【ひぐらしのなく頃に】『ひぐらしのなく頃に』とは?
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『ひぐらしなく頃に』は、原作:騎士07がストーリーを描くゲーム作品であり、もともとは同人ゲーム制作サークル「07th Expansion」によって作られたパソコン用のサウンドノベライズ型のゲーム作品です。
本作のメインストーリーにあたる本編のディスクは、2002年8月16日に発売され、2006年8月13日に完結しました。本先は同人ゲームとしては、異例の人気で2006年4月にはアニメ化されました。
アニメ化されると、広く周知されるようになれ人気はさらに上昇し、後を追うように次々と様々なメディアに展開されました。コンピューターゲームから始まり、アニメ、漫画、小説、実写映画、ドラマ、舞台となった伝説的な作品といえます。
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【ひぐらしのなく頃に】「鬼隠し編」のあらすじ【ネタバレ】
ひぐらしのなく頃に 鬼隠し編 2 (ガンガンコミックス)
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人口の少ない少子化の進む山村「雛見沢村」に引っ越してきた本作の主人公である前原圭一は、同じ学校に通う仲間たちと楽しい日々を過ごしていました。しかし、ひょんなことから雛見沢村で謎の失踪事件が4年連続で起こっていることを知ってしまいます。
圭一は、この事件について仲間たちを問い詰めますが、事件があったことを否定されてしまいます。何を聞いても隠そうとする仲間たちに対し、疑心暗鬼におちいった圭一は、仲間である竜宮レナと園崎魅音から殺されると考え、2人を殺害し逃亡します。
そして、圭一はこれまでの謎の失踪事件と同じく、首元を自身でかきむしる謎の死をとげ5年めの犠牲者になってしまいます。
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【ひぐらしのなく頃に】「鬼隠し編」の解説【ネタバレ】
ひぐらしのなく頃に 第一話 鬼隠し編 (上) (星海社文庫)
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「鬼隠し編」について、一言でこのストーリーの種明かしをすると、狂っていたのは圭一だったということになります。この「鬼隠し編」は圭一の視点で描かれており、そのため圭一が見たものをそのまま作品に反映させています。
圭一は、雛見沢症候群という病気にかかり、自身の周りが全て敵に見えたり、謎の足音が聞こえたりしていました。そしてこの病気について心配した周りの仲間達が気を使う行為が、かえって圭一にはよそよそしく見えたりと、逆効果になっていたのです。
ちなみにおはぎに針が入っていた描写がありますが、これは実際に入っていたのは針ではなく、いたずらで入れたタバスコでした。このタバスコの刺激が圭一には針と錯覚され、レナたちから殺されるという勘違いを生んでしまいました。
ひぐらしのなく頃に 第一話 鬼隠し編 (下) (星海社文庫)
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【ひぐらしのなく頃に】「綿流し編」のあらすじ【ネタバレ】
ひぐらしのなく頃に 綿流し編(1) (ガンガンWINGコミックス)
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前原圭一は、学校での仲間である園崎魅音の双子の妹である園崎詩音と出会います。村の禁忌に触れる行為をしたもの、オヤシロ様とよばれる雛見沢村の土着神の祟りにあうことを知ります。
そんな中、圭一と竜宮レナは過去の連続壊死事件は魅音たち園崎家が関わっていることを魅音から告げられます。そしてその後は魅音は一時的の逃亡しますが、突如圭一の前に現れた魅音は、圭一を刺し自身も命を絶ちます。圭一は一命をとりとめ病院で目を覚ましますが、その後謎の死を遂げます。
ひぐらしのなく頃に 綿流し編 (2) (ガンガンコミックス)
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【ひぐらしのなく頃に】「綿流し編」の解説【ネタバレ】
ひぐらしのなく頃に 第二話 綿流し編 (上) (星海社文庫)
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「綿流し編」は、本作の2作品目ですが、1作品目である「鬼隠し編」がまるでなかったこのように、ストーリーはリセットされています。本編は作品ごとに「○○編」とついていることから、パラレルワールドで描かれる作品であることが分かります。
今回は、雛見沢村を裏で牛耳っている園崎家についてスポットが当てられており、この物語のポイントは、園崎魅音と園崎詩音という双子が登場することです。この2人は、普段は髪型と服装が違うので見分けることが出来ますが、髪型と服装を入れ違えてしまえば、家族でも見分けられないほどに似ているようです。
ミステリーにおいて登場する双子は、殆どの場合入れ替わりを利用した読者へのミスリードを目的にしています。本作でも実は何度も入れ替わりが起こっているので、このことを踏まえてもう一度読んでみることをおすすめします。
ひぐらしのなく頃に 第二話 綿流し編 (下) (星海社文庫)
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【ひぐらしのなく頃に】「祟殺し編」のあらすじ【ネタバレ】
