甘酒でパックできる?
甘酒は飲むものという認識が強いでしょう。しかし、美肌のために飲むのではなく、肌に貼ってケアする方法もあります。つまり「甘酒パック」です。ここでは甘酒のパックの効果や市販の甘酒を使うパックのやり方を紹介します。
甘酒パックには2つの効果がある!
甘酒パックの効果①美白
甘酒にはコウジ酸とパントテン酸が含まれています。コウジ酸はシミのもととなるメラニン生成を抑え、パントテン酸は肌の基礎代謝をアップして肌生成につとめます。このダブル効果によって美白ケアが期待できるのです。
加齢とともに紫外線が気になり、ちょっとした刺激ですぐにシミになってしまうのが気がかりです。そんな普段の生活の中でのストレス肌を美肌に変えてくれる存在が甘酒パックといえるでしょう。
甘酒パックの効果②保湿
乾燥肌の人はシワなどさまざまな肌トラブルを引きおこします。こまめに保湿ケアが必要でしょう。健康的な肌づくりのために定期的な甘酒パックがおすすめです。甘酒にはアミノ酸・ビタミンB2・ビタミンB6が配合されており、保湿効果が期待できます。
冬の季節だけでなく、夏場もエアコンなどの使いすぎで肌は乾燥しやすくなっています。一年を通して美肌をゲットするために、定期的な甘酒パックが必要でしょう。
超簡単!甘酒パックのやり方
【市販でのパックの作り方】①甘酒を液状にする
市販の甘酒を使ったパックの材料はとてもシンプルです。市販の甘酒と小麦粉のみの材料なので、手軽に用意できるでしょう。まず、固形の甘酒を液状にします。
【市販でのパックの作り方】②小麦粉を加える
液状にしたら、今度は肌にのせて流れない程度の固さになるように小麦粉を入れていきます。市販の甘酒の水分量はそれぞれ異なるので、小麦粉の量は各自で調整してください。
【市販でのパックの作り方】③洗顔をして顔に塗る
洗顔をして毛穴を開かせておくことで、甘酒パックがしっかり入りこみ、汚れをごっそり取り除きやすくします。顔全体に甘酒を均等に塗りましょう。肌への負担を考えて、週1回の甘酒パックを目安にしてください。
【市販でのパックの作り方】④ぬるま湯で洗い流す
顔に塗った甘酒パックを5分ほど放置して、ぬるま湯でしっかりと洗い流しましょう。そのあとで普段と同じように化粧水・乳液などでスキンケアをして甘酒パックは終了です。
市販で作る!酒かすパック
酒かすパックの作り方
作り方は市販の酒かすを使いますが、目安となる量は20~30gです。それ以上多めに作っても保存ができます。酒かすは固形状なので、ミキサーにかけて細かくして、水を加えて練りましょう。逆にトロトロになってしまった場合は小麦粉を加えてください。
酒かすにはアルコール分が含まれているので、お酒独特の香りがします。その香りで酔ってしまう人もいるかもしれません。極度にアルコールに弱い人は酒かすパックは控えた方がよいでしょう。
酒かすパックのやり方
酒かすパックを顔全体に塗ってからしばらく放置します。時間にして大体5~10分程度を目安としましょう。より効果を期待したいのであれば、ラップを顔全体に覆うようにすると通常よりも浸透力が増します。そのあとは軽くふき取ってから酒かすパックを残さないように洗い流してください。
手作り甘酒パックで健康美肌をゲットしよう!
いかがですか。酒かすパックは美容効果があるということで今注目されています。定期的に行うと、いつもとは違う肌質を実感できるでしょう。
●市販の酒かすを使うと楽に作れる
●美白と保湿の両方の効果が期待できる
酒かすパックは多く作っても、タッパーに入れて保存ができるので便利です。甘酒で残った酒かすや米麹でパックを作って、体の内外から甘酒パワーを実感してください。