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戦姫絶唱シンフォギア

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【シンフォギア】キャロル・マールス・ディーンハイムのセリフやキャラソンを紹介!

2021.07.20

【戦姫絶唱シンフォギア】世界の分解を目論むキャロル・マールス・ディーンハイムはシンフォギアGXのキャラクターです。凄まじい錬金術の力でシンフォギアをも超える力を振るっていました。今回はシンフォギアのキャロル・マールス・ディーンハイムのセリフやキャラソンについて紹介していきます。

  1. アニメ第三期・戦姫絶唱シンフォギアGX
  2. 【戦姫絶唱シンフォギア】魔法少女事変の始まり【キャロル・マールス・ディーンハイム】
  3. 【戦姫絶唱シンフォギア】シンフォギアについて【キャロル・マールス・ディーンハイム】
  4. 【戦姫絶唱シンフォギア】起死回生の一手、イグナイトモジュール【キャロル・マールス・ディーンハイム】
  5. 【戦姫絶唱シンフォギア】世界を分解する錬金術師【キャロル・マールス・ディーンハイム】
  6. 【戦姫絶唱シンフォギア】強大な力と頭脳を持つ【キャロル・マールス・ディーンハイム】
  7. 【戦姫絶唱シンフォギア】担当声優は誰?【キャロル・マールス・ディーンハイム】
  8. 【戦姫絶唱シンフォギア】キャラソンについて【キャロル・マールス・ディーンハイム】
  9. 【戦姫絶唱シンフォギア】キャロルのセリフ【キャロル・マールス・ディーンハイム】
  10. 【戦姫絶唱シンフォギア】まとめ【キャロル・マールス・ディーンハイム】
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アニメ『戦姫絶唱シンフォギアGX』はシンフォギアシリーズの第三期にあたる作品です。原作は数々のアニメやゲームの音楽を手掛けているElements Gardenの上松範康さんです。シンフォギアシリーズが初めての原作という事でしたが、第一期から始まり人気のコンテンツとなりました。
ストーリーとしては、月の落下から人類を救うために起こった「フロンティア事変」の翌夏からがシンフォギアGXの始まりとなります。
キャチコピーは「世界を壊す、歌がある。」です。
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フロンティア事変のほとぼりが冷めたかと思いきや、日本に謎の戦闘集団が現れます。それこそが錬金術師キャロル・マールス・ディーンハイムと、キャロル率いる自動人形(オートスコアラー)でした。
突如現れたキャロルたちにS.O.N.G.のメンバーは奮闘するものの、シンフォギア装者以上の戦闘能力やシンフォギアの侵食分解能力を持つアルカ・ノイズを使役する彼女たちに圧倒的な差を見せつけられて敗北します。魔法少女事変は強敵の出現と響たちの敗北という危機的状況から始まりました。
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ここでシンフォギアについて一度、おさらいをしてみましょう。聖遺物の欠片のエネルギーを用いて構成される鎧型武装、またはそのシステムのことを指します。聖遺物は超古代の異端技術によって造られた、現代技術で製造不可能なオーバーテクノロジーの産物です。欠片の中に残った聖遺物の力が、適合者による特定振幅の波動、すなわち歌によって活性化しエネルギーに還元された後、鎧の形に再構成されて適合者に戦う力を与えるわけです。
シンフォギアは凄まじいパワーを持っているので、装者を守るためのロックがかけられています。なんと総数3億165万5722。このロックが装者個人の技量と戦法に応じて系統的・段階的に解除されることで、ギアが形や機能を変えていく機構となっています。これほどの数のロックをいくつか解除するだけでも威力が増すため、シンフォギアという力の異常性は想像するだけでも恐ろしく、そして頼もしいものでもありますね。
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GXでは新たなシンフォギアの強化システムである「イグナイトモジュール」が導入されます。これはキャロルや自動人形たちに抵抗するために作られた追加ブースターです。キャロルの分身であり錬金術と記憶の一部を持っているホムンクルスのエルフナインが、S.O.N.G.と協力することでイグナイトモジュールの完成に至りました。
モジュールはギアの胸部の集音マイクユニットと統合されており、装者が「イグナイトモジュール、抜剣!」の合図と共にマイクユニットを取り外すことで発動します。非常に禍々しい演出で、どちらかというと悪役が使いそうな演出です。
実はイグナイトモジュールとは、シンフォギアの暴走を制御できる形で引き起こしたものなんですね。シンフォギアは精神と密接につながっているので、装者の精神状態によってはシンフォギアの出力が上がりコントロールできずに無差別破壊を行う恐ろしい面もあります。イグナイトモジュールは制御できる状態であっても、装者の精神を守るために三重のロックがかけられており、失敗すると暴走する危険性もあります。
それだけに圧倒的な力を持っており、身体能力、攻撃防御などすべての能力が向上、手も足も出なかったキャロルたちを圧倒する力を持っています。
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キャロル・マールス・ディーンハイムは凄腕の錬金術師です。見た目は少女そのものですが、錬金術の奥義で精製したホムンクルスにオリジナルのキャロル・マールス・ディーンハイムの記憶を転写・複製するという方法によって数百年にわたって生き延びてきました。
錬金術によって四大元素(アリストテレス)をはじめとする様々なエネルギーを自在に使いこなし、また配下である自動人形についてもシンフォギアの通常形態では歯が立たないほど強大な存在です。
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戦闘能力は非常に高く強化型シンフォギア装者二人を相手に互角以上に渡り合い、かつファウストローブを使用すれば圧倒するほどの力を持っています。また知略に優れていて、数百年にわたって暗躍し続けるだけでなく、イグナイトモジュールによって超強化されたシンフォギア装者に倒されることすら計画のうちに入れ、自身を死んだように見せかけて予備の体で復活し暗躍するといった芸当を見せます。
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キャロルを演じているのは水瀬いのりさんです。水瀬いのりさんといえば『ご注文はうさぎですか?』の香風チノや『Re:ゼロから始める異世界生活』のレム役といった、口数の少ない落ち着いたキャラクターを演じることが多いです。今回のキャロルは強気なオレッ娘で、圧倒的な力でシンフォギア装者たちを追い詰めていきます。
キャロルの見た目に合っている少女声ではあるものの、セリフの一つ一つが突き刺すような鋭さを持っていて、キャロルがどれほど世界を憎んでいるのかを滲ませています。また本気を出したキャロルは容姿が大人になり、その際にはやや厚みや威厳の感じる声に変わるなど、細部まで拘った演技をしていました。
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キャロルの歌う「殲琴・ダウルダブラ」は、シンフォギアGXでキャロルが本気を出した時に歌われます。ダウルダブラは聖遺物であり、キャロルはファウストローブへと改造することでダウルダブラをその身に纏うことができます。ダウルダブラを身に纏ったキャロルは、それまでの少女の体から大人の体へと成長し、さらにダインスレイフの呪われた戦慄によって、シンフォギア装者同様に歌を口ずさむことで力を発揮します(キャロルの場合は世界を壊す)。
世界を分解するというキャロルの目的に沿っているだけあって、歌詞の内容は禍々しく、嬉々として世界を壊すために歌っています。体が大人になっているためか、少し低めで艶のある歌声です。
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父親に託された命題だ。お前にだってあるはずだ

