踏み台は色々な場面で使える!
もう少しであそこに手が届くのに!と困った経験はありませんか?ちょっとした高いところに置いたものが取れない、家の中では意外にも手の届かない場所が存在するものです。そんなときに活躍するのが踏み台です。
キッチンのこんなシーンで
キッチンで上の戸棚に収納しているものに手が届かない・・・でも脚立を出すのは面倒、それならば収納スペースを最大限に使えるようキッチンに踏み台を置いてみませんか?忙しいときでもさっと高いところのものが取り出せるようになりますよ!
小さなお子様がいる家庭で
小さな子供は身長が足りないことで、洗面所やトイレで不便を感じてしまいます。毎回大人が手助けしてあげるのもいいですが、少しでも一人で出来るように促してあげたいのであれば、踏み台を置いてあげましょう。一人で挑戦することを経験させ、子供の成長を手助けすることができますよ。
踏み台以外の使い方もあります
子供が成長して踏み台が必要無くなったら、違う用途での使い方もありますよ。例えば小さな椅子として使ったり、玄関で靴を履くときの台にもなります。他にも鉢を置いて飾り台に使ったり、分解してまた新しいDIY作品に作り変えることもできます。
【簡単DIY!踏み台の作り方①】100均の材料を揃える
今回ご紹介する踏み台の作り方は、とにかく簡単にするため木材を使いません。木材を使わずに人が上に乗っても大丈夫な踏み台を作っていきます。そこでまずは100均で購入できる材料を準備しましょう。
発泡スチロールで作られたブロック
発泡スチロールで作られたブロックは、耐荷重に優れていますがとても軽いので扱いが簡単です。好きなサイズでカットすることもできるので、DIYにもぴったり。100均で販売されている発泡スチロールのブロックは大きさによって価格が100円を超えることもあります。
今回は100円で購入できるブロックを6つ使って踏み台を作りますが、サイズの大きいブロックを使えば大きな踏み台を作ることもできますよ!またブロックを3つにすれば2段の高さの低い踏み台にもなりますので、お好みに合わせてブロックの数やサイズを変えて作ってみましょう。
接着剤か両面テープも100均で
発泡スチロールのブロックを固定するために接着剤か両面テープも用意しておきましょう。ブロックを再利用したい場合は両面テープのほうがいいですが、安定感を出すのであれば接着剤がおすすめです。もちろんどちらも100均で購入できるもので大丈夫です。
【簡単DIY!踏み台の作り方②】材料を組み立てる
材料が揃ったら早速DIYを始めましょう!まずはブロックを並べて階段のような形にしていきます。段数を増やせば増やすほど高さが出ますが、その分サイズが大きくなってしまうので置く場所も検討しながら組み立てていきましょう。
【簡単DIY!踏み台の作り方③】ブロックを固定する
踏み台にするブロックを実際に組み立てて大きさや高さを確認したら、ブロックを固定していきます。まずは上下に重なっている部分を接着し、次に横に繋がる部分を接着します。縦よりも横側のほうが外れやすいので、しっかりと接着できているかチェックしながら作業を進めていきましょう。
接着剤を使ってブロックを固定したときは、十分に接着剤が乾くまで次の工程に進まないでください。まだ乾燥が不十分な状態で表面を加工してしまうと、途中でブロックがずれてしまう可能性もあります。また床側の面に接着剤が流れ出てしまった状態で使用すると、床とくっついてしまうこともあるため、接着剤の乾き具合には気をつけてください。
【簡単DIY!踏み台の作り方④】裏面にすべり止めをつける
発泡スチロールのブロックはとても軽いので、いくつか連結させても簡単に移動させることができます。ですが人が乗ろうとした瞬間に踏み台が動いては危ないので、簡単に位置がずれないように裏面にすべり止めをつけます。すべり止めに使用するのは、100均で販売されているすべり止めシートが便利です。
100均で販売されているすべり止めシートは商品の注意書きにもありますが、長時間同じ場所に置いておくと床に色移りしてしまうことがあります。そのため色が薄いすべり止めシートにするか、定期的に踏み台を移動させるようにしましょう。
【簡単DIY!踏み台の作り方⑤】ブロックの表面を加工する
発泡スチロールのブロックが組み立て終わったら、そのままでも踏み台として使うことができますが、ブロックの表面は傷がつきやすく欠けやすいので加工しておきましょう。加工に使うものはどんな素材のも物でも構いません。好きな素材やデザインのものを使い、デコレーションも自由自在ですよ!
加工に使う材料も100均で揃えることができます。カッティングシートやクッションシートは好きな位置でカットして使うことができるので、見た目にこだわる方にもぴったりです。シールタイプで剥がすことも出来るので、デザインを変えたりブロックを再利用するときにも便利です。
【簡単DIY!踏み台の作り方⑥】仕上げを行って完成!
表面の加工まで終わったら、後は人が乗っても大丈夫かチェックをしましょう。発泡スチロールのブロックは耐荷重に優れているので人が乗っても壊れることはありませんが、ブロック同士の接着が不十分だとバランスが悪く崩れることがあります。何度か昇り降りをして安定しているか確認してから使うようにしましょう。
子供用の踏み台は管理も慎重に!
子供用の踏み台はもっと安全性に厳しくチェックをしましょう。踏み台はあまり高さを出さないようにし、壁などにくっつけて使うと安全性もアップします。最初は大人が見ているところで使わせるようにし、危険な遊びに使わないように気をつけてください。またブロックの踏み台はとても軽いので、子供でも簡単に移動させることができてしまいます。そのため大人が目を離すときは、踏み台も子供の手の届かないところに移動させましょう。
DIYならオリジナルの踏み台が作れる!
販売されている踏み台で気に入ったものが見つからない・・・そんな方もいらっしゃるかもしれませんね。踏み台はサイズは決して大きくはありませんが、常に置いておくものなので部屋のインテリアに馴染むデザインを選びたいものです。気に入ったデザインの踏み台が見つからないのであれば、DIYでオリジナルの踏み台を作ってみましょう。
木材を貼り付けても
発泡スチロールのブロックで作った踏み台も、表面に木材を貼り付ければ木で作られた踏み台に見せることができます。100均には色々なサイズの木材が販売されているので、そちらを使って加工することもできます。木材に塗装をすれば、ナチュラル家具の完成です!
子供の好きなデザインの踏み台でやる気アップ!
子供は気持ちが乗らないとやる気が出ないものです。一人でチャレンジしてほしい、お手伝いに参加してほしい、そんなときは踏み台を子供の好きなデザインにしてみましょう!例えば子供の好きなキャラクターを描いたり、お気に入りの絵や色を使うのもいいでしょう。昇るところに足のイラストをつけておくと、どうやって使うのかわかりやすくていいですね。
《まとめ》踏み台をDIYしよう!
DIYでの踏み台の作り方についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?とても簡単に作ることができ使いやすい踏み台なので、色々な場面で活躍してくれますよ。踏み台は家事や育児を手助けしてくれるアイテムなので、上手に活用して生活に役立てましょう!