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4Kテレビの買い時はいつ?本当に必要かを判断する重要な5つの基準!

2024.02.25

「4Kテレビは欲しいけど、本当に今が買い時?」そう考えている人もいますよね?特に理由がないけどなんとなく欲しいという方もいるはず。そこで今回は、4Kテレビの買い時を判断するために、価格などの知っておきたい5つの基準・問題について、わかりやすく解説していきます。

  1. そもそも「4Kテレビ」とは
  2. 4Kテレビとフルハイビジョンテレビの違い
  3. 「4Kテレビ」がすごいといわれる理由
  4. 「4Kテレビ」の買い時は今じゃない!?
  5. 「4Kテレビ」は買い時?判断基準①対応チューナーが必須
  6. 「4Kテレビ」は買い時?判断基準②専用アンテナも必要
  7. 「4Kテレビ」は買い時?判断基準③地デジは見られない
  8. 「4Kテレビ」は買い時?判断基準④4Kコンテンツが少ない
  9. 「4Kテレビ」は買い時?判断基準⑤有機ELはまだ未対応
  10. 「4Kテレビ」は2019年東京オリンピック前が買い時
「4Kテレビ」については、ご存知の人も多いと思います。でも「そもそも4Kテレビってなに?」なんて、思っている人も、意外と多いはずです。まずは「4Kテレビ」とはどんなものかを、簡単にご説明しますね!「4Kテレビ」とは、フルハイビジョンの4倍の解像度を持つ、次世代テレビ規格をいいます。現在主流である、フルハイビジョンテレビの画素数は、水平画素(横)1920×垂直画素(縦)1080=約200万画素、一方で「4Kテレビ」は、横3840×縦2160=約800万画素です。同じ画面サイズなら、「4Kテレビ」はフルハイビジョンテレビに比べて、画素が4倍高密度で、映像が細やかになります。デジタルカメラの画素数に、置き換えて考えると、わかりやすいですね!

「4Kテレビ」が買い時かを考える前に基本を知っておこう

引用: http://www.kyodo-tv.co.jp/sp/4k/images/ippan-4k.png
「4Kテレビ」の魅力といえば、その映像の美しさです。フルハイビジョン映像では、表現しきれない細部まで、再現がすることができ、大画面でもキメ細やかな画質を見ることができます。普通のテレビは、画面が大きくなるほど、画素の粗さが目立つ問題がありましたが、「4Kテレビ」では、大画面でも粗さは気になりません。店頭で実際に見てみると、その違いがよくわかるので、ぜひ一度、店頭で近づいて体験してみてください。その違いにびっくりすると思いますよ!

4Kテレビはフルハイビジョンテレビの4倍きれい

引用: http://www.sony.jp/bravia/4k-miryoku/images/m2_img_01.jpg

きれいな映像の理由は画素数にある

引用: http://www.sony.jp/bravia/4k-miryoku/images/m1_img_01.jpg
「4Kテレビ」の魅力はなんといっても、その画質の良さ!一般的に、同じ放送を見た場合、大画面テレビの方が画質が粗くなる、という問題があることは、最初にお話ししたとおりですが、「4Kテレビ」では、こうした画質の粗さも気にならないのが「4Kテレビがすごい」といわれている理由です。近い距離でも、鮮明な映像を楽しむことができ、さらに臨場感も高まるので、迫力ある映画や音楽を楽しみたいには、たまらない魅力だといえますね。

映画や音楽も臨場感たっぷり!

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「4Kテレビ」が発表されたばかりの頃は、価格が高すぎるという理由から、なかなか手が出せないという状態でした。しかし、最近は価格もどんどんも下がってきていて「今が買い時なんじゃないか?」と思っている人も多いのではないでしょうか?2020年の東京オリンピックも、せっかくならいい画質で、楽しみたいですしね。でも、ベストな買い時は、もしかしたら今ではないのかもしません…。その理由と「4Kテレビ」の問題点を、これからお話していきます!

