大人だって浮き輪は必要
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浮き輪というと、泳げない人や子供のものという考えが頭をよぎるかもしれません。ですが大人だって浮き輪は使いますよね？流れるプールや波のプール、海水浴で波に任せて漂うなんて最高にリラックスできる水遊びの醍醐味。それに最近SNSで話題のナイトプール。丸い浮き輪以外にもマットタイプなどSNS映えすると話題になっていますが、とにかくあまり泳ぐことが目的でないナイトプールでは、折角のメイクが落ちてしまうのでSNS女子にとって浮き輪は必須アイテム。
正しいサイズの浮き輪を選ぶ
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水遊びにつきものの浮き輪、わざわざ買わなくても、レジャーランドのプールや、海の家では浮き輪の貸し出しなんてやっていますが、借りる時に自分のサイズに合わせた浮き輪を選んでいますか？それ以前に、浮き輪のサイズって考えたことがあるでしょうか？子供用だと、目立つように何歳用とか目安が書かれているので気にして購入すると思いますが、大人用ってあんまり考えたことないのでは？
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浮き輪だって洋服や靴と一緒で人それぞれに適したサイズがあります。決して、大は小を兼ねませんし、その逆も然り。サイズの合わない浮き輪は、思わぬ怪我や事故につながる危険があるということを、知っておいてください。
間違ったサイズの浮き輪は危険
間違ったサイズの浮き輪が思わぬ怪我や事故につながる、という例を挙げてみましょう。あなたもどれか一つくらい経験があるのではないでしょうか？
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高い岩場や川にかかる橋の上から浮き輪と一緒に水にダイブしたら、浮き輪が大きすぎてスポっと体だけが抜け落ちて勢いよく水没し、水中の岩場にぶつかって怪我をしてしまった。
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小さい浮き輪にキチキチにお尻を入れて浮かんでいたら、波でバランスをくずしてひっくり返ってしまった。さらにキチキチにはめ込んだお尻が膿浮き輪から抜けずに大量に海水を飲んでしまい、溺れるかと思った。大きい浮き輪にお尻をいれて浮かんでいたら、中途半場にお尻が沈んでくの字になってしまい抜け出せなくなった。
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等々、下手をすると水難事故につながるような危険な事例がかなり身近に沢山発生しているんです。怪我や水難事故など水の危険から身を守ってくれるはずの浮き輪で、逆に危険な目に遭うなんいうことは避けなければいけません。でも、逆のことを言えば、浮き輪のサイズの選び方さえ間違えなければ、怪我や溺れなどの事故を防げる、というわけです。水難事故のほとんどは当人の認識・判断の甘さなどから発生します。防げる事故は防ぐに越したことはありません。
正しい浮き輪のサイズの選び方
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では、正しい浮き輪のサイズってどうやって選べばよいのでしょうか？身長でしょうか？実は、浮き輪のサイズは身長ではありません。胸囲で選ぶのが正しい選び方です。
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上のサイズ早見表を見てみて下さい。大人用の一般的なサイズは100㎝と言われていますが、大人と一言でいっても、太めの人から細めの人まで体型はそれぞれ。次から小柄さんから大柄さんまでの具体的なサイズを見ていきましょう。
正しい浮き輪のサイズの選び方 小柄・細身な人
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胸囲が70㎝とかなり細身な人なら浮き輪のサイズは75㎝を選ぶことになるでしょう。この75㎝の浮き輪は浮き輪の内周が95～100㎝となります。(メーカーによってサイズに誤差があります。)男性ならヒップも小さいでしょうから、胸囲だけに合わせて浮き輪を選んでも大丈夫でしょう。ですが、女性の場合はヒップのサイズも多少気にした方が良いですよ。なぜなら浮き輪にお尻をいれてぷかぷか浮いたりする時に、お尻がしっかり安定して浮き輪に乗れていないと、先ほど紹介した事例のように怪我や事故につながるからです。
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上半身はちょっと貧相なのに下半身はたくましい、という悩みを持つ人なら、浮き輪のサイズは80㎝にしておいた方がよさそうです。80㎝の浮き輪の内周は105～110㎝となっています。その上、胸囲７８㎝の人向けの浮き輪のサイズは90㎝が目安になりますが、この90㎝の浮き輪の内周は110～115㎝。自称たくましい下半身さんは大きいサイズを選びがちですが、自分の本当のサイズで選んで下さいね。
正しい浮き輪のサイズの選び方 標準サイズ
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さて次に大人の標準・一般的といわれているサイズの100㎝についてです。浮き輪サイズが100㎝の場合、内周は130～135㎝となります。大人の一般的なサイズといえど、平均的なサイズの女性には少し大きすぎると言えます。
正しい浮き輪のサイズの選び方 大柄・太目な人
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大柄さん向けサイズに移りましょう。胸囲が85㎝の人の浮き輪サイズは120㎝。この120㎝サイズの内周は150～155㎝となっています。そして浮き輪の中では一番大きい130㎝サイズは内周が165～170mです。お店でビックサイズの浮き輪として取り扱われているのが120㎝ですので130㎝はかなり大きいサイズとなります。
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正しい浮き輪のサイズの選び方 大人二人で使っても大丈夫？
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たまに聞くのが、大人二人で一緒の浮き輪を使う時ってどのサイズなら大丈夫？という質問。お店でビックサイズとして売られている120㎝でも大人二人が入らないことはないかもしれませんが、二人に体のサイズにもよりますのでよくサイズを測ってから購入するか、二人で実店舗へ出向いてサンプルを確認してからにしましょう。どんなに二人でくっついていたいからって、内周に余裕がなくキチキチだと事故につながり危険です。
浮き輪のサイズで気を付ける事
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さて、自分の体にあった正しいサイズの浮き輪が見つかっても、施設によっては、浮き輪の利用制限を設けている場合があります。プール利用規約を具体的にご紹介していきましょう。
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浮輪遊具の持ち込みは直径100cm以下のものであれば可能です。遊具の種類（プラスチック製品や危険な遊具など）やお客様の混雑具合によってはご利用を控えていただくことがございます。
直径100㎝とは、浮き輪のサイズが100㎝ということです。つまり、この施設の場合はサイズが100㎝までの浮き輪の持ち込みが可能ということです。つまり少し大柄な人向けの120や130の浮き輪は持ち込めない、ということです。
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浮輪の持込みについて 以前は個人の浮輪の持込みを禁止していましたが、現在は下記条件内において持込みいただけます。 直径90cmまでの1人用浮輪 ※ドーナツ型のみ 【注意事項】 ・直径90cmを超える浮輪は持込みできません。 ・ボート（ベビーボートは持込み可）やビーチボール、乗り物、玩具類、フロート等の遊具は持込みできません。 ・浮輪の種類によっては、持込みを制限させていただく場合もあります。
この施設では、一般的な大人サイズと言われている100㎝も持ち込み禁止というわけです。
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この場合は浮き輪のサイズは100㎝以下なら持ち込みかと考えてよいでしょう。施設によって、100㎝以下、101㎝以下などとしか書かれていない施設があります。これは浮き輪の直径の事をいっているので、そのまま浮き輪のサイズに置き換えれば悩む必要はありません。
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まとめ
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屋外プールや海水浴って実はほんの１ヶ月なんですよね。サイズのあった正しい浮き輪を選んで事故の無いよう、思いっきり夏を満喫して下さいね。
