【ハイキュー】京谷賢太郎のプロフィール
京谷賢太郎は、ハイキューの主人公・日向翔陽が通う烏野高校の宿敵・青葉城西高校バレー部員の2年生です。クラスは1組で、背番号は16番。
誕生日は12月7日、身長178.8cm、体重70.8kg。
2年生ですがインターハイや春高の一次予選では姿はありません。実は協調性の無さと気性の荒さが原因で先輩と衝突し、部活を休んでいたのです。
外見も言動も気性の粗さを象徴するようにだいぶインパクトが強いです。プレーも含め日頃の様から及川には「狂犬ちゃん」と呼ばれているのです。
好物はハミマのチキンですが、ローンソの「新!かりゃあげ君」も捨てがたいと悩んでいるそうです。最近の悩みがコンビニのホットスナックについてだなんて、見た目に似合わず可愛いですよね。こうしたギャップが可愛いというファンの声も少なくありません。
【ハイキュー】インパクトの強い京谷賢太郎の見た目と行動
髪型
京谷賢太郎の髪型は「不良」と言わざるを得ないほど派手で個性的です。金髪のスポーツ刈りで両サイドに2本黒茶のラインが入っています。だいぶ目立つ髪型ですよね。
目元
京谷賢太郎の目元を見ると、鋭い釣り目の下がまるでアイラインのように黒くなっています。クマなのかアイラインを引いているのかは定かではありませんが、どちらにせよ目の下が黒いことでより目つきが悪くなっています。
登場シーン
京谷賢太郎の登場シーンも凄まじくインパクトが強いです。まず好物のハニチキにかじりつきながら突然バレー部に顔を出し、挨拶もしません。
その態度に怒った矢巾を宥めて迎え入れてくれた主将・及川から声を掛けられても無視します。周りが自分の話を目の前でしていてもスルーしています。
そして極めつけは、最初に放った一言です。
「なんだよ まだ3年いんのかよ」です。
京谷が登場したのはインハイが終わり、3年生が引退しているかと思ったからなのです。
先輩に堂々とこんなことを言えるなんて肝が据わっていますよね。その言葉に3年生は腹を立てますがお構いなしなのです。
【ハイキュー】バレーボール選手としての京谷賢太郎
ポジション(役割)は?
京谷賢太郎のポジションは、ウィングスパイカー(WS)です。
WSは攻撃の要となる選手で、主にサイドからスパイクを打つことを求められるポジションです。狂犬と呼ばれる京谷がブロックやレシーブ、トスを中心のプレーではおそらく満足はできないでしょう。スパイクを打つことが主な役目であるWSが一番京谷の性分に合っていると言えます。
プレイスタイルは?
京谷賢太郎のプレイスタイルの特徴は、とにかく破壊力抜群の攻撃を放つことです。むしろそれ以外はずば抜けて技術が高いわけではありません。
強靭な背筋と腹筋から身体を大きくしならせて打つ攻撃は、半端ない威力です。ただ威力がすごい分、コントロールはいまいちで外してしまうこともしばしば。京谷の攻撃は、威力はものすごいけれど、決定力に欠けるのです。
スロースターターで試合開始後すぐに力を発揮できるタイプではなく、少しずつ調子を上げていく選手でもあります。ほぼネットの真横から助走をして放つ超インナースパイクで烏野を圧倒するなど、WSとして申し分のない高い攻撃力を持っている選手なのです。
【ハイキュー】狂犬と呼ばれる男・京谷賢太郎
冷静さに欠ける諸刃の剣
京谷が放つスパイクやサーブはかなり威力は強いですが、コントロールがいまいちのため失点も多いです。加えて気持ち良く力強いスパイクを打つことにこだわっているため、上がったボールは状況に関わらず、全力で力を込めて相手コートに叩きつけます。そのためフェイントは苦手で、失点してもほとんど表情を変えず悔しがる様子はありません。
本能のままに自分の欲を優先し暴れまくる姿は、まさに狂犬そのものです。
他の人に上がったボールでも強引に取る
春高予選では試合に出してもらえないイライラが溜まり、試合に出るや否や1年の金田一に上がったボールを横取りし、見事に外してしまいます。
しかも第一セットがかかった場面であるにも関わらずです。及川から注意を受けても気にも留めません。自分がいち早く気持ちよくスパイクを打つことが何よりも京谷にとって大事だからでしょう。
【ハイキュー】自分が認めた人には意外と素直な京谷賢太郎
青葉城西副主将の岩泉には従順
先輩の言葉もまともに耳に入れず好き勝手に動く京谷ですが、青葉城西副主将である岩泉の言うことはきちんと聞きます。なぜならかつて様々な勝負を岩泉にふっかけたものの、惨敗しているからです。
「力が強いものが上」という理念で生きているのでしょう。誰これ噛まず盾突くわけではなく自分が強いと認めた相手には従順なところは、なんだか可愛く感じますよね。
衝突の多い同学年の矢巾との関係は?
