【パーマ】ドライヤーのコツは?長持ちするおすすめの乾かし方 パーマこそドライヤーで乾かそう
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パーマヘアにすると、ドライヤーをかけるとなんかカールがうまくでない、パーマで傷んだ髪をドライヤーの熱でさらに傷めるのがイヤ。ドライヤーの熱でパーマがとれちゃう。こんな理由から髪の毛を自然乾燥させている人が結構いるんです。
ドライヤーで乾かすと、本当にパーマはとれるのでしょうか?髪の傷みはさらにひどくなってしまうのでしょうか?
【パーマ】ドライヤーのコツは?長持ちするおすすめの乾かし方 ドライヤーで乾かした方がよい理由
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どうしてパーマでダメージを受けている髪の毛を、ドライヤーで乾かす必要があるのか?それはズバリ、髪の毛が傷むからです。
ドライヤーの熱が髪を傷める、というのは良く言われます。ですがだからといって髪の毛を濡れたままにしておくことの方が、ドライヤーの熱よりも傷むリスクが高くなるんです。
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髪にはキューティクルという壁があって、髪を守っていますよね?そのキューティクルは、濡れると開くという性質があります。ぴったり閉じていた方がよいキューティクルが開きっ放しになって良いわけがありません。ちょっとした摩擦など、キューティクルに守られていない髪はあっという間にボロボロになってしまいます。
また、髪が傷むということはパーマがとれてしまうということ。どういうことかというと、これはパーマをかける仕組みが関係します。
【パーマ】ドライヤーのコツは?長持ちするおすすめの乾かし方 ドライヤーで乾かした方がよい理由、パーマの仕組み
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どんなかけ方をするにしてもパーマの仕組みは同じなんです。髪の毛はタンパク質が結合してできています。パーマでは、このたんぱく質の結合を薬剤を使って切り離し、させたい形状でまたタンパク質同士をくっつける、ということを行っています。
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本来の髪の毛がストレートの人の場合、1-1、2-2、3-3とタンパク質どうしがまっすぐくっつきあっているんです。これを薬剤を使って1、1、2、2、3、3とバラバラにします。そしてロットで巻いた形で隣同士にいるタンパク質同士をくっつける、1-2、2-3、3-1このずれた結合がうねりとなってカールが実現する、という仕組みです。
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この最後のバラバラにしてくっつける作業に熱を使うか使わないが、パーマとデジタルパーマの違いというわけです。
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つまり、髪が傷んで髪の内部のタンパク質がスカスカになると、くっつきあっているはずのタンパク質が無くなり、カールどころどはなくなってしまうんですね。つまり、すでにパーマで傷んだ髪にそれ以上ダメージを与えずくっつきあっているタンパク質同士をそのままにさせておくことが、パーマ自体を長持ちさせることになります。
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ということで、パーマのかかっている髪こそ、ドライヤーを使って乾かしてそれ以上のダメージを与えないということが大事ということが分かってもらえたでしょうか?
そんなパーマには大きく分けて、熱を使わないコールドパーマ、いわゆる普通のパーマと熱を使うデジタルパーマの2種類があり、これがパーマをかける主流になっています。そこで、今から普通のパーマの乾かし方とデジタルパーマの乾かし方をお話していきましょう。
【パーマ】ドライヤーのコツは?長持ちするおすすめの乾かし方 普通のパーマ:夜編 ドライヤーをかける前に
まずは夜、お風呂から上がってからのパーマヘアの乾かし方です。用意するのは、もちろんタオルとドライヤー、それに洗い流さないトリートメント(アウトバストリートメント)、目の粗いクシかコームです。
タオルドライ
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まずはタオルで髪の水気を拭き取ります。タオルで髪をはさみ込んでポンポンと軽くたたくように水気をとります。決してタオルで挟んでこすり合わせるようなことはしないように。キューティクルが開いている状態の髪同士をこすり合わせるのは一番やってはいけない事ですよ。
目の粗いクシ・コームでとかす
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ドライヤーを使う前に髪の絡まりをほぐします。ですが、ブラシや目の細かいクシでとかすことはしないように。髪が濡れている状態で無理にひっぱったりすると髪の痛みとパーマがとれる原因となります。ただし髪の絡まりもそのままドライヤーを使えば髪が引っ張られたり無理な力が加わりますのでドライヤーの前に絡まりをほぐしておきます。
洗い流さないトリートメント(アウトバストリートメント)をつける
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夜はこれから寝るので、スタイリング剤ではなく、トリートメントをつけます。適量を手に取り、手のひらでのばしてから、髪の髪の真ん中から毛先を中心にトリートメントをつけます。この時も手のひらで髪をはさんでこすり合わせることはしないように。もういい加減しつこいですが、髪が傷んでしまいますよ。
【パーマ】ドライヤーのコツは?長持ちするおすすめの乾かし方 普通のパーマ:夜編 ドライヤーをかける
ドライヤーで根元を乾かす
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ドライヤーは弱風にし、髪の根元を乾かしていきます。強風にするとパーマが取れやすくなるので弱風にしましょう。ドライヤーを持っていない方の手で髪の根元を持ち上げるようにして頭皮に風が当たるようにするとよく乾きます。耳の後ろや襟足の辺りもしっかり乾かしましょう。
