憧れの壁掛けテレビを設置したい
壁掛けテレビっておしゃれですよね！インテリア雑誌のようなリビングには、誰でもあこがれてしまうもの。壁掛けテレビを設置する方法は、専門業者に頼むか、自分でDIYするかの2種類があります。もし新しく電源を増設したり、配線コードを壁の中に隠したりする場合は、専門業者へ依頼しましょう。配線工事には、電気工事士の資格が必要になるため、素人が行うと火災などの事故にもなりかねません。電源の増設が必要でない場合や、費用を安く抑えたいという人は、DIYで壁掛けテレビを取り付けてみてはいかがですか？でも賃貸だからと、あきらめている人もいるかもしれませんね。そこで今回は、賃貸でもOKな壁掛けテレビの取り付けDIY方法と、おすすめの取り付け金具をご紹介していきます。
こんな素敵なリビングには、やっぱりあこがれる
壁掛けテレビのメリットとは
壁掛けテレビを設置するメリットは、なんとってもおしゃれですっきりした空間になる、ということではないでしょうか。床が広く使えるので、収納を増やすこともできますし、小さなお子さんやペットのいるご家庭は、いたずらされるのを防ぐこともできますね。でも、壁掛けテレビのメリットは、それだけではないんです。最近の薄型テレビは、軽くて大型の造りが増えているため、地震の際に倒れやすいというリスクがあります。壁掛けにすることで、しっかり固定できるため、地震で倒れる可能性がとても低くなるんです。
可愛いけど時々困るペットのいたずら
壁掛けテレビのデメリットとは
壁掛けテレビは、一度取り付けてしまうと、そう簡単に動かすことはできません。そのため、コードを増やしたい時や、メンテナンス作業を行う場合は、なにかと面倒になります。ですから、部屋の模様替えが趣味という人は、よく考えてから設置するのがベターだと思います。また、取り付け工事をする場合は、多かれ少なかれ壁に穴をあけることになります。賃貸マンションやアパートに住んでいる場合は、壁に穴をあけることは、禁止されていることがほとんどなので、工事業者による取り付けは少し難しいかもしれません。
部屋の模様替えをするときはちょっと悩むこともあるかも
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テレビの壁掛けをDIY、賃貸でもできる？
ではここから、壁掛けテレビのおすすめ取り付け方法を、4つ紹介していきます。その前に、DIYで取り付けを行う場合は、必要となる工具を揃えておきましょう！必ず必要となるのはドライバーです。電動ドライバーなら、作業スピードもアップしますし、家具を組み立てたりする時にも使えますので、ひとつ持っていてもいいと思いますよ。それから、水平かどうかを測るために、水平器も用意しておくとベターです。取り付け作業を行う時は、テレビの大きさにもよりますが、2人以上で作業したほうが、効率もよく安全です。
必要な工具が一式揃うセットはあるととても便利
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水平器があると作業効率もよくなる
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テレビの壁掛け方法おすすめ①「純正金具」を使う
持ち家の場合や、賃貸でも貸主が許可してくれた場合は、各メーカーが出している「壁掛け用の取り付け金具」を使うのがおすすめです。メーカー純正なので、対応しているテレビもわかりやすく表示されています。取り付ける際は、壁に穴をあける必要があるので、賃貸の場合は必ず貸主さんの許可を得て、原状回復について確認してから、行ってください。また取り付けに関しては、すべて自己責任です。壁の強度や補強の必要性など、少しでも心配な場合は、無理をせず専門の工事業者に依頼するのがベターです。
シャープAQUOS用壁掛け金具
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パナソニック液晶テレビ用壁掛け金具
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テレビの壁掛け方法おすすめ②穴あけ不要「壁よせスタンド」を使う
こちらは壁掛けではなく、あくまでも壁掛け風になりますが、一番手軽にできる方法です。面倒な作業もないので、とにかく手っ取り早く済ませたい人に、おすすめしたい方法です。スタンドのカラーが選べるので、部屋の壁に合ったものをチョイスすれば、インテリアにもなじみやすくなると思います。しかしながら、テレビスタンドなので、ほかに紹介した方法に比べると、テレビの位置は低めになることと、どうしてもテレビボードっぽさがでてしまうのが、デメリットかもしれません。
置くだけなのでとても手軽、普通のテレビボードよりおしゃれ
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ウッド調のタイプ、柔らかい雰囲気が部屋になじみやすい
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テレビの壁掛け方法おすすめ③穴あけ不要「壁美人」を使う
DIY好きな人ならご存知の「壁美人」で、テレビ用の壁掛け用金具を、取り付ける方法です。「壁美人」はなんとホッチキスを使って、壁に固定できるという優れものです。石膏ボードにも使えて、耐荷重量も1つで6キロあるタイプもでています。外した後も、ホッチキスの針程度の穴しか開かないので、賃貸の人でも使いやすいと思います。ただ、「壁美人」に「テレビの壁掛け用金具」を取り付けて、さらにテレビ本体を設置するので、表示どおりの耐荷重量になるのかなど、強度の面でやや不確かな点が残ります。最悪落下することも考えられるので、不安がある場合は、専門業者へ工事を依頼することも検討しましょう。
人気の「壁美人」にはさまざまなサイズがある
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市販のテレビ壁掛け用金具、ホームセンターなどでも購入できる
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壁から少し離せる取り付け金具もある
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テレビの壁掛け方法おすすめ④穴あけ不要「ディアウォール」を使う
傷を付けずに、どこにでも簡単に柱がつくれる「ディアウォール」を利用して、テレビ用の壁掛け用金具を、取り付ける方法です。「ディアウォール」は2×4木材に取り付けて突っ張ることで、好きな場所に柱をつくることができます。ただこの場合は、つくった柱にテレビ用の壁掛け用金具を取り付けるので、壁にぴったり寄せることはできません。ですが、強度の面ではほぼ心配ないといえますし、設置するための技術も必要としないのが、最大の魅力です。壁掛けテレビにしたいけど、壁の強度が心配という人におすすめの方法です。
「ディアウォール」は強力なバネで木材を突っ張る
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アイディア次第でいろいろなデザインが作れるのも魅力
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テレビの壁掛けするときの注意点
テレビの壁掛けを考えるときに、最も注意しなければならないことは、壁の強度です。壁掛けできるテレビは、かなり軽量にできていますが、それでも10キロから20キロくらいの重さがあります。そのため、一般的な住宅の壁に利用されている石膏ボードでは、強度が足りず落下する危険性があります。強度が足りない場合は、専用ユニットの使用や、石膏ボードの強化を行わなければなりません。また、設置する高さや周辺機器や配線などの問題もあるため、事前にしっかりと計画を立てておくことが重要です。不安がある場合は、専門業者に工事を依頼する、というのも選択の1つです。
専門業者へ工事を依頼するのも選択のひとつ
ライフスタイルに合わせた壁掛けテレビの設置をしよう
いかがでしたか？最近は、DIYをする人が増えているので、おしゃれな部屋づくりをしている人が、たくさんいますね。きっと、テレビを壁掛けにしようかなと、考えている人も多いと思います。工夫次第で賃貸住宅でも、壁掛けテレビを取り付けることはできますが、設置に伴うリスクも考えておかなくてはなりません。専門業者への依頼も検討したうえで、ご自分のライフスタイルに合った方法を、選択するのがおすすめです。この記事が、みなさんのお役に立てば幸いです。