京谷と矢巾は同級生ですが、何かと衝突します。見た目も普段の行動もチャラい矢巾ですが、先輩を尊敬しているため京谷の態度が許せないからです。
特に先輩にとっては最後の全国行きがかかった試合に出場しているのにもかかわらず、自分本位で不安定なプレーをする京谷に矢巾が喝を入れるシーンは多くの視聴者の心にも響いたことでしょう。京谷も矢巾はチャラいだけではないことに気付くのです。
【ハイキュー】バレーとなればコツコツと練習する京谷賢太郎
部活に出ていない間も色々なバレーサークルを転々としながら練習
先輩と衝突し部活に顔を出さなくなった京谷ですが、バレーをしなくなったわけではありません。色々なバレーサークルなどを転々として練習を続けます。
見た目は狂暴そうでコツコツ何かを継続して努力するイメージはありませんが、バレーに対してだけは努力を重ね続けているのです。
清さんとの出会い
バレーボールサークルを転々としている中で、京谷は清さんに出会います。清さんは1人で黙々と練習している京谷を気にかけ声をかけます。そして青葉城西から逃げている京谷に喝を入れるのです。その後京谷が清さんから言われた言葉を自分に言い聞かせるシーンが出てきます。それほど京谷の心に響いた言葉だったのでしょう。
【ハイキュー】京谷賢太郎の声優は?
京谷賢太郎の声を務めるのは声優の武内駿輔さん
1997年9月12日生まれの東京都出身の男性声優さんです。2013年に新人声優として出演したラジオ番組では、自らを「おっさん声の17歳」と評していたように、年に似合わず渋い声を持っている方です。
2016年に第10回声優アワードにて新人男優賞を受賞しています。歌唱力も高く研修生のころにデビューを果たす実力も持っており、同業者の方々にも高く評価されています。
声優・武内駿輔の他の出演作品
プロデューサー/アイドルマスターシンデレラガールズ
引用: https://pbs.twimg.com/media/DY0LqIwUMAAFWwi.jpg
結城将司/ダイヤのA
引用: https://pbs.twimg.com/media/CaIBuZiUMAAzTBF.jpg
【ハイキュー】京谷賢太郎のセリフ
攻撃は強打が決まらなきゃ気持よくないっす!!
まさに狂犬の異名にふさわしく、京谷のバレーへの想いそのものを表しているセリフです。気持ちはわからなくもないけどバレーはチーム競技だからね…と言いたくなってしまいますよね。ただそんな猪突猛進なところが京谷の原動力であり魅力でもあるのです。
チームっつーのは頼もしく、時にわずらわしく、力強い味方であり、重圧だ
これは京谷のセリフというより、京谷が回想している清さんのセリフの1節です。大事な試合中、この言葉を思い出したことを機に京谷がチームの一員として溶け込み始めます。
【ハイキュー】京谷賢太郎の登場回の紹介
ハイキューセカンドシーズン 14話「育ち盛り」
ハイキューセカンドシーズン 20話「払拭」
ハイキューセカンドシーズン 21話「壊し屋」
ハイキューセカンドシーズン 22話「元・根性なしの戦い」
ハイキューセカンドシーズン 23話「“チーム”」
ハイキューセカンドシーズン 24話「極限スイッチ」
ハイキューセカンドシーズン 25話「宣戦布告」
【ハイキュー】京谷賢太郎についてのまとめ
京谷賢太郎は見た目や態度、プレイスタイルなどまさに狂犬のような男の子ですが、実は可愛いところも多く、青葉城西の部員たちも視聴者もなんだかんだ気にかけてしまうような魅力を持っています。ハイキューの作中で見られる少しずつ成長しチームに溶け込んでいく京谷の姿に、息子の成長を喜ぶ親のような気持ちになった視聴者も多いことでしょう。そんな粗削りだけれど実力もあり可愛いところもあり少しずつチームに溶け込み成長していく姿が、京谷賢太郎の人気の理由なのでしょう。