『文豪ストレイドッグス』は、「ヨコハマ」を舞台に異能力を持つ美形な文豪たちが戦う物語で、ジャンルで言えば異能力バトルです。
歴史上に実際登場した文豪たちが美形になって異能力で戦う世界観は、男性のみならず女性も楽しめ引き込まれます。
登場人物たちの異能力は、実在する小説等から由来されるものばかりなので、文学が好きな人はハマれる内容でしょう。
『文豪ストレイドッグス』は、歴史上の有名な文豪たちが数多く登場するとはいえ、外見は若く美形にされたデフォルメされた作品で、実際の文豪たちとは全く関係ありません。
ジャンルは異能力バトルなので、実際は文豪の名前を借りただけのファンタジー作品ですね。
作品の舞台はマフィアや非合法組織がひしめく架空のヨコハマで、異能者が当たり前に存在している世界です。
しかし、キャラクターが美形でコミカルなので、シリアスなシーンよりも、むしろ日常の楽し気な雰囲気が強調された作品かもしれません。
『文豪ストレイドッグス』は異能バトルもので、やや残酷なシーンもありますが、登場人物たちが美形なので、えぐいシーンが緩和されている部分があります。
また、作中では太宰治(だざいおさむ)をはじめとした男性キャラクターがイケメンなので、女性はキャラクターに引き込まれること間違いないでしょう。
男性キャラだけでなく女性キャラも可愛く、キツイ表情の美人「与謝野晶子(よさのあきこ」や、14歳の和服美少女「泉鏡花(いずみきょうか)」等も、かなり魅力的です。
多くのメディアミックスは男性向け・女性向けとハッキリ区別されますが、『文豪ストレイドッグス』に関しては男性も女性も関係なく楽しめる作品だと思いますね。
『文豪ストレイドッグス』は、他の多くの派手なエフェクトばかりが際立つ異能バトル作品と違って、シンプルではあるけど重く暗い雰囲気が強調されている所が特徴です。
そのため、やや大人な感じを醸し出しており、子供だましな異能バトル作品とは違う面白さがあります。
最近、流行りの、イケメンや美少女がリアルな世界観で異能力を駆使していく作品なので、その手の作品が好きだったり興味ある人は、観た方が良いですね。
ちょっと似た作品では、「物語シリーズ」や「東京喰種シリーズ」などが挙げられるかもしれません。
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「中島敦(なかじまあつし)」は『文豪ストレイドッグス』の主人公で、白虎に変身できる能力「月下獣」を持つ戦闘タイプの異能者です。
能力の強さに反して性格は自分に自信が無く、自尊心の低さが目立ちますが、根は困難に立ち向かう勇気がある強さを持つ少年ですね。
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主人公の敦より主人公っぽいポジションである「太宰治(だざいおさむ)」は、作中でも特に重要で目立つ人物です。
異能力を無効にする「人間失格」という能力を持ち、対異能者に対しては無類の強さを発揮する反面、通常の戦闘力は低めだったりします。
イケメンですがかなりコミカルな人物で、同時に容赦なく敵を裁く冷酷な面も持っています。
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「国木戸独歩(くにきどどっぽ)」は武装探偵社の一員で、太宰の良きパートナーという感じの人物です。
しかし、マイペースで人をおちょくるのが好きな太宰に毎日のように振り回されていて、いつもイライラしている大変な人でもありますね。
太宰と違い、かなり真面目で熱い青年ですが、義理堅く根はやさしい信頼できる人物です。
「独歩吟客(どっぽぎんかく)」という、書き込まれた物を具現化する便利な能力を持っています。
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武装探偵社の中で最も探偵らしいキャラクターが、瞬間的に全てを見通せる能力「超推理」を持つ「江戸川乱歩(えどがわらんぽ)」でしょう。
しかし、実は乱歩の「超推理」は異能ではなく彼独自の天才的な推理力であり、それは太宰の「人間失格」でも無効できなかったことから証明されています。
非常に楽天的な人物で、戦闘力は無いに等しいですが、かなり目立った活躍をしますね。
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「与謝野晶子(よさのあきこ)」は武装探偵社で活動する異能を持つ美人で、「君死給勿(きみしにたもうことなかれ)」という完全回復能力を持つ強力な異能者です。
しかし、「君死給勿」は瀕死の重傷を負わないと発動しないため、晶子は仲間であっても瀕死の重傷を負わせて回復させることを楽しむドSなキャラだったりします。
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「泉鏡花(いずみきょうか)」は元ポートマフィアの殺人犯でしたが、後に武装探偵社と関わるようになり、敦と同居することになったヒロイン的存在です。
「夜叉白雪(やしゃしらゆき)」という、殺傷能力の高い人形のようなものを具現化する能力を持ち、かなり戦闘的な能力者ですね。
かなりの美少女ですが、暗殺の技術に特化し感情が育っていないので、周囲とのギャップが多い女の子です。
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武装探偵の話である『文豪ストレイドッグス』ですが、実際は血の気の多いキャラが多く頭脳戦よりも行動派が多いです。
そんな中、江戸川乱歩は論理的に物事を考察し、圧倒的な直観力で答えを導き出す探偵キャラですね。
戦闘力こそないに等しいですが、頭脳戦ではまず負けることなく、日常の些細なことも推理で見抜けるほどの頭脳を持っています。
実は江戸川乱歩の能力「超推理」は異能ではなく彼自身の知能によるものなのですが、彼は「超推理」は異能ではないことを認めない強情さを持っていて、自分を異能者だと思い込もうとする頑固さを持っています。
性格は軽い感じで、情よりも論理を取るタイプですね。
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江戸川乱歩の誕生日は10月21日の誕生日星座が天秤座ですが、確かに乱歩は誕生日星座天秤座ぽくサバサバと人間関係をこなしていく所があります。
非常に冷静で勢いのある論理力は、まさに誕生日星座天秤座の性格なので、乱歩は誕生日星座天秤座の典型的なキャラクターですね。
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江戸川乱歩の名言と言えば、作中でも何度も言っている名言「僕が良ければ全て良し!」という名言でしょう。
無駄な知識が嫌いという乱歩らしい名言で、余計なことを省いて自分の思考に集中し、他人を気にせず圧倒的な「超推理」で物事を解決する乱歩の名言です。
自分さえ良ければいいという風に聞こえなくもない名言ですが、乱歩の圧倒的な知能の前には文句は言えませんし、なんだかんだで乱歩は他人に貢献していたり他人の気持ちもわかる人間なので、このような横暴な名言を言っても善人に聞こえますね。
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江戸川乱歩の声優は、「物語シリーズ」の主人公「阿良々木暦(あららぎこよみ)」や『進撃の巨人』の「リヴァイ」の声優を務めている「神谷浩史(かみやひろし)」さんです。
乱歩の声は暦と全く同じ感じだったので、声を聞いただけで神谷さんだとわかりますね(リヴァイとは程遠いですが)。
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文ストと言えば、準主人公格の太宰治や、強敵の芥川龍之介を思い浮かべますが、江戸川乱歩も非戦闘員にも関わらずこの二人に負けない程の存在感で記憶に残りますね。
3期の制作が決定した『文豪ストレイドッグス』ですが、まだまだ乱歩の活躍が期待できそうです。