自転車空気の入れ方まとめ!正しい硬さで漏れることなく入れよう!仏式・英式・米式対応!:【その①】お気に入りの自転車をもっと好きに
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自転車のタイヤの空気、パンクの跡がないのにていつの間にか減っている!ということは往々にして起こりますよね。自分でどう対応したらいいのかわからないので、わざわざ自転車屋さんに行っているという方も少なくはないはずでしょう。しかし通勤に通学、買い物にと日常的に自転車を使っているならば、それはかなり面倒です。
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自分で空気を入れている、という方でも空気がよく漏れるようであれば、そのやり方はもしかしたら気づかぬうちに間違っているかもしれません。そこで今回の記事は、本当に正しい自転車の空気の入れ方を調べてみました。お気に入りの大事な脚である自転車を長く使うためには、実は大変重要な空気の入れ方。これでお気に入りの自転車をもっと出動させたくなること間違いなしです。
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自転車空気の入れ方まとめ!正しい硬さで漏れることなく入れよう!仏式・英式・米式対応!:【その②】タイヤ空気圧のチェックポイント
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そもそもタイヤの空気圧はどのようにチェックするのか、という問題があります。空気圧が十分であるかどうか、調べるポイントは3点。硬さ、側面、接地面を見ることが大事になってきます。これを1週間に1度は調べて下さい。頻繁に乗らない方はもう少し少ない頻度でもOK。先ほど前述したように、自転車の空気は気づかぬうちに抜けており、気が付いた時にはかなり柔らかくなっていたということがあるもの。つまり気づくまでタイヤの空気が抜けっぱなし状態であるので、パンクにつながるリスクが出てくるのです。そのため、この定期的なチェックは必ず行いましょう!
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①硬さ
触ってみた感じが、テニスボール程度の硬さがあるかどうかを調べます。これより柔らかければ空気を入れる必要があります。
②側面
少し強めにタイヤを押してみて、指に強い反発を与えつつ少しへこむくらいであれば大丈夫です。
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③接地面
自転車に乗った時に、地面とタイヤが接している部分が10cm程度になっているかどうか、がポイントです。
自転車空気の入れ方まとめ!正しい硬さで漏れることなく入れよう!仏式・英式・米式対応!:【その③】自転車タイヤのバルブは3種類
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自転車のタイヤについている突起がバルブ、つまり空気を入れるための空気口のことです。自転車にはママチャリやスポーツバイクなど様々なタイプがありますが、その種類によってバルブも異なってくるため、それぞれ使える空気入れの種類も違うのです。バルブの種類は主に英式・仏式・米式の3つにわけることができます。改めて自分の自転車のバルブをまじまじと見たことがなかった方は、どれに当たるのかを見直してみて下さいね。
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自転車空気の入れ方まとめ!正しい硬さで漏れることなく入れよう!仏式・英式・米式対応!:【英式バルブ①】英式バルブの特徴
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英式バルブは“イングリッシュバルブ”、“ウッズバルブ”、“ダンロップバルブ“という呼称で通っています。ママチャリなどの自転車に使われているバルブなので、日本人には一番なじみ深いバルブでしょう。特徴としては、空気圧の調整がわりと大変なので、クロスバイクやロードバイクなどのスポーツバイクにはあまり使用されていないということが挙げられます。
自転車空気の入れ方まとめ!正しい硬さで漏れることなく入れよう!仏式・英式・米式対応!:【英式バルブ②】空気入れに準備するもの
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まず英式クリップがついた、英式バルブ対応の空気入れを準備します。英式バルブの自転車に空気を入れる場合は、大きな洗濯バサミのようなクリップがついたこの空気入れを使用することが必要となります。
英式バルブ用の空気入れリンク先
ブリヂストン(BRIDGESTONE) 空気入れ スマートポンプ PM-501 SG規格 英式トンボロ
価格
¥ 1,001
オリジナル英式専用トンボロで小径車にも使用できる空気入れ。
ボール用ノズルと浮輪用ノズル、2タイプのノズルが付属。
このブリヂストンの空気入れはとても軽いと評判になっており、力が弱い方でも簡単に扱えます。軽量でいながら、しっかりと圧力をかけることができるので、漏れが生ずることなく確実に空気を入れることができます。ちなみにボールの空気入れとしても使えますよ。
自転車空気の入れ方まとめ!正しい硬さで漏れることなく入れよう!仏式・英式・米式対応!:【英式バルブ③】空気の入れ方3ステップ
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ステップ1:クリップのニップル部分を口金に押し込んでロック
空気入れのクリップには、ニップル部分と言って突起している部分があります。それを口金に押し込んでレバーを倒し(レバーによっては起こすケースもあります)、ロックします。
ステップ2:タイヤのバルブキャップを外し、クリップで挟み込む
タイヤのバルブについているキャップを外して、空気入れのクリップで挟み込みましょう。このときのクリップの角度はは90°になるように。注意したいポイントですが、バルブキャップのすぐ下に「袋ナット」と呼ばれる部分があり、これは回せるのですが決して緩めないようにしましょう。空気が漏れていってしまいますよ!
