2019年現行モデルの省エネ・エアコンの傾向
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エアコンは家電製品の中でも値段が張り、取り付の工事を要するので製品選びは慎重になってしいます。一度効果効果したら10年は使い続ける製品なので、生活に適合した品定めをしたいところです。
2019年モデルの各メーカーの特徴は、お部屋を隈なく冷暖房するのではなく、人の存在、不在や居場所、間取りや家具の配置と天井、壁の温度などを関知するセンサーを搭載していて、お部屋そのもの温度や湿度を保つのではなく、部屋にいるそれぞれの人に、効率の良い電力量で快適な風を送り込む省エネ傾向になっています。
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5位.東芝エアコン「 大清快 E-DR シリーズ」
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「大清快 E-DR シリーズ」の機能特徴は、秒速ダッシュ機能を作動させることで、リモコンの操作で希望の時間に暖房設定しておくことでお部屋が素早く温まります。
また、パワフル気流と呼ばれる気流でお部屋の隅々を足元から暖めてくれるのです。
生活状況に合わせて自動風あて、自動風よけ、ワイド気流、スポット気流などの8通りの気流が選べて、上下左右お好みの気流を選べるのが特徴です。
お手入れの面では、プラズマ空清を搭載してPM2.5の除去の判定基準を満たした空清を具体化しています。
花粉、PM2.5、ホコリ、ウィルス、カビ、細菌まで除去するので、エアコン始動すれば、常時お部屋の空気をキレイにします。
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また、エアフィルター、熱交換器、送風路等、エアコン内部をキレイに保つプレミアムクリーンを搭載していて、万一の場合に付着菌があっても大幅に減少させるを能力があります。
ほかにも東芝独自のエナジーセーブコンプレッサーを搭載していて、大幅な電力削減に貢献し省エネ機能を果たしています。節電ボタンで扇風機並みの小電力で冷暖房運転を行うので体にも家計にもやさしいエアコンを実現させたモデルです。
大清快 E-DR シリーズの省エネ診断
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14畳で外気温29℃湿度70%の条件でエアコンの設定温度を27℃風量を自動にしての冷房運転で、安定運転時の平均消費電力は従来型で95W、エナジーセーブコンプレッサー搭載機種で47Wまでの省エネを果たしています。
一方、暖房では14畳のお部屋で人がいる時といない時を比較して、外気温7℃の時エアコンの設定温度23℃、自動風量で、安定時1時間の消費電力量を比較、人がいる時277Wh、人がいない時57Wh。
人が不在の節電機能で不在が30分続くと自動的に電力を抑え、さらに時間まで不在が続くと運転を止める機能があります。夏場は日射がなくなる夕方と、曇りで暗くなる時、冬場は日差しのある暖かい昼間などの明るい時、電力の消費量を抑えてくれます。
大清快 E-DR シリーズの省エネ・エアコンとしての評価
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「大清快E-DR シリーズ」は従来のエアコンに対するイメージを変えてしまう存在で、同社メーカーならではの「デュアルコンプレッサー」による省エネ性能の高さや、扇風機並みの電力消費量で冷房運転と涼風運転ができるのが省エネポイントです。
このE-DRシリーズは同メーカーの大清快シリーズの中でも、多才な機能が搭載されたフルスペックモデルです。広いリビングではワイドな風の流れで、空調の良さを感じられるモデルです。
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4位.三菱電気エアコン 「霧ヶ峰 Xシリーズ」
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「霧ヶ峰 Xシリーズ」の機能特徴はセンサーが左右に動くことで有名な「ムーブアイ」です。
人が存在する位置や部屋の間取り、天井の高さ、人の活動量が測れるようになっただけでなく、人の頭や手足などの部分が認識できるようになり、人の周りの温度を0.1℃単位で測定できるまで進化しました。
それが「霧ヶ峰Xシリーズ」に搭載されている「ムーブアイ極」であります。
さらに進化した機能は、体感温度に合わせて除湿なのか、冷房なのかをエアコンが自動で判断しくれて、室内を冷やしすぎない「ハイブリッド運転」機能が付いています。
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Zシリーズは衛生面においても快適さを追求していて、汚れやすいポイントとなる内部の熱交換器、ファン、通風路にはホコリなどの親水性汚れを防ぐ「ハイブリッドナノコーティング」が施されているほかにフィルターを自動的に清掃する「フィルターおそうじメカ」も搭載しています。
エアコン内部の汚れは放っておくとホコリについたカビが繁殖し、嫌なニオイの原因となるだけでなく、運転効率を下げる原因にもなるが、そうした心配もありません。
霧ヶ峰 Xシリーズの省エネ診断
