したくないし、されたくない!『嫉妬』
女友達や、彼氏、知人といった身近な人であったり、はたまた全くの他人が対象になってしまう嫉妬心。できることならしたくないし、されたくもないですよね。他人の芝生は青く見えるという言葉もありますが、人って自分よりも他人のほうが特段優れているように見えて、ついつい比べてしまいます。
自分以外の誰かに対して、いいなぁと憧れを持つことは良いことですが、その憧れが屈折してひねくれてしまい嫉妬心に変わってしまうとポジティブなものから一気にネガティブなものへなってしまいます。
そのネガティブなどんよりとした嫉妬心、自分の中でひっそりとメラメラと燃やしているだけならいいのですが、嫉妬心の感情は案外パワーが強いためネガティブな負のオーラとして現れてきてしまいます。
人は、どんなことに嫉妬してしまうの?
男性に多いのが地位や名誉に対する嫉妬と言われています
嫉妬の原因は様々ですが、特に男性に多いのが第三者である他人の地位や名誉に対して嫉妬の感情を抱いてしまう方が多いようです。例えば、同じ仕事を行っている同僚男性が、自分よりも上司との関係が優れていたり、自分よりも仕事が優れているように見えてしまったりすること等が挙げられます。
女性に多いのが容姿に対しての嫉妬
女性に多いのが容姿に対する嫉妬です。友達であったり、知人であったり、有名人や芸能人であったりの第三者まで、自分より優れている容姿を持っている方の粗探しをしてしまいその人のことをけなして悪く言うことで自分をより優位に見せると言ったような嫉妬の感情がよく見られます。
また、友達同士のはずなのに嫉妬の感情が湧いており、無意識のうちにそっけない対応をとってしまっていたり、友達に対してあからさまな嫉妬の感情をむき出しにして張り合ってくる方もいます。
嫉妬をしたくないのに、嫉妬してしまうのはなぜ?
友達であったり、知人であったりと嫉妬をしてしまうことは、生活をしていく上である意味しょうがないようなことです。しかし、出来ることならば、嫉妬なんて負の感情は持ちたくないですよね。なぜ、嫉妬をしたくないのに嫉妬をしてしまうのかその心理状態を説明していきますね。
一番は、自分に対して自信がないから
嫉妬をよく行ってしまう方や、束縛をしてしまう方は、自分に自信がないため、その自信をつけたいがために無意識のうちに、他人を下に見てしまい、他人が下であることを確信すると自分が優位に立てたと思い込み、自分のほうがまだ優れていると錯覚しています。
自分に自信のない方が、自分のほうが優れているという感情を持つことは矛盾しているような気がするかもしれませんが、自分に対する自信は他人と比べて図るものでもなく、自分自身で持つものなのです。
自信のある人は、嫉妬をしたくないからしていないのでなく、しないのです。
嫉妬をしたくないからではなく、嫉妬をしない方法を無意識に行っている人
嫉妬をしない方、あるいは嫉妬心が見えないような方は言ってしまえば他人に興味のない方が多いようです。他人に対して興味が無いということは、他人にどう思われていようと気にしないのです。
嫉妬心は、"物"に対する感情ではなく、人に対する感情です。自分に自信がある方は、他人と比べることをしていないため、嫉妬をしたくないと思って感情をコントロールしているわけではなく、無意識のうちに嫉妬をしてしまわないような方法をとっています。
自分に自信のある方は、いい意味で自己中の方が多いのかもしれません。しかしこの自己中である考えや方法はとてもよいことです。皆さん生活をしていく中の中心人物は、自分なのです。自分が過ごしやすいように、自分が楽しいようにと自分が中心のいい意味での自己中の対応や方法をとることは、自分が健やかに過ごしていくためにとても理にかなっている方法です。
嫉妬をしたくないときはどういう方法を取ればいいの?
簡単な方法は、他人と比べないこと
嫉妬をしたくない!とそう思っている時に取る方法ですごく簡単なことは、他人と比べないことです。しかし、生活をしていく上で私たちは多くの人と身近に過ごしています。ついつい、いろんな人と自分を比べてしまうことがあるかもしれません。
自分より優れている人や社会的にも優秀な方はやはり目立つ存在です。目立つ存在だからこそ、目についてしまうことも多々ありますが、そこでその目立つ優秀な方と自分を比べてしまうと嫉妬心が湧き上がりやすくなってしまいます。
人間関係を密に過ごしていきたいと思っている方も多いかもしれませんが、一つ言っておくと他人は、他人であり、自分ではありません。他人の感情や行動と自分を比べてみたところで他人はコントロールできないため他人と自分を比べる必要はありませんよ。
同じ仕事場の片思いの男性の周りにいる人に嫉妬したくない時に取る方法は?