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ステップ3: 上下にレバーを動かし、空気を入れていく
空気入れのレバーを上下に動かして、空気を入れていきますが、レバーは必ずひと入れごとにしっかり下までおろすこと。小刻みにでは空気がうまく入っていきません。
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自転車空気の入れ方まとめ!正しい硬さで漏れることなく入れよう!仏式・英式・米式対応!:【仏式バルブ①】仏式バルブの特徴
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バルブ3種類の中で最も細いのが仏式バルブです。“フレンチバルブ”、もしくは“プレスタバルブ”という呼称で通っています。特徴としては、高い空気圧に適応可能ですので、クロスバイクやロードバイクなどに使用されています。空気を入れた後の微調整もでき、どれぐらいの空気が入っているのかの空気圧を測定することも可能です。したがって空気を入れるにはママチャリ用のものでは対応できません。
自転車空気の入れ方まとめ!正しい硬さで漏れることなく入れよう!仏式・英式・米式対応!:【仏式バルブ②】空気入れに準備するもの
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少々細長い形状の仏式バルブに対応した空気入れを準備します。
仏式バルブ用の空気入れリンク先
パナレーサー 空気入れ 楽々ポンプ エアゲージ付 米式/英式/仏式バルブ対応
価格
¥ 2,722
対応バルブ:米式、仏式(バルブアダプター使用)、英式(クリップ使用)
最大圧上限:英式バルブ時/500kPa、米式・仏式時/700kPa
このパナレーサーの空気入れは米、英、仏のすべてのバルブのタイプに対応しているので、自転車好きで様々なタイプを所有している方には持ってこいの商品です。軽くて持ち運びが簡単なところも◎。
自転車空気の入れ方まとめ!正しい硬さで漏れることなく入れよう!仏式・英式・米式対応!:【仏式バルブ③】空気の入れ方5ステップ
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ステップ1:バルブの先端のキャップを取る
まずはバルブのキャップを取りましょう。
ステップ2:バルブの先端を反時計回りに回転させ、ネジを緩める
バルブ先端にある「ボルブ」という少々突起した部分を、反時計回りで回転させてネジを緩めます。この手順を忘れてしまうと空気が入っていきません。最大限まで緩めても外れることはありませんので大丈夫です。
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ステップ3:バルブの先端をワンプッシュする
バルブの先端を強く押し込んで空気を抜けさせ、空気を入りやすくさせます。
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ステップ4:バルブにポンプの口金を押し込み、ロックする
ポンプの口金を実際に押し込んでいきますが、注意点として大変曲がりやすくなっているため、直角を保ってまっすぐ押し込むように気をつけて下さい。
ステップ5:タイヤの側面の「適正空気圧」と「最大空気圧」を目安に空気を入れていく
仏式バルブの自転車の場合、空気圧を測ることができるメーターが付いています。それを見ながらタイヤ側面に表示してある「適正空気圧」「最大空気圧」を目安に空気を入れます。最大空気圧のみが書かれているタイヤの場合、その90%程度を目安と考えて下さい。
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自転車空気の入れ方まとめ!正しい硬さで漏れることなく入れよう!仏式・英式・米式対応!:【米式バルブ①】米式バルブの特徴
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米式バルブは“アメリカンバルブ”、もしくは“シュレーダーバルブ”とも呼ばれ、バルブ本体が頑丈で太く、折れにくいという特徴を持っています。その長所から車やオートバイにも使われているバルブなので、自転車だとしてもガソリンスタンドで空気を入れてもらうことができます。しかし3種類のバルブの中で一番マイナーなのが、米式バルブ。自転車だとマウンテンバイクに使用されています。
