プロジェクターを天井に天吊りの金具について!
プロジェクターを天井につるす際に使う金具として「金具スパイダー2」というものがあります!その金具スパイダー2の取り付け方について以下に動画を載せておきますので参考にしてください!
プロジェクターを天井に天吊り方法について!
では実際にプロジェクターを天井に吊るす方法を紹介します!参考になるような動画も多めに載せてありますので、参考にしてください!
ねじ穴部分をしっかり確認!
まず、プロジェクターを裏返しにして、金具を付けるねじ穴の位置をしっかり確認しましょう!プロジェクターは基本として天井に吊るして設置できるように作られているので裏面にねじ穴があると思います!ない場合と言うのは、特殊なプロジェクターであったり、一体型のものです!
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※ねじ穴が見つからない場合…上の画像のようにねじ穴がすぐに見つかる機種は良いのですが、プロジェクターの底の部分にある高さ調整用の足を取り外して使う場合もありますので、注意が必要です!
金具をねじ穴部分に合わせる!
次に、プロジェクターの天吊り用の金具をプロジェクターの裏面に乗せ、金具の位置を調整していきます!下の画像のように金具の足部分をプロジェクターのねじ穴部分に合わせるようにしてください!
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プロジェクターを天井に天吊り方法について!「ねじが内側に隠れてしまう機種での方法!」
ねじ穴がプロジェクターの内側にある機種も存在します!そういった場合は、足を1本だけ取り外し、プロジェクターに足部分を固定するようにしてください!
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ねじが隠れてしまう機種を取り付けるには?
以下にねじが隠れてしまっている機種を取り付ける際の詳しい方法についての動画を載せておきますので参考にしてください!
ねじでしっかりと固定する!
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ここでプロジェクターを固定する際に使うねじについて解説します!プロジェクターを固定するネジとして『M4×12mm』と『M5×12mm』の二つが入っているのですが、(ちなみにM4は直径4mm、M5は直径5mmのネジをことをいいます。)稀にこのねじの大きさでも合わないものがあります!
もし合わない場合は、ホームセンターなどでそのプロジェクターにあった大きさのねじを購入するようにしてください!その際使えるねじと使えないねじがありますので、以下に画像を載せておきますので参考にしてください!
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先端がとがったねじは使用しないようにしてください。それから長すぎるねじなども使用しないようにしてください!
ボルトで固定する際、しっかりと重心をとらえてからおこなう!
金具を取り付けたらボルトを固定していくのですが、重心をしっかりと捉えているか確認してください!しっかりと重心を捉えることができ、プロジェクターを持ちあげても傾かなくなったことを確認したらボルトを固定していきます!
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プロジェクターを天井に天吊りにする!
さて金具をしっかりとこていしたらいよいよプロジェクターを天井に吊るしていきます!
取り付ける際はスクリーンの中心線上に設置する!
プロジェクターを天吊りにする際、必ず気を付けてほしいのが、プロジェクターの位置をスクリーンの中心線上になるように設置していくということです!最近の機種ではレンズシフトという機能によりレンズの調整が出来るのですが、左右のずれなどがあると映像が歪んでしまうなどの問題が起きかねませんのでしっかりと確認してから天吊りするようにしてください!
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直接石膏ボードに取り付けない!
天井が石膏ボードの場合直接取り付けてしまうと落下する危険性が高くなってしまいます!そうならないためにも下地としてベニヤ板などを入れておいてから取り付けるようにしてください!
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ただし、既存の部屋などの場合下地を入れることが出来ない場合もありますのでそういった場合は、頑固な下地のある場所に取り付けるようにしてください!
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金具をしっかりとねじで固定する!
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下地などをしっかり確認したらねじで固定していきましょう!
プロジェクターを天井に天吊りをして角度を調整する方法!
実際にプロジェクターを天井に天吊りにしたら角度を調整する必要があるのですがその方法について解説します!
角度調整ねじで調整!
画面位置や角度を調整できるよう3種類のねじがあり、それぞれ役割があります!
A.左右の傾きを調整することが出来るねじ(最大45度まで)
B.前後の傾きを調整することが出来るねじ(最大45度まで)
C.左右の回転を調整することが出来るねじ(360度回転可能)
引用: https://theaterhouse.co.jp/p_spider/img/setting_22.jpg
左右の調整
まず、左右の傾きを調整することが出来るねじについてですが、基本的に水平になるようねじを緩めたり閉めたりして調整してきます!ですが傾斜した天井などに天吊りにしたプロジェクターでも調整することが出来るよう、45度まででしたら傾斜させることが可能です!
引用: https://theaterhouse.co.jp/p_spider/img/setting_23.jpg
前後の調整
次に前後の傾きを調整することが出来るねじで前後の傾きを調整していきます!こちらも先ほど同様傾斜天井に設置されたプロジェクターを調整することが出来るよう、45度まで傾けることが出来ます!
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左右の回転調整
最後に左右の回転調整が出来るねじを調整します!360度回すことが出来ますので最適な角度に回して固定してください!
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以上までで大体のプロジェクターの天井に天吊りにする設置が終わりました。
プロジェクターを天井に天吊りにする際、シャフトの長さを変更する方法!
下の動画でシャフトの長さを変更する方法について見ることが出来ますので参考にしてください!
【プロジェクターを天井に天吊りする際キレイに仕上げる方法】その1「天吊り金具の近くに電源を準備する!」
ここからは配線処理に重点を置いて、天吊りをキレイに仕上げていきましょう!
まず、プロジェクターと電源、映像ケーブルを設置場所の近くにしましょう!これだけでかなりスッキリキレイに仕上げることが出来ます!また配線処理としては、映像ケーブル用にプロジェクターからBD・DVDプレーヤーがある位置までCD管を通してあげるなどするとさらにキレイに仕上げることが出来ます!
引用: https://theaterhouse.co.jp/p_spider/img/setting_013.jpg
【プロジェクターを天井に天吊りする際キレイに仕上げる方法】その2「ケーブルをシャフト部分に収める!」
このほか、シャフト部分にケーブル類を収納しておくことでもスッキリキレイに仕上がります!シャフトの内部は基本的に空洞になっているのでシャフトにケーブル類を収納しておくのもいいでしょう!ケーブルは太さにもよりますが3本程度でしたら問題なく収納することが出来ます!
引用: https://theaterhouse.co.jp/p_spider/img/setting_27.jpg
【プロジェクターを天井に天吊りする際キレイに仕上げる方法】その3「ケーブル類を目立たないようにする!」
ですが、なかなか条件がそろわずそんなにキレイに配線処理出来ないという方もいるかと思います。そういった方は、スパイラルチューブなどを使ってケーブルを目立たなくさせることも出来ます!モールなんかも配線処理に有効です!
引用: https://theaterhouse.co.jp/p_spider/img/setting_14.jpg
まとめ
以上プロジェクターを天吊りにする方法について紹介しました!以下に今回の記事を簡単にまとめておきますので参考にしてください!
プロジェクターを天井に天吊り方法
・ねじ穴部分をしっかり確認し、金具を合わせ重心をしっかりと捉えてから固定する!
・取り付ける際はスクリーンの中心線上を意識して取り付ける!
・設置後適切な角度に調整する!
・シャフトも必要に応じて長さを調整する!
・スッキリキレイにするため、配線処理をしっかり行う!