価格も下がり「4Kテレビ」の購入者は増えている

引用: http://www.sony.jp/bravia/4k-miryoku/images/sp/grph_img.jpg
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意外と知られていませんが、「4Kテレビ」と呼ばれているものには、「4Kテレビ」と「4K対応テレビ」の2種類があります。同じように聞こえますが、2つのテレビには、大きな違いがあるんです。それは、「4K対応テレビ」には、4K対応チューナーが搭載されていない、という点です。つまり、「4K対応テレビ」で4K放送を見たいなら、対応するチューナーが別途必要になる、という問題がでてくるんです。現在、低価格で購入できる「4Kテレビ」は、ほとんどが「4K対応テレビ」です。購入を考えるときは、価格だけでなく、この問題をどうするか、考えておくことも大切です。

低価格の「4Kテレビ」もどんどん増えている

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引用: https://image.biccamera.com/img/00000003145866_A03.jpg?sr.dw=600&sr.dh=600&sr.jqh=60&sr.mat=1
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チューナー以上に難しい問題になるのが、専用アンテナの設置です。「BSアンテナなら家についてるよ」という人も、実は専用アンテナが必要だと知らない人も、意外と多いんです。専用アンテナが必要な理由は、現在のBS放送と、放送されている4K放送では、「電波の回転する方向が違う」からです。今、「4Kテレビ」を購入するなら、アンテナの価格も、予算に入れておかなければなりません。また、マンションなど集合住宅では、共有設備の見直しや、配線の見直しが、必要ろなるケースがでてくるというのも、問題点のひとつです。

専用アンテナの価格もチェックしておこう

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引用: https://image.biccamera.com/img/00000003600686_A01.jpg?sr.dw=600&sr.jqh=60&sr.dh=600&sr.mat=1
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「どういうこと?」と思った人も、いるかもしれません。実は、地デジ放送は、2025年までは現行放送が続き、4K放送されることはないんです。その理由は、現在の地デジの周波数帯には空きがないため。総務省が発表した「放送改革の推進」の資料を見ても、地デジの4K放送の予定はありませんでした。ということは、「4Kテレビ」は、BS・CS放送や映画を楽しむ人には、とても大きなメリットがありますが、地デジしか見ない人にとっては、今のところ、あまりメリットがありません。

総務省が発表した今後の4K・8K放送予定

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地デジしか見ない人にはメリットが少ない

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「4Kテレビ」の普及に伴い、4Kコンテンツも増えてきていますが、まだまだ十分に揃っていないのが現状です。4K・8K実用放送は、2018年12月に開始される予定なので、今は、地デジと同じ2Kコンテンツがほとんどです。4Kコンテンツを存分に楽しみたい場合、映画やドラマを見たいなら、huluかひかりTV、スポーツならスカパーあたりを契約するのがおすすめです。「4Kアクトビラ」「Netflix」「dTV」「Amazonビデオ」「ひかりTV 4K」などの動画配信サービスは、対応コンテンツをストリーミングやダウンロードするため、比較的安定した映像を楽しめます。ただし、ちなみに、「4Kテレビ」テレビをインターネット接続して、YouTubeで探しても、とっても美しい映像が見られますよ。

主な4K動画配信サービス

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最新の映像企画HDRにも対応している

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引用: http://www.sony.jp/bravia/4k-miryoku/images/m4_tps_img.jpg
現在は液晶が主流ですが、有機ELのテレビも、今後増えていくことが予想されます。有機ELテレビの魅力は、液晶に比べて、より深く黒を表現できること。従来のテレビよりも、彩度が高く、より鮮やかな映像表現も可能になります。今は発売しているメーカーも少ないですが、これからどんどん広がっていく、と考えられます。しかし、ソニーの最新有機EL「A1シリーズ」でも、4K放送には未対応なんです。今がちょうど、液晶から有機ELへ移行する過渡期にもなっているので、買い時の判断するときは、有機ELの動向をチェックしておくと、いいかもしれませんね。

有機ELテレビは価格もまだまだ高い

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引用: https://image.biccamera.com/img/00000003654486_A02.jpg?sr.dw=600&sr.dh=600&sr.jqh=60&sr.mat=1
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引用: https://image.biccamera.com/img/00000003592525_A06.jpg?sr.dw=600&sr.dh=600&sr.jqh=60&sr.mat=1
現在の「4Kテレビ」では、見られる放送やコンテンツは限られています。また、専用のチューナーやアンテナを、購入しなければならない、という問題もあります。どうしても楽しみたいコンテンツがあるなどの、明確な理由があるなら、価格が下がっている今が買い時だと思います。でも、なんとなく買おうかなと考えているなら、もう少し待って、対応しているテレビを買ったほうがベターです。チューナーやアンテナの出費が、押さえられるだけでなく、より高品質なテレビが、販売されている可能性もあります。有機ELテレビも続々と販売開始されているので、「買い時は2020年東京オリンピック前」といえるのではないでしょうか。購入を考えるときは、参考にしてみてください。