片思いの男性の周りの人に嫉妬したくない場合のとるべき対応
例えば、仕事場が同じ、片思い中の好きな男性が、同じ仕事場の別の女性と仲良さそうに話していたりするとついついやきもちをやいてしまったり嫉妬してしまったりしますよね。片思い中の男性の身近な女性に嫉妬したくない場合は、無駄な妄想をやめることです。仕事場の好きな男性の身近な女性に嫉妬心を抱いてしまっているということは、自分の心の中で悪い方へ悪い方へと勝手に妄想を行ってしまっていることがほとんどです。
片思い中の男性と、その女性がどんな感情を持って接しているのかは、その当人たちにしかわからないものです。嫉妬心を抱いてしまい、"仲良さそうな態度で接していてムカつく!"と嫉妬心をむき出しにしてしまったところで、その当人たちにとっては寝耳に水です。
片思い中の男性とその身近な女性への勝手な悪い妄想を一人で繰り広げないことが一番です。同じ仕事場だったりすると、目に見えてしまうため、ついつい悪い方向へと考えがちになってしまい負の感情が湧き上がってしまいます。視界に入れないようにする方法がおすすめです。
恋人の男性の身近な女性に対して嫉妬したくない場合の取るべき対応
恋人の男性に対しても、片思い中の男性の身近な女性に対する嫉妬心と同じで、恋人と同じ仕事場の女性にやきもちをやいたり嫉妬をしてしまったりすることがあるかもしれません。恋人の浮気が心配で、「ついつい何を話したの?」と聞いてしまいたくなってしまうかもしれませんが、聞くことで情報量が増えるため悪い妄想に繋がりやすくなってしまいます。
また、恋人男性は、彼女からの軽いやきもちや嫉妬はある程度可愛いものだと受け入れてくれるようですが、重くなりすぎている嫉妬の感情を受け取ってしまうと、『自分は彼女に対してそんなに信用をされていないのか…』と逆にあなたに対しても不信感をつのらせてしまいます。
仕事場で恋人男性がどの様に過ごしているかどの様な対応をしているかををコントロールして把握しておきたい気持ちもわかりますが、あくまでも仕事場は仕事場です。恋人である男性を信用してあげることが重要です。恋人である男性がお付き合いしているのは彼女であるあなたですから自身を持って大きく広い心で対応しましょう。
友達や同性に対して嫉妬をしたくない場合の取るべき対応は?
自分を受け入れること
女友達に嫉妬してしまうこともよくあります。以前は気にならなかったようなことでも、環境が変わったり、友達との距離が少し離れてしまうと友情が嫉妬心に変わることだってあります。
友達が以前より素敵になっていたり、自分よりも良いものを身に着けていたりすると嫉妬心が湧き上がってしまうこともありますよね。そんなときは、先程も述べましたが、自分に自信をもつ方法が一番です。自分に自信を持つことは、自分を受け入れることです。
友達が素敵になっているのは、自分の見えないところでダイエットを行っていたりメイクを研究していたりするかもしれません。また友達が自分より良いものを身に着けているのは、自分の見えないところで仕事を一生懸命行ったりしたことで購入したのかもしれません。
『友達だったのになんで?』と負の感情を抱いて嫉妬心をむき出しにしたところで、その友達の努力は消えません。友達を羨んで妬む気持ちを持つぐらいならば、そのパワー友達に向けずを自分に向けて使うのが一番ですよ。
嫉妬をしないでいいように感情をコントロールしていきましょう
片思い中の男性であったり、友達であったりとついつい身近な人に抱いてしまいがちな嫉妬の感情ですが、やはり嫉妬する方もされる方も気持ちのいいものではありません。嫉妬をしたくない!と気づくことができたのならば、その感情の矛先をコントロールすることで、嫉妬心が軽くしたりすることができますよ。楽しく毎日を過ごせるようにコントロールしてがんばりましょう。