引用: https://www.instagram.com/p/By7zHmzAfYM/
家電の中でも特に省エネ性能が大切なのがエアコンですが、省エネ機能が進歩しても設定温度を1℃上げると消費電力が大きく上がってしまいます。
また消費電力ばかり気にしていれば、本来のエアコンの役割である快適さが引き合わなくなります。
そこで各メーカー工夫を凝らしているのがセンサー技術ですが、その分野で同メーカーは業界をリードしていると言えます。
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ハイブリッド冷房/暖房を設定時に14畳のお部屋で外気温が冷房で30℃、暖房で7℃の時、体感温度が冷房28℃、暖房23℃に設定して運転した場合、安定時1時間におけるハイブリッド運転切では冷房232Wh、暖房419Whとハイブリッド運転入で比較すれば冷房26Wh/暖房376Whの電力消費量の差が生まれます。
霧ヶ峰 Xシリーズの省エネ・エアコンとしての評価
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エアコンにセンサーを搭載する技術は、どのメーカーでも当たり前になっていますが、同メーカーでは、センサーの開発にこだわって、現在に至るまで進化させてきました。
冷暖房でお部屋そのものを心地よくすることよりも、お部屋にいる人が快適にいられるエアコンを作りたいという発想の技術です。
お部屋の空気ではなく人の体感温度に焦点を当てた結果、温度設定を変えなくても済む省エネエアコンを生み出す結果になりました。
お財布にやさしいエアコンであるのかを求めたモデルで、電気代を重要視する人は霧ヶ峰 Xシリーズがおすすめです。
3位.日立エアコン 「白くまくん Xシリーズ」
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「白くまくん Xシリーズ」機能特徴は「くらしカメラ 4」が搭載されていて、お部屋の環境を認識して運転開始時は人のいる場所を中心にすばやく冷やし、室温が安定すると天井の温度が高かければ、天井に直接気流を送り天井から伝わる熱を抑えお部屋の温度を下げすぎず、気流も感じさせない快適な「気流通り道」機能があります。
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さらには同メーカー独自の「ステンレス・クリーンシステム」で、お手入れのしにくいエアコン内部を清潔に保てる、通風路やフラップ、フィルターに除菌効果があるステンレスを使用した構造を採用して、しかもフィルター自動お掃除機能でお手入れ楽に行えます。。
また「ecoこれっきり」機能で人の位置、周囲温度、人数、活動量、日差しを検知して快適な空調と省エネ運転を実現します。
白くまくん Xシリーズの省エネ診断
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「白くまくん Xシリーズ」の省エネ効果は、洋室14畳のお部屋で冷房時の外気温度35℃で、体感設定温度を27℃にして風速自動で、室温安定時の1時間あたりの消費電力量が「ecoこれっきり」運転入で109Wh、運転切で198Whの比較になります。
また「オートセーブ・オートオフ」機能で人がいなくなると、自動で控えめ運転や自動停止をしてくれます。
白くまくん Xシリーズの省エネ・エアコンとしての評価
引用: https://www.instagram.com/p/Bnld4NwHFJd/
日立のエアコン「白くまくん」の代表的モデルとも言える「Xシリーズ」には「くらしカメラ4」と呼ばれるセンサー機能が搭載されています。画像カメラ、温度カメラ、物カメラ、お部屋カメラの4つのカメラによって、人の位置や活動量、人の周りや天井、床、壁、窓などの温度、家具などにいたる配置と形状、窓などの位置や大きさなどの情報をセンサーが捕らえて、無駄なく省エネを果たして快適な気流を作り出すしてくれます。
さらに家族それぞれの顔を認識して、それぞれの滞在時間や表面温度を計測することでエアコンが省エネと、その人を快適な状態に保ってくれます。
2位.パナソニックエアコン エオリア WXシリーズ
「エオリア WXシリーズ」の機能特徴は「ナノイーX」機能が搭載されていて空気中の水に高電圧を加えて生成されるナノサイズの微粒子イオンが見えない空気の汚れを抑制します。花粉などの抑制効果を発揮し除菌効果に加えて、生活5大臭の脱臭に対応し、タバコのニオイには10倍の脱臭スピード処理を現実化しました。
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さらには「マルチ・ビッグフラップ」と「マルチ・ルーバー」が織りなす、ダブルの温度気流で異なる2つの温風を同時に吹き出すことで、暑いと感じている人、ちょうどいい人、寒いと感じている人に応じた温風を同時に届けます。
省エネ面ではエコナビが、お部屋のさまざまなロケーションを分析、学習して、運転するごとにお部屋が冷えやすいか、冷えにくい状況かを考え、分析結果を蓄えてお部屋が冷えやすい条件なら、ムダな立ち上げ電力消費量をカットし、キメ細かに節電に貢献します。
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エオリア WXシリーズの省エネ診断
