Wi-Fiの電波が弱い原因 | 考えうる原因
Wi-Fiの電波が弱くなってしまう原因というのはいくつか考えられます。そして、この原因というのはある程度は仕方がないものです。多くの人が限りある回線を使っているため、致し方ない部分が多いわけです。ここではそんなWi-Fiの電波が弱くなってしまう原因についてまとめたいと思います。
Wi-Fiの電波が弱い原因 | 原因 ①弱くなってしまう条件が揃ってしまっている
まず1つ目に考えられる原因は「弱くなってしまう条件が揃ってしまっている」場合です。その条件というのは大きく「時間帯」と「場所」に分けることができます。それではそれぞれについて見ていきましょう。
時間帯
条件の1つ目は「時間帯」です。例えば「お昼の時間」や「夜のゴールデンタイム」では、多くの人に休憩の時間が訪れるため自ずとネット回線が混む可能性が多いです。多くの人が一気にWi-Fiなどの回線に繋ぐために起きてしまうものです。
他にも時間帯に限らず、1つの回線に対し多くの人が繋いでしまうとネット回線が混んでしまうことに繋がりかねません。それがまず1つ目です。
場所
もう一つは「場所」です。これは大きな建物やビルが立ち並ぶところにいたり、地下にいたりすると繋がりづらくなってしまいます。これは繋ぐWi-Fiの電波の距離が遮られてしまうことによるものです。他にもWi-Fiの電波の範囲のギリギリにいたりすると、ちょっと繋がりづらくなってしまうことがあります。
Wi-Fiの電波が弱い原因 | 原因 ②他の家電などが干渉してしまっている
次に考えられる原因は「他の家電などが干渉してしまっている」場合です。これは「電子レンジ」が干渉してしまっている場合が多いです。電子レンジが使う周波数というのは、Wi-Fiが使う周波数と「同じもの」です。つまり電子レンジを使っているときはWi-Fiが繋がりづらくなりかねないということです。他にも家電がそう言った周波数や電波を干渉してしまうことがあります。
Wi-Fiの電波が弱い原因 | 原因 ③ルーターの置く位置が間違っている
最後に考えられる原因は「ルーターの置く位置が間違っている」場合です。ルーターというのは、機体に対し360度に向けて電波を発信します。つまり直置きしてしまったり、周りの近くに障害物となるようなものがあると電波がなかなか行き通らないということになりかねません。
また、水辺もよくありません。シンクや洗面所と言ったところです。水は電波をよく反射してしまいます。ですので、すぐに電波を遮断していろいろな方向に持っていってしまうわけです。
関連記事
Wi-Fiの電波が弱いときの対処法 | 対処法 ①そういった状況を避ける
時間帯や場所などが原因で電波が弱くなってしまっているという場合は、とにかくそれらを「避ける」以外ありません。時間帯が原因と考えられる場合は時間をずらすか、もしくは4GやLTEに変えるしかありません。また場所などで距離が遠くなってしまう場合は距離が近くになるところに移動するか、もしくはそう言ったところは避ける以外ありません。
Wi-Fiの電波が弱いときの対処法 | 対処法 ②一旦他の家電の使用を控える
家電の干渉によって電波が弱くなってしまっていると考えられる場合は、その問題となっている家電の一時ストップが必要になります。一時ストップだけでなく、完全に元から抜いてしまうというのも有効です。その家電のせいで電波の距離が遮られるか遠くなってしまうわけなので、使っていないときには元から断ってしまうというのがいいでしょう。
Wi-Fiの電波が弱いときの対処法 | 対処法 ③ルーターの位置を考える
最後にルーターの位置ですが、これはとにかく「あらゆる方向に届ける」ということを念頭に置きましょう。偏った場所においてしまうともちろんルーターとの距離が遠くなってしまう部分が出てきてしまいますし、障害物も多くなってしまいます。
一番いいのは縦・横・高さに対して中間の位置に持っていくというものです。直置きにせず壁に止めたり、周りに障害物がないようにしてあげたりと、少し工夫が必要になってきます。是非すべての部屋に電波が行き届くように工夫してみましょう。
Wi-Fiの電波が弱いときの対処法 | アプリを使用する
アプリを使用して、「今の電波の状況はどんな感じか」「繋げられる公衆無線ＬＡＮはないか」という問題を克服するというのも有効な手段です。
アプリ ①Speed Test
このアプリは「今の電波の状況」を調べるのに有効なアプリです。基本的には実測値を測り、それが速いのか遅いのかを測るというものです。中には遅い場合はメモリなどをいじり、速くしてくれるものもあります。是非iPhone・Android両方のバージョンで見て、是非入れてみてください。
アプリ ②タウンWiFi
このアプリはいわゆる「簡単に公衆無線ＬＡＮに繋げるアプリ」です。まずは街中で「どこに公衆無線ＬＡＮがあるか」そして見つかったら「それに繋げる」というのが基本操作になります。iPhone・Android共にこのようなアプリはあるので、是非それぞれに合ったアプリを入れてみてください。
アプリ ③節電バッテリーマニア
Wi-Fiの接続が悪いという場合は「スマホのパフォーマンスが悪いから」という場合があります。それは「メモリをたくさん使ってしまって」いたりする場合がほとんどです。それを開放したり、節電するためにいろいろとやってくれるアプリは非常に有効です。iPhone・Android共にこういったアプリはあるので是非見てみてください。
Wi-Fi電波が弱いときの対処法 | 注意点
注意点としては大きく2つあります。1つは「高度な設定をいろいろといじらない」ということです。機械本体の設定やルーターの位置を工夫したりすることでつながりやすくなることはもちろんあります。しかしその一方で、方法を間違えると元も子もない状態になってしまったり、回復させるのに時間がかかる場合があります。そうなってしまっては遅いので、「どうなんだろう？」と思ったものに関しては専門としている会社に連絡するか、技術者に来てもらうようにしましょう。
2つ目は「アプリ」に関してです。アプリでいいものがあるからと言って、いろいろ入れてしまうとウイルスが入ってしまったり動作が遅くなってしまったりする場合があります。特にAndroidは作成者が不明なソフトが多いですから、そこはきちんと注意して入れる必要があります。もちろん優良なアプリもたくさんありますから、口コミなどを駆使して判断してみましょう。
最後に
いかがだったでしょうか？今回は「Wi-Fiの電波が弱いときの原因と対策」ということでまとめました。簡単に振り返ってみると、大きく原因には「時間帯・場所・家電による干渉・ルーターの位置」がありました。それらによって電波が弱いという状態になったり、距離が遮られてしまったりということが起きました。
その解決策としては「そう言った条件を避ける・家電の使用を控える・ちょうどいい位置になるように工夫する」というのがありました。なんとか工夫して弱い状態を克服する・繋がる距離を広げるという必要がありました。またアプリでの克服というのもありました。これらのことをして、弱い状態から繋がる距離を大きくして、強い状態に持っていきましょう！