ドライヤーで毛先を乾かす
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根元が乾いたら毛先を乾かしていきますが、この時に指にくるくる髪を巻き付けるようなことはしない方がよいです。毛先を手のひらに載せ、持ち上げてカールの状態を保たせたままドライヤーをあてるのがカールが長持ちするコツ。
冷風で仕上げ
温風で乾かし終えたら仕上げにドライヤーの冷風を髪にあてて、温風で温まった髪を冷やしてあげましょう。もし、ドライヤーに冷風機能が付いていなければ絶対しないとダメという工程ではありませんので省いてもかまいません。ですが、冷風をあてることで髪のキューティクルが戻りやすくなると言われていますので、折角冷風機能がついているドライヤーを持っているなら活用しましょう。
【パーマ】ドライヤーのコツは?長持ちするおすすめの乾かし方 普通のパーマ:朝編
夜お風呂に入っても、出かける前にシャワーを浴びて髪の毛も洗ったうこともあります。そんな時は、夜用の手順の洗い流さないトリートメントをスタイリング剤に替えて髪を乾かしましょう。仕上げにワックスやスプレーでカールと固定すれば良いでしょう。
朝、シャワーを浴びない場合は、スタイリング前に髪のカールを出すために霧吹きで髪を濡らします。髪全部をびしょびしょに濡らすことはしなくて大丈夫。カールを出したい毛先だけ霧吹きで濡らしてからスタイリング剤をつけて毛先を持ち上げるように乾かし、仕上げにワックスやスプレーで固定させましょう。乾いたままの髪にムースをつけてもカールは出ないので、朝のスタイリングは髪を濡らすことが普通のパーマのポイントとなります。
【パーマ】ドライヤーのコツは?長持ちするおすすめの乾かし方 デジタルパーマ:夜編 ドライヤーをかける前に
次はデジタルパーマの乾かし方に移りましょう。デジタルパーマは普通のパーマと違って濡れいている時はカールが緩み、乾くとカールがでます。ですので乾かし方も普通のパーマとはちょっと違います。
デジタルパーマは夜こそしっかりカールを出すように乾かすことが大事になります。そうすると朝のスタイリングが格段に楽になるんです。
タオルドライ
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これは普通のパーマと同じです。まずはタオルで髪の水気を拭き取ります。タオルで髪をはさみ込んでポンポンと軽くたたくように水気をとります。決してタオルで挟んでこすり合わせるようなことはしないように。キューティクルが開いている状態の髪同士をこすり合わせるのは一番やってはいけない事です。
洗い流さないトリートメント(アウトバストリートメント)をつける
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トリートメントをつけます。適量を手に取り、手のひらでのばしてから、髪の真ん中から毛先を中心にトリートメントをつけます。この時も手のひらで髪をはさんでこすり合わせることはしないように。デジタルパーマは高温でパーマをかけるので、気づかなくても髪はダメージを受けています。必ずトリートメントをつけましょう。
【パーマ】ドライヤーのコツは?長持ちするおすすめの乾かし方 デジタルパーマ:夜編 ドライヤーをかける
ドライヤーで根元を乾かす
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ドライヤーで髪の根元を乾かしていきます。ドライヤーを持っていない方の手で髪の根元を持ち上げるようにして頭皮に風が当たるようにするとよく乾きます。耳の後ろや襟足の辺りもしっかり乾かしましょう。頭皮に風をあてていても毛先にも温風はあたっています。毛先へ当たり過ぎないようにちょっと注意してあげて。
ドライヤーで毛先を乾かす
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次に毛先を乾かしていきますが、この時に毛先をうちに向かってねじりながら乾かしていきます。決してきつく指に巻き付けて引っ張るようなしないようにして下さい。優しくねじって、その髪を手のひらにのせて、手の内に収めるように持ち上げて乾かしていくとふんわりカールができますし、長持ちしますよ。
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冷風で仕上げる
これも普通のパーマと同様に、温風で乾かし終えたら仕上げにドライヤーの冷風を髪にあてて、温風で温まった髪を冷やしてあげましょう。
ちょっとカールがキツイかな?というくらいくるっとしていてもきにしないでおきましょう。そのまま寝て、朝のスタイリング時でほぐせばカールはおさまります。逆に、夜の時点でちょうどよいカールの場合、朝にはもっと緩くなってしまっていることになりますので長持ちしません。
これで朝はワックスなどでカールを固めるだけでスタリングが完了しちゃいます。
【パーマ】ドライヤーのコツは?長持ちするおすすめの乾かし方 注意すること
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ドライヤーで乾かす際に髪の長さによってちょっと注意して欲しいことがありますので挙げていきます。
ショート~ミディアム
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髪の長さが短いほど、根元を乾かしている時に同時に毛先にも温風がしっかり当たってしまっています。しっかり乾かすことも大事ですが、毛先にドライヤーの温風が当たり続けていることはダメージへのリスクにつながります。一気に全体を乾かそうとせず、手でとれる範囲の髪を手際よく持ち上げて乾かしていきましょう。
ロング
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髪が長いと乾かすのって結構重労働。でもだからといって妥協せず、根元の乾き残しがないよう、耳の後ろや後頭部の根元など、面倒だと思ってもちゃんと乾かしましょう。折角伸ばした髪が傷んでは悲しいですからね。
まとめ
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パーマヘアのドライヤーでの夜・朝の乾かし方・カールを長持ちさせるのコツをお話しました。特に難しいことはなく、手順さえ守れば誰でも長持ちカールが楽しめます。今日の夜から是非実践してみて下さいね。