引用: https://www.instagram.com/p/BwESQEvHlnv/
約14畳のお部屋で外気温2℃の条件で、エアコンを体感温度25℃の設定で暖房運転して運転安定時約1時間の積算消費電力量が、エコナビ入でセンサー風あて354Whと、エコナビセンサー切で1,195Whと比較されます。
一方で冷房時は同じ約14畳で外気温35℃、体感温度25℃の設定で冷房運転して運転安定時約1時間の積算消費電力量がエコナビ入センサー風あて191Whと、エコナビ切センサー切425Whとの比較されています。
エオリア WXシリーズの省エネ・エアコンとしての評価
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パナソニックのエアコンは2016年秋に発売された「エオリアWXシリーズ」にて大きな改良を果たしました。同メーカーはここ数年来センサー部分にフォーカスした製品作りに力を入れていて、人の存在、不在や居場所、間取りや家具の配置と天井、壁の温度などを関知するセンサーや人の表面温度と周囲の温度を測定し、人が暑く感じているのか寒く感じているのかを自動認識するセンサーよって、エアコン側が自動で風を使い分ける機能を実現してきました。
また温度が違う風を別々に吹き分けることで、より個人個人に合わせた気流を作り出せるようになり、加えて無駄な電力消費量を削減して省エネエアコンとしての機能性を向上させています。
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1位.ダイキンエアコン うるさら7 Rシリーズ
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「うるさら7 Rシリーズ」の機能特徴は「うるおい加湿」機能で、外の空気中の水分を取り込み無給水で冬の乾燥肌になりがちの人とお部屋にうるおいを与えるシステムで、無給水の加湿は同メーカーが独自に開発したシステムです。
また「足元からの暖房気流」機能は床面から温もりが広がる直下式の気流で風を直接感じにくいので、快適に暖房が得られて、立ち上がりスピードもアップしています。
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夏の快適冷房では「サーキュレーション気流」機能で天井に向かって大風量で吹き出して、またエアコン下部から吸い込むことで、お部屋全体に風を巡らせながら垂直気流を組み合わせ、温度ムラを抑え湿度も下げて快適なお部屋を保ちます。
センサー風向機能では人の動きに合わせて風向きをを吹き分けてます。消し忘れ防止機能では人の不在を検知して、控えめ運転の後に停止して省エネ、節電に一役買っています。
うるさら7 Rシリーズの省エネ診断
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14畳のお部屋で暖房時で屋外の温度が2℃、冷房時で屋外温度35℃の場合、通常運転時との1回あたりの消費電力量を比較、通常の暖房時でエアコン25℃に設定時で566Wh、消し忘れ防止機能設定時エアコンを23℃設定で355Whの比較になります。また通常冷房時でエアコンを26℃設定で139Wh、消し忘れ防止機能設定時でエアコンを28℃設定して103Whと消し忘れ防止機能が電力消費量の削減に大きく貢献しています。
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うるさら7 Rシリーズの省エネ・エアコンとしての評価
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大風量のエアコンで、まず思い浮かぶのがダイキン工業のエアコンです。なかでも代表格モデルの「うるさら7Rシリーズ」は冷房時には天井を沿うようにして部屋の奥まで冷風を届けるサーキュレーション気流でお部屋全体を瞬時に快適な温度にできます。
暖房運転時には独自の垂直気流によって部屋の奥まで広げていくのが特徴で、コンプレッサー制御の進化で運転開始後の快適な温度まで到達する時間を大幅に短縮して、電力消費量削減して省エネにつなげています。
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また「さらら除湿」ハイブリッドシステムで、睡眠中も冷えにくく、電力消費量も少なめで快適な除湿効果を果たしてくれます。
同メーカーのエアコンは快適な空調効果に重きを置きながら、電力消費量を抑えたシステムで市場でも高い評価を得ています。
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まとめ 省エネ・エアコンをより良く使うには
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さて、各メーカーの2019年現行モデルの比較は出来たでしょうか?エアコンは節電を考えて運転スイッチを付けたり消したりを繰り返すと、かえって電気を消費してしまいます。今回、ご紹介したモデルには各メーカーの室内感知センサーが搭載されています。風量設定は自動運転にして設定温度で運転することが最も効率的です。
要するにエアコン機能に任せるのが一番良い使い方と言えるでしょう。
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