キャロルは父親のイザークを目の前で亡くしました。錬金術の力を恐れた人々がイザークを異端者として糾弾したからです。火刑に処されたイザークは死に際に生きて世界を知るように進言します。キャロルはイザークを慕っており、イザークの死をきっかけに世界を壊し万象黙示録を作ろうと暗躍するようになりました。それほどイザークの存在が、キャロルにとっては大きかったんでしょうね。

ああ行くとも…思い出を力に変えて、万象黙示録の完成のために

キャロルが使うファウストローブはシンフォギアに似ています。しかし、起動に歌を必要とせずあるものを代償にエネルギーへと変換します。そのあるものとは「思い出」です。キャロルは思い出を糧にして強大な力を発揮しています。もちろん世界分解のために必要なエネルギーにも思い出が使われます。自らの思い出の全てを償却する捨て身の錬金術を放つシーンは胸が締め付けられるような思いです。
今回はキャロルについて解説をしてきました。シンフォギアGXの最後で全ての思い出を代償に世界を滅ぼそうとするも、響たちに敗北します。しかし、キャロルは実は生きており自分の分身であるエルフナインのもとへと辿り着きました。記憶障害に陥っていたキャロルは、リンクされた感覚器官を頼りにエルフナインを探し、彼女もまた消えゆく運命であることを悟ると、自分の体を明け渡しました。
キャロルとエルフナインが一つになったことでエルフナインは生きながらえ、続編である『戦姫絶唱シンフォギアAXZ』ではS.O.N.G.の一員として活躍しています。AXZのキャラクター紹介には「奇跡を忌み嫌ったもう一人の自分とひとつになる「奇跡」によって、生き永らえる事となった」となった書かれています。
エルフナインの中にキャロルが眠っているかは分かりませんが、エルフナインはキャロルとの再会を願って生きているようです。第五期も始まりますし、かつて敵だったキャロルがS.O.N.G.と手を取り合うようなことになれば、熱い展開になること間違いなしでしょう。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
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