舗に確認することをおすすめします。
引用: https://toraya-prd.s3.amazonaws.com/__/_products/toraya/category/4_1.jpg?_=1526026498
【夏におすすめの和菓子水羊羹をお土産に選ぶなら】鶴屋吉信
水羊羹をお土産に選ぶなら、鶴屋吉信もおすすめと言えます。鶴屋吉信は京都や東京の直営店をはじめ、百貨店でも購入できる人気の和菓子店の一つです。和菓子のバリエーションがとても多く、水羊羹だけでなく様々な種類の和菓子を楽しむことができるのも鶴屋吉信の人気の秘密です。
羊羹は季節に合わせて発売される商品が分かれており、日本の四季を楽しむことができる美しい和菓子を購入することができます。夏は初夏の紫陽花をモチーフとした涼しげな水羊羹や、七夕の星空を思わせる装飾を施した水羊羹が発売されます。夏らしさをとても感じることができる美しい商品ですので、ぜひお近くの店舗で購入してみてはいかがでしょうか。
引用: http://www.tsuruyayoshinobu.jp/img/usr/category/cat_mv_pc12sum2.jpg
また、「涼涼」と名付けられた水羊羹のシリーズも販売されています。梅、こしあん、挽茶が目にも涼しく、夏の暑さを和らげてくれます。大切な人へのお中元にもおすすめの一品と言えるでしょう。
【夏におすすめの和菓子】わらび餅
夏におすすめの和菓子二つ目は、わらび餅です。わらび餅は昔ながらの定番商品ではありますが、今も高い人気を誇る和菓子の一つと言えるでしょう。夏限定でわらび餅を販売する和菓子屋も多く、涼やかな見た目からも夏らしさを感じることができます。
わらび餅は店舗によって形状や柔らかさも大きく異なるため、いくつかのお店のわらび餅を食べ比べてお気に入りの一品を見つけるのも良いでしょう。柔らかい食感が子供から大人まで楽しめるため、お土産にもとても喜ばれる商品と言えます。そして今からご紹介する店舗はランキングにも多々掲載されている店舗です。
【夏におすすめの和菓子レシピ】わらび餅の作り方
次はわらび餅の基本的なレシピをご紹介します。わらび餅は、簡単に作ることができるお菓子のランキングに度々選ばれるなど、手軽に作ることができる和菓子としてよく知られています。お子様の初めてのお菓子作りにわらび餅を選んでみてはいかがでしょうか。
まずは片栗粉50ｇ、砂糖30ｇ、水240ccを用意します。わらび餅に絡めるためのきな粉や黒蜜も用意しておきましょう。蜜を手作りする場合は黒糖60ｇ、水50ccを準備します。
【１】鍋に、片栗粉、砂糖、水を入れ、火にかける前にまずはしっかりと混ぜ合わせます。
【２】弱火にかけ、ヘラなどで混ぜ続けます。混ぜる作業が甘いとダマになったりムラができてしまいますので注意が必要です。
【３】透明になってきたら火を止めます。火を止めた後も1分程度は混ぜ合わせてください。
【４】スプーンを2本使って食べやすい大きさに丸め、氷水に落としていきます。わらび餅の完成です。
【黒蜜の作り方】黒糖と水を鍋にかけ、とろみが出てきたら火を止めてしっかりと冷まします。
とても簡単に手作りできることがお分かりいただけるでしょう。簡単な手作りお菓子ランキングに選ばれることにも納得できる手軽さなのです。さらに手軽なわらび餅粉もスーパーマーケットの製菓コーナーで見つけることができますので、ぜひ試してみてください。
【夏におすすめの和菓子わらび餅をお土産に選ぶなら】先斗町駿河屋
次は、わらび餅をお土産に選ぶ際におすすめな店舗についてご紹介していきます。
美味しいわらび餅が購入できるおすすめの店舗まず一つ目は先斗町駿河屋です。こちらは京都限定のお店ですが、高い人気を誇り、全国各地のファンから愛されています。京都の和菓子ランキングで雑誌などにも登場し、老舗らしい風格のある和菓子屋なのです。6個入り、８個入り、１０個入り、１５個入りとサイズのバリエーションが豊かで、少人数だけでなく大人数向けのお土産であっても対応可能です。一口サイズのわらび餅が食べやすく、柔らかな食感が癖になる一品なのです。
創業110年という伝統が、味の確かさを感じさせます。観光客だけでなく、地元の人からも支持されるおすすめの和菓子なのです。京都を訪れた際に、ぜひ購入してみてはいかがでしょうか。
【夏におすすめの和菓子わらび餅をお土産に選ぶなら】雅庵
東京中目黒にある和菓子屋である雅庵も、とてもおすすめと言えます。こちらは先斗町駿河屋とは対照的に平成16年開店と新しく、伝統的なわらび餅の中に革新的な味を感じることができる一品です。みずみずしさが素晴らしいと人気が高く、持ち上げると伸びるほどに絶妙な柔らかさは一度食べると病みつきになってしまう人も多いと言われています。
洗練された上品なパッケージも人気の秘密と言えます。東京でわらび餅をお探しであれば、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。
おわりに
夏の暑さを和らげてくれる和菓子の種類は他にも数多くあるでしょう。しかし夏におすすめな和菓子の種類を挙げるのであれば、水羊羹とわらび餅が二大人気と言えるのは間違いありません。
伝統と現代の味がマッチした素晴らしい和菓子で、夏を涼やかに過ごしてみてはいかがでしょうか。
