側頭筋が痛い!

はっきりとした原因が分からないのに、こめかみの辺りが、絞められたように痛かったりする事はありませんか?
それは、側頭筋が原因かもしれません。
今回は、側頭筋が痛い原因とおすすめのほぐし方や簡単な予防方法を、ご紹介したいと思います。
1:側頭筋はどんな働きをしているか

側頭筋は、頭の側頭部にあるうちわ型の筋の事を言います。
普段、側頭筋は顎の骨を上に引っ張り、食べ物を噛むと言う動きを担っています。

硬い食べ物を噛んでいたりすると、こめかみの辺りが痛いと感じるのは、この側頭筋が疲労する事で起こる症状と言われています。
2:側頭筋が原因の頭痛とは?

側頭筋が原因の頭痛は、長時間パソコンなどで作業する方などに多く見られる症状で、【緊張型頭痛」と呼ばれています。
2-1:側頭筋が原因の頭痛とは?①【パソコンなどの作業が多い人】

側頭筋が原因の頭痛とは?①は、【パソコンなどの作業が多い人】によく起こる頭痛と言われています。
長い時間パソコンなどをしていると、「頭が痛い・・・」「こめかみあたりが痛い・・・」と言った症状を感じる事はありませんか?
緊張型頭痛は、ずっと同じ姿勢で作業などをしている事が多い方や、パソコンなどのモニターを見ている時間が長い方に起こりがちな、眼精疲労などが原因で、首から肩などに起こる“こり”からくると言われています。

肩が凝っているのを放置する事で、こりが側頭筋まで広がり、側頭筋がこる事で頭痛が起こってしまっていることが原因です。
2-2:側頭筋が原因の頭痛とは?②【ストレスを抱えている人】
側頭筋が原因の頭痛とは?②は、【ストレスを抱えている人】にもよく表れる症状です。それは、側頭筋が原因の頭痛には、ストレスとも因果関係が深い事が分かっているからです。
ストレスを抱えていると、自分でも気がつかないうちに“奥歯を噛み締める”行為をしていたり、寝ている間にも、“歯軋り”をしてしまっている事があります。
そう言った行為が原因となり、側頭筋が緊張して頭痛が起こってしまいます。
3:側頭筋こりを確認する方法

自分は今、“側頭筋がこっている状態なのか”を確認する方法があります。
まずは、口の力を抜いて、上下の歯を離した状態のまま唇を閉じましょう。目の横にある、こめかみの部分に指4本で覆うように触れてください。

そして、指をこめかみの部分に置いた状態で、噛みしめて下さい。噛みしめる事で、指で触れている部分に盛り上がりが出てくると思います。それが、食べ物を噛む際に使っている側頭筋です。
側頭筋の位置が確認できたら、1度噛みしめる動作を止めて、側頭筋を指で押したまま、円を描く様に動かしていきましょう。
指で、こりこりとした感触があれば、それが側頭筋のこりになります。
4:側頭筋のこりをほぐす方法

側頭筋の位置やこりがあるのを確認したら、次はそのこりをほぐすおすすめの方法をご紹介していきたいと思います。
4-1:側頭筋のこりをほぐす方法①【指でマッサージ】

側頭筋のこりをほぐす方法①は、【指でマッサージ】する事です。
側頭部を指の先で押しながら、円を描くようにマッサージしていきます。このマッサージを側頭部全体に行う事で、側頭筋のこりをほぐす事が出来るおすすめの方法です。
4-2:側頭筋のこりをほぐす方法②【耳を回す】

側頭筋のこりをほぐす方法②は、【耳を回す】事です。
耳は側頭筋にも繋がっているので、耳全体を手や指で掴んで、ゆっくり前と後ろの両方向に回していきます。耳を回す事で、側頭筋のこりをほぐす事が出来るおすすめの方法です。
耳を回す事で、リンパの流れも良くなるので、「最近、顔色が悪いな・・・」と感じたときにも、おすすめの方法です。
4-3:側頭筋のこりをほぐす方法③【良く噛んで食べる】

側頭筋のこりをほぐす方法③は、【良く噛んで食べる】です。
使いすぎてしまうと、こめかみが痛い原因やこりの原因になってしまいますが、ある程度側頭筋を使わないと、顔や頭皮のたるみなどの原因になってしまいます。
食事の際は、最低30回は噛んで食べる事を心がけると、こりをほぐす効果やリフトアップ効果を得る事が出来る為おすすめです。
4-4:側頭筋のこりをほぐす方法④【頭皮を動かす】

側頭筋のこりをほぐす方法④は、【頭皮を動かす】事です。
まずは、指5本の腹を左右それぞれの耳の周りの地肌に押し当てていきます。指の腹を強めに押し当てる事が、ポイントです。

地肌に