うれしい効果がたくさんのアロマ
人それぞれ好みはあると思いますが、いい香りのするものってなんだか癒されたり、気持ちのリフレッシュができ元気になったりすることがありますよね。石鹸の香りが好きだったり、シャンプーの香りが好きだったり、柑橘系のレモンやオレンジの香り、お花のフローラルな香りが好きだったりと世の中には、様々な香りがありますよね。
この『香り』、アロマにはただただいい香りであるだけでなくて私たち人間にとってもうれしい効果があるということが知られています。
そもそもアロマってよくわからない
アロマとは…
アロマとは、英語で表すと『Aroma』、直訳すると、芳香、香りを表しています。
植物の香りは、私たちの心や身体にさまざまに働きかけます。 アロマテラピーは、植物から抽出した香り成分である精油(エッセンシャルオイル)を使って、心身のトラブルを穏やかに回復し、健康や美容に役立てていく自然療法です。
アロマの資格も
アロマテラピー検定や、アロマセラピスト、アロマテラピーインストラクターなど、アロマテラピーの基礎知識や、アロマセラピストとして活躍できる能力を証明するための認定資格や検定なども有名です。
アロマのオイルって?
最近では、100円均一をはじめ、ドラッグストア、オーガニックブランドなどでもアロマオイルを販売しているところが増えてきて、目にする機会も多くなってきています。しかし、アロマのオイルには、エッセンシャルオイルやアロマオイル、精油、フレグランスオイルといったように様々な名称がついており、少しわかりにくいこともあるかもしれません。
エッセンシャルオイルと精油の違いは?
エッセンシャルオイルは精油とも呼ばれており、揮発性のオイルのことを指します。主にハーブなどの植物から成分が抽出されており、最近ではなんと300以上もの種類のエッセンシャルオイルがあるそうです。
また、エッセンシャルオイルはハーブなどを原料にした、100パーセント天然のものを指しています。エッセンシャルオイル=精油であり、英語表記か、日本語表記かの違いです。
エッセンシャルオイルとアロマオイルの違いは?
エッセンシャルオイルは100%天然のものを原料とした芳香オイルです。反対に、商品名に「エッセンシャル」や「精油」の記載がないアロマオイルは、100%天然のものを原料とせず、天然成分+合成の香料であったり、100%科学香料で作られているものもあります。
しかし、エッセンシャルオイルや精油と表記があるものに対し、その表記がないアロマオイルが悪いものというわけではなく、どちらもその香りを楽しむことはできます。エッセンシャルオイルは、キャリアオイルなどで希釈し、お肌に直接つけることも可能です。
アロマオイルは、身体に直接使用しても大丈夫という注意書きがなければ、そういった用途用には作られておりません。したがって、お肌へつけた場合は、肌荒れの原因になることもありますのでお気を付けください。
アロマオイルの効果はどんなものがある?
アロマオイルから得られる効果・効能には、安眠効果、集中力アップ、ストレス解消効果などがあります。また女性特有の悩みの月経痛や月経前症候群や、美容面では乾燥肌解消、シミ、シワやタルミにも効果を表すオイルも!さらに健康面では、食欲不振や鼻水、花粉症、頭痛、などにも効果があるといわれているようです。
アロマを使った商品ってどんなものがある?
アロマを使った商品には、マッサージなどに使用できるマッサージオイルや、アロマオイルを含んだボディソープ、フレグランス、アロマランプや、アロマディフューザーなどがあります。
アロマを楽しみたいと思ったらその用途や使用目的に合わせたものを購入するとよいかもしれませんね。
アロマの有名なものって?
ラベンダーのアロマが有名
数あるアロマの中でも、人気が高く、幅広い使い方があるのがラベンダーのアロマです。ラベンダーといえば、鮮やかな紫色と心地よい香りが魅力のハーブです。木本性ですが、草花として扱われることが多く、花壇の植え込みやコンテナ栽培などで楽しまれていますね。
この記事では、数あるアロマの中でもダントツ人気を誇る、ラベンダーのアロマオイルについての効果やその使い方注意点についてご紹介していきますね。
ラベンダーのアロマオイルの効果ってどんなもの?
【アロマ】ラベンダーの効果
ラベンダーの香りには、中枢神経系の活動を遅らせることで睡眠の質を改善し、より良い集中を促進し、脱毛症に悩まされている人々の髪の毛の再成長を促進する効果もあるそうです。またラベンダーの香りには、ストレスの軽減、消臭剤、抗うつ剤、などの治療特性があるそうです。ラベンダーは不安を解消する効果もあります。
【アロマ】ラベンダーのアロマオイル使い方は?
芳香浴などのバスタイムに
ラベンダーの香りにはリラックス効果や、ストレスの軽減効果があるといわれています。湯船に湯を張り、その中に、ラベンダーのエッセンシャルオイルを1滴ほど垂らし入浴することでいつものバスタイムをワンランクアップさせ芳香浴を楽しむといった使い方もおすすめです。
浴槽に湯を張っている中にエッセンシャルオイルを垂らすのですから、面倒な希釈も必要なくラベンダーの香りを十分に楽しめますよ。よりさっぱりと気分転換を行いたいときには、ラベンダーと相性のいいペパーミントのアロマオイルをブレンドするといった使い方もおすすめです。
マッサージオイルとして
ラベンダーの精油は、この鎮静作用で神経のバランスを整えてくれるので、アトピー・敏感肌の原因となるストレスやかゆみから起こるイライラなど、自律神経の乱れに効果的です。また、抗菌作用や抗炎症作用、癒傷作用、鎮痛作用などがあり、やけどの応急処置に用いる使い方も知られています。
キャリアオイルなどでラベンダーのエッセンシャルオイルを1%以下の濃度に希釈し、肩や首周りの凝り固まった筋肉へのマッサージを行ったり、太ももやふくらはぎなどのリンパマッサージに使用する使い方もおすすめです。ラベンダーの香りを十分に感じながらリラックスをしながら全身のマッサージができますよ。
アロマディフューザーでルームフレグランスに
ラベンダーの香りが好きな方は、ルームフレグランスとしての使い方もおすすめです。アロマディフューザーに、精製水等を入れエッセンシャルオイルを1滴たらし、ミスト状にしてお部屋に香りを拡散させます。部屋に入ったときなどに、ふんわりと香りを感じることができリラックスできるかもしれません。
ラベンダーと合わせて使える相性のいいアロマってある?
アロマオイルでも香りやリラックス時間を十分に楽しむことができますが、気分や体調にあわせて好きなオイルをブレンドして好きな香りを作って楽しむこともおすすめです。今回は、ダントツ人気のラベンダーと相性の良いおすすめのアロマオイルのブレンドをご紹介します。
ラベンダー×オレンジ
ラベンダーのフローラル系の香りとさっぱりとした柑橘系のオレンジの香りは、相性抜群。よりリラックス効果のあるおすすめのブレンドです。
ラベンダー×ユーカリ
フローラル系のラベンダーの香りと、ユーカリの樹木系の香りは、まるで森林浴を思い起こすような深みのあるブレンドでこちらも相性がよくおすすめです。また、ユーカリでなく、ローズウッドなどの樹木系と合わせても相性抜群です。
ラベンダー×ペパーミント
フローラル系の香りのラベンダーとペパーミントのさわやかな香り、意外なようですがこちらも香りの相性は◎。気分転換をしたいときにおすすめですよ
アロマの注意点ってある?
よい香りを楽しむことのできるアロマですが、お肌の弱い方や小さなお子様に使用する際は、注意が必要です。中でも、乳児には精油を直接使用しないで下さい。乳児は大人に比べて皮膚が敏感なため、肌荒れの原因になってしまうことも考えられます。
ペットにアロマはNG
ご家庭で犬や猫などのペットと共に生活をしている方には、アロマは禁忌です。犬や猫は人間に比べて嗅覚が大変発達しており、特に猫には、アロマの香り成分が毒として作用してしまうことがあります。犬や猫などを飼っているご家庭ではアロマオイルや、アロマキャンドル、アロマディフューザーは使用は控えてください。
妊娠中
アロマオイルには、リラックス効果などもありますが、妊娠中に使用するには大変注意が必要です。アロマの中には、「通経作用」といって、生理を促し、生理不順を改善する作用があります。少量月経や希発月経にも効果があるとされています。そのため、妊娠中のアロマは控えておくほうがよいでしょう。
おわりに
ラベンダーアロマオイルの香りの効果のご紹介をしましたがいかがでしたか? ぜひ、睡眠前や家庭でリラックスしたい時に使用してみて下さい。 また、アロマを使用する際は、注意点をしっかりと把握してから使用されてくださいね。