自転車空気の入れ方まとめ!正しい硬さで漏れることなく入れよう!仏式・英式・米式対応!:【米式バルブ②】空気の入れ方3ステップ
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ステップ1:バルブの先端のキャップを取る
まずキャップを外します。バルブ内部の棒が押されるとバルブが開き、空気を入れたり抜いたりできるという仕組みです。
ステップ2:ポンプヘッドを押し込む
片手をタイヤに添え、バルブの反対側から押さえつつ利き手でバルブにポンプヘッドをしっかり押し込みましょう。そしてポンプヘッドのロックレバーを上げ、ポンピングで空気を入れていきます。米式バルブは根元のナットが無いものがほとんどなので、ポンプヘッドをバルブと繋ぐのに最初は多少手こずるかもしれませんが、慣れれば仏式バルブより簡単に空気を入れることができますよ。
ステップ3:エアゲージ(空気圧計)で確認しながら空気を入れる
タイヤに指定されている空気圧の範囲内で、好みの空気圧になるまでエアゲージ(空気圧計)で確認しながら空気を入れていきます。そこに達したらポンプヘッドのレバーを倒し、ロックを解除。ポンプヘッドをバルブから引き抜き、バルブキャップを取り付ければOKです。
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自転車空気の入れ方まとめ!正しい硬さで漏れることなく入れよう!仏式・英式・米式対応!:【その④】メンテナンスもしっかりと
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自転車は家の中に置いている方もいるでしょうが、戸外を走るために汚れがつきやすいのは避けられません。汚れは自転車全体の劣化にもつながってしまいます。空気を入れてメンテナンスもしっかりまめにすれば、お気に入りの自転車も長くパートナーとして寄り添ってくれるのです。ゆえに空気入れの際には、お手入れも一緒にするようにしてみましょう。
自転車空気の入れ方まとめ!正しい硬さで漏れることなく入れよう!仏式・英式・米式対応!:【その⑤】自転車用オイルを塗る
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お手入れ方法の一つとして、自転車オイル塗る方法があります。自転車は外気や雨にさらされ続けると油が少なくなり、動きが悪くなったり、キーンという音が発生してくるなどの症状が現れてきます。その事前防止として、オイルを塗ってあげましょう。月に1度くらいの回数で大丈夫ですよ。
AZ B1-004 自転車用 チェーンルブ ロードレース用 50ml (チェーンオイル/チェーン潤滑剤/チェーン 油) CH031
価格
¥ 324
特殊合成油ベースに各種添加剤を配合しました。
ロードレース用自転車用潤滑油。高級感のある滑らかさで抜群の走り心地。
生分解性に優れた環境にやさしいオイルです。
自転車オイルを布に適量つけ、チェーンやワイヤー、鍵、スタンドなどに塗っていきますが、リム(タイヤの内側の輪の部分)やブレーキにはオイルを絶対に塗らないように。制動力が悪くなり、ブレーキが効きづらくなるというリスクが発生してしまいます。
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自転車空気の入れ方まとめ!正しい硬さで漏れることなく入れよう!仏式・英式・米式対応!:【その⑥】自転車をよく拭く
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汚れはゴムや樹脂のパーツの劣化につながってしまいます。自転車用洗浄液か台所用洗剤を布に含ませ、車体を丁寧に拭いたら、仕上げ布でもう一度拭いて洗剤を取ります。最後にワックスを塗って綺麗に磨き上げましょう。
自転車空気の入れ方まとめ!正しい硬さで漏れることなく入れよう!仏式・英式・米式対応!:【まとめ】
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このようにバルブ方式で空気の入れ方が変わってくる自転車。記事でご紹介した3種のバルブ対応の空気入れがあれば、どんな自転車に替えたとしても慌てずに対応できます。楽しいサイクリングに出かけて下さいね!