ひぐらしのなく頃に 祟殺し編(1) (Gファンタジーコミックス)
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雛見沢分校の仲間である北条沙都子は、雛見沢の連続失踪事件で両親を失っており幼馴染の古手梨花と慎ましく暮らしていました。しかし、そんな生活は沙都子の叔父が帰ってきたことで一変します。
幼い沙都子を虐待する叔父に対し、圭一は沙都子のためを思って叔父を殺してしまいます。しかし、殺したはずの叔父の死体が消え、雛見沢連続失踪事件の5年目が始まってしまいます。
そして、古手梨花も殺され最後には火山性のガス災害に村全体が見舞われ、村人全員が死にます。ただ一人生き残った圭一も病院で目を覚ました後、謎の死を遂げます。このときの災害は後に「雛見沢大災害」と呼ばれ、その発生源である鬼ヶ淵沼は埋め立てられる事になりました。
ひぐらしのなく頃に 祟殺し編 2 (ガンガンコミックス)
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【ひぐらしのなく頃に】「祟殺し編」の解説【ネタバレ】
ひぐらしのなく頃に 第三話 祟殺し編 (上) (星海社文庫)
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¥ 916
「綿流し編」は、北条沙都子とその周りの人物たちを中心に描いたストーリーになっておりこの編に登場する沙都子の叔父である鉄平がポイントになってきます。この鉄平は沙都子に虐待を行っており、それを見かねた圭一が鉄平を殺してしまいます。
この圭一の行動ですが、実は1年前に沙都子の兄である悟史が同じことを行っており、1年前は沙都子を同じように虐待していた叔母を悟史は殺して、失踪しております。この悟史の一件についての行動と、圭一の行動が似ていたため、学校の仲間たちは圭一が悟史のように疾走してしまうことを危惧します。
そして、圭一が鉄平を殺したことを知った仲間たちは、圭一が鉄平を殺したことを隠すために裏では、鉄平の死体を隠したり、圭一が綿流しのお祭りに一緒にいたことにしました。これが裏で行われていた真実です。
しかし雛見沢症候群をすでに発症していた沙都子は、まだ叔父が生きていると勘違いし発狂してしまい、圭一すら敵に見えていたことになります。
ひぐらしのなく頃に 第三話 祟殺し編 (下) (星海社文庫)
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【ひぐらしのなく頃に】「暇潰し編」のあらすじ【ネタバレ】
ひぐらしのなく頃に 第四話 暇潰し編 (星海社文庫)
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¥ 833
「暇潰し編」は、他の物語とは違って5年前の昭和53年が舞台になっています。このころ雛見沢村を沈め、ダム工事をおこなうことに対する反対運動が村人たちによって行われておりました。
そんな中、誘拐事件の捜査のために雛見沢村を訪れた赤坂衛は、古手梨花と出会います。梨花は雛見沢村でも名家である「古手家」の娘です。梨花は、赤坂に対しこれから5年間でおこる雛見沢村での連続怪死事件について予言をし、助けを求めます。
しかし赤坂はあまり真に受けず、雛見沢村を後にすることになります。そして昭和58年「雛見沢大災害」によって滅んだ雛見沢村を再び訪れた赤坂は、梨花の助けに答えることが出来なかったことを悔みます。
ひぐらしのなく頃に 暇潰し編(全) 第四の惨劇 (ガンガンコミックスリミックス)
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【ひぐらしのなく頃に】「暇潰し編」の解説【ネタバレ】
ひぐらしのなく頃に 暇潰し編 1 (ガンガンコミックス)
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「暇潰し編」は、古手梨花を中心に描かれたストーリーであり、梨花がこの時点で登場するキャラクターの中では唯一、この雛見沢村でおこる全容を理解している人物です。
古手梨花は、「回答編」で明らかになりますが、全ての世界線での経験を記憶している人物であり、彼女は雛見沢村の土着神であるオヤシロさま(羽入)の力で、梨花が死んだとき惨劇の前に戻るようにしています。
ちなみに梨花が実際に経験している期間は、100年以上だとされており、彼女は見た目以上に精神的には年を取っていることになります。たまに彼女が見せる大人びた雰囲気はそのためで、逆に普段の幼い喋り方のほうが、作られた喋り方だと言えます。
ひぐらしのなく頃に 暇潰し編 2 (ガンガンコミックス)
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【ひぐらしのなく頃に】『ひぐらしのなく頃に』ネタバレまとめ
この記事では、アニメ『ひぐらしのなく頃に』の第1期について、それぞれのあらすじとみどころ、そしてネタバレを一挙ご紹介いたしました。
『ひぐらしのなく頃に』は、「出題編」と呼ばれる4編に加えてアニメでは第2期にあたる「回答編」があります。「回答編」を見ることで本作の全容をつかめるようになっていますので、合わせてチェックしていただくことを強くおすすめします。
ひぐらしのなく頃に ビジュアルコンプリートガイド
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ひぐらしのなく頃に解―公式キャラクター&サマリーブック
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