洗顔とは
洗顔は朝晩2回するという方は多いです。ただ、洗顔に洗顔料を必ず使う方、夜だけ使うとか、メイクをしないからお湯かぬるま湯しか使わないなど、そのスタイルはさまざまです。ではなぜ洗顔をするのでしょう?洗顔とは何かというと、お肌の代謝でいらなくなった余分な角質を取り除いたり、皮脂汚れやメイク汚れを落とすことで、お肌を清潔にして新陳代謝を正常に保つために必要なことなんです。
泡立てネットで洗顔するメリット
洗顔料で洗顔するなら、よく泡立てるというのはみなさんご存知のことでしょう。よく泡立てるとふんわりとした肌ざわりでとても癒されます。では、なぜ泡立てが必要なのでしょうか、みていきましょう。
泡立てない洗顔をすると
少し前までは手で泡を立てるのが一般的でしたが、うまく泡立てるのは難しいものです。泡なんて立てなくても汚れ落ちは一緒だわと、洗顔料を手のひらから直接お肌につけて洗顔する人がいます。洗顔料を顔に伸ばしてから泡立てると、手のひらや指の摩擦で角質を傷つけます。洗顔料は泡立てて濃度を薄くして使う前提で作られていますから、お肌には刺激が強く傷めて肌荒れになったり、シワやシミ、タルミになってしまいかねません。
クレンジングなしでも軽いメイク汚れなら落とせる
本来、石鹸は水と油両方と結びつく性質をもっています。水で泡立つことで、油性の皮脂やメイク汚れと結びついて包み込みますし、泡の水分で汗やほこりを洗い流すのです。泡が多ければ表面積が大きくなって、多くの汚れを包み込むことができますし、良く泡立てることで洗顔料の泡切れがよくなります。手での泡立ては1分以上かかりますが、泡立てネットを使うと数10秒で手軽にしっかりした泡ができますから活用しましょう。
洗顔に良い泡とは
泡立てネットで手軽に泡は立てられますが、どんな泡でもいいのではありませんね。さきほど紹介したような、メリットのある洗顔をするための泡とはどんな泡なのでしょうか。
洗顔には濃密で多量な泡
洗顔にいい泡とは、ひと言で言うと濃密な泡です。よく、洗顔料の節約になるから、少ない洗顔料で泡立てるために泡立てネットを使うという方がいますが、節約にはなりますが、汚れがよく落ちていないかもしれません。洗顔1回に必要な適量を、水分を足してよく泡立てキメの細かい弾力のある泡を作りましょう。めざすのはフワフワやモコモコより、モッチリして重い泡です。手とお肌に挟んで泡を転がして洗っていくイメージです。
洗顔の泡立てネット選び方のポイント
選び方のポイントですが、キメの細かい濃密な泡には、泡立てネットの目が細かい方がいいように思われがちです。泡には洗顔料と水分と空気が大切なので、目が細かい必要はありません。また、使いやすさでは泡立ちやすく泡が多く作れることです。また使った後に乾きやすいことが必要です。なぜなら、泡立てネットに細菌が繁殖すると、お肌のトラブルにつながります。そして毎日使うものですから、耐久性があることです。
泡立てネットで生クリームのような泡の作り方
引用: https://woman.excite.co.jp/article/love/rid_Howcollect_16942/
泡立てネットの使い方ですが、まず始めに必ず手を洗いましょう。汚れた手では泡が立ちにくくなりますし、汚れた泡で洗顔することになります。指にかけられるリングや結び目があれば、手のひらを上に向けて中指などにかけます。基本的な泡立てネットの使い方を動画でご紹介しておきましょう。ダイソーや無印などのネットでも、化粧品についているネットでも、また、形が変わっているネットでも基本の使い方は変わりません。
泡立てネットを濡らして適量の洗顔料は付け、石鹸はネットで包んで擦りつけます。もう片方の手で空気を入れながら、ネットを回転するように動かします。水を2~3回足しながら泡立てていきます。使い方のポイントは、細かい泡ができ上がったら泡立てネットから泡を絞りとり、再びネットに戻し、水は足さずに泡立て続けることです。これでモッチリした泡が立てられます。手のひらに乗せて逆さにしても落ちない重い泡にしましょう。
話題の泡立てネット/バルクオム・ザ・バブルネット
【バルクオム】バルクオム・ザ・バブルネットは、メンズコスメラインから出されている泡立てネットですが、4重構造の特大ネットで濃密な泡が作れるということで、女性からも支持されています。使い方は他の泡立てネットと同じですが、20回程の泡立てであっという間に濃密な泡ができると評判です。100円ショップの製品と比べるとかなり耐久性があり、毎日使っても1~2年もっていると口コミがあります。
無印良品の泡立てネット/洗顔用泡立てネット
【無印良品】無印良品の洗顔用泡立てネットは、キッチン用品で使われている素材を使った水切れの良い泡立てネットです。ダイソーやセリアと比較すると耐久性に優れているようですが、衛生上3~4ヶ月で買い替えをすすめています。ネットの両脇が開いているので糸で少し縫い留めて石鹸置きもかねる使い方をしている方もいます。コストパフォーマンスが良いので、洗顔用とシャンプー用など、洗う場所に分ける使い方もできます。
DHCの泡立てネット/泡立てネット
DHC泡立てネット
価格
¥ 348
【DHC】DHC泡立てネットは細かくクリーミィな泡作りのためにギャザー構造になっています。ダイソーなどの100円ショップのものよりしっかりした造りです。無印の泡立てネットより柔らかい使用感ですが、耐久性が高いと評判です。素材から製造まで全て国内生産です。リングがしっかりしていて泡を絞りとりやすく、使った後にも乾燥しやすくなっています。公式直販店では100円台で購入できますのでコスパもいいです。
小久保工業所石鹸ネット/ソープインホイッパー
小久保 石鹸ネット 石鹸を無駄なく最後まで使い切れる ソープインホイッパー 1個
価格
¥ 211
【小久保工業所】石鹸ネットのソープインホイッパーは、洗顔石鹸をネットの中に入れて泡立てます。大きく泡がたってきたら途中石鹸を取り出して、よりキメの細かい泡立てをおこないます。石鹸は小さくなると使い辛く、最後まで使わないうちにムダになることが多いですが、このネットですと最後まで使いきれます。石鹸はネットの中に収納できます。
ザ・ダイソー/ホイップ洗顔
【ザ・ダイソー】ホイップ洗顔はS、Lのサイズがありますが、良く見るタイプのオーソドックスな作りの泡立てネットです。網目が大きいのですが、キメの細かい泡はきちんとできます。大きさや使いやすさの点からコスパが良いです。
銀糸を使った泡立てネット/銀泡立て洗顔ネット
銀 泡立て 洗顔ネット
価格
¥ 448
【日本興業】銀泡立て洗顔ネットは抗菌・防臭機能がある純銀の糸が使われている泡立てネットです。顔には様々な菌がありますが、使用後の洗浄が十分でなかったり、乾燥しないうちに浴室や洗面所の雑菌も付いて、肌荒れやトラブルがおこりやすくなります。純銀の働きで清潔に使えます。泡立てネットには実際に銀の糸が見えます。
美肌になれる泡洗顔
泡立てネットでよい泡を作れたら、洗顔する時の洗い方や手の使い方、すすぎ方や拭き方をマスターすることで、肌はやわらかく潤いを保って、その後の化粧水や美容成分が効果的に働きます。動画を参考になさってみてください。
まとめ
様々な泡立てネットをご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?キメの細かい濃密な泡での洗顔は、美肌になるためには大切なことなんですね。泡立てネットに高額を出すのはもったいないから、ダイソーや無印ので十分と思われていたかも知れません。
すぐ壊れても衛生面で考えれば、2~3ヶ月で買い替えが良いので丁度いいといえます。高コストのものは、泡立てる時間や手肌への刺激、泡の量や耐久性があるので、コストパフォーマンスはいいともいえます。どれを使われても、旅行に行く時と普段使いと分けたり、乾燥するまでのローテーションとしてなど、複数個持たれることをおすすめします。良い泡で正しい洗顔をして、美肌を目ざしていきましょう。