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泡盛の原料はタイ米!?その理由と泡盛の歴史を詳しく解説!

2024.02.25

沖縄のお酒というイメージの強い泡盛。しかし、その原料や歴史を知らない人がほとんどなのではないでしょうか?実はタイ米やさとうきびが原料の泡盛の種類も多いんです。今回は泡盛の原料からその歴史までお伝えします!泡盛のことをさらによく知ってください!

  1. 泡盛って他のお酒となにが違うの?原料にも注目してみよう!
  2. 泡盛って何からできているの?その驚きの原料とは!?
  3. 泡盛の原料としてタイ米を使うようになった理由って何?
  4. 泡盛=沖縄のイメージだけど、そのルーツはどこから?原料と関係あるの?
  5. 【まとめ】泡盛を飲んだことのない人もおいしく飲んでみよう!
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引用: https://www.pakutaso.com/20140824217post-4440.html

泡盛の定義は?

泡盛は、単式蒸留焼酎と日本の税法上では分類され、本土でいう本格焼酎と同じジャンルになります。簡単に言うと、焼酎の1つなのですね。 泡盛の特徴は何なのでしょうか?確認してみましょう。
1. 原料は米
2. 黒麹菌を用いる
3. 仕込みは1回だけの全麹仕込み
4. 単式蒸留機で蒸留
この4点が泡盛と他の酒とは違う大切なポイントとなるようです。

他にはどんな種類のお酒があるんだっけ?

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引用: https://www.pakutaso.com/20170709188post-12426.html
酒は、「醸造酒」・「蒸留酒」・「混成酒」と3つに分類することができます。
「醸造酒」の代表は、日本酒・ビール・ワインです。 ワインは、原料に糖分が合まれるので、酵母を加えるだけでアルコールへと発酵させることができます。しかし日本酒では麹、ビールでは麦芽の酵素の働きによってデンプンを糖に分解させてから、その糖を酵母によって発酵させなければいけません。
「蒸留酒」の代表は、焼酎・ウィスキー・ブランデー・ウォッカです。 原料を発酵させた後、蒸留して作ります。醸造酒を加熱し蒸発させ、さらにその蒸気を冷やし、アルコール分を中心とする成分を液体にして集めます。
「混成酒」の代表は、梅酒・リキュールです。 醸造酒や蒸留酒に糖や香料を加えて作ります。

それらのお酒って何からできているの?

それぞれを代表する酒の主な原料を見てみましょう。意外に知らなかった!というものもあるかもしれません。

日本酒の原料って?

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引用: https://www.pakutaso.com/20170423097post-10974.html
日本酒の原料は、米と水と麹で、ビールの原料は水・デンプン源(麦芽など)・ビール酵母・香味料(ホップなど)です。

ワインの原料って?

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引用: https://www.pakutaso.com/20171152324post-14104.html
ワインは赤ブドウなどを原料とし、果実を丸ごとアルコール発酵させます。

焼酎の原料って?

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引用: https://www.pakutaso.com/20120308077post-1294.html
焼酎の原料としては、有名なところの麦・芋・米・そばの他には、とうもろこし・黒糖など様々な植物が使われるものもあります。泡盛も焼酎の一種です。

ウイスキーの原料って?

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引用: https://www.pakutaso.com/20140433100post-4049.html
ウイスキーは、大麦、ライ麦、トウモロコシなどの穀物を、麦芽の酵素で糖化させ、発酵させます。

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泡盛の原料はなんとタイ米!

泡盛は沖縄で有名な酒だから、その原料はさとうきび?といった声を聴くことがあります。しかし、これは違います。 焼酎でよく原料として使われる米ですが、世界の米の種類は大きく分けると、ジャポニカ米・インディカ米・ジャバニカ米の3つの種類に分かれます。
泡盛の原料は何が使われているかというと、多くの泡盛の銘柄ではインディカ種に分類されるタイ米が使用されています。
ちなみに、粘り気の強い日本の米は、ジャポニカ種に分類されます。

タイ米と日本米の違いって?

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引用: https://www.pakutaso.com/20130809235post-3202.html
タイ米の特徴は、6.5~7.5mmほどの長さの細長い形をしていることです。色は私たちが普段食べているお米と同じような色合いで、砕けやすい特長があり、焚くと粘りも少なくパサパサとしています。
私たち日本人に親しみのある白米は、ほぼ100%ジャポニカ種のジャポニカ米です。水分を含ませ熱を加えると粘りやツヤが出ます。普段食べているので親しみがあると思いますが、外見は白く透明感があり、短く丸みがあるのが特徴ですね。
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引用: https://www.pakutaso.com/20171244339post-14364.html

どうして泡盛は日本米ではなくタイ米?

その主な理由として、次のような理由が挙げられます。
1. 硬質でさらさらしているため黒麹菌が菌糸を伸ばしやすい(米麹をつくりやすい)
2. アルコール発酵させるときの温度管理がしやすい
3. 他の米に比べ、アルコールの収穫量が多い
これらの理由から、泡盛では日本米ではなくタイ米が原料として使われています。
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引用: https://www.pakutaso.com/20140953247post-4536.html

泡盛の発祥地はどこ?

かつては、「泡盛の発祥はタイで、15世紀ごろに琉球(沖縄)にその製法が伝わったのではないか」というのが有力な説でした。 しかし、15世紀ごろの琉球はタイの他に東南アジアの国々との取引も行っており、広く東南アジアルートから伝わったのが適当とされています。 現在では、東南アジアルート・福建ルートの2つの道を通って、琉球に蒸留酒が伝わったと考えられています。

沖縄には黒糖焼酎もあるけど泡盛との違いって?

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引用: https://www.pakutaso.com/20161104334post-9701.html
泡盛は、今や沖縄を代表するお酒の一種で焼酎の種類であり、タイ米を原料とするのでした。 それでは、沖縄で同様に有名な黒糖焼酎は、泡盛と何が違うのでしょうか?
黒糖焼酎とは、沖縄を含む鹿児島の島々与論島や江良部島・徳之島・屋久島などを中心に作られている焼酎のことです。また、さとうきびが原料になります。 さとうきびは、糖度が最も高くなる2月頃に収穫されます。黒糖焼酎はさとうきびから作られた黒糖と、米麹を使って仕込まれるのが特徴です。
泡盛の原料と種類や、その歴史についてお話をしました。いかがでしたでしょうか?
沖縄で有名な泡盛ですが、原料はタイ米でした。東南アジアルート・福建ルートの2つの道を通って、琉球に伝わったという説が有力、ということでした。 蒸留酒である泡盛は、幅広い飲み方が楽しめるのが特徴です。
ストレート・ロック・水割り・お湯割り・ソーダ割りから、気軽に楽しめる炭酸割りまで、様々な楽しみ方があります。また、泡盛はカクテルのベースとしても使うことができ、トニック・ウォーターやコーラで割るといった人もいるそうですよ。
これまであまり親しみがなかった人もこれを機に泡盛のことをよく知り、その歴史を感じながら楽しんで飲んでもらいたいと思います。
サムネイル画像は下記より引用しました。
出典: http://taberugo.net/wp-content/uploads/2017/09/indica-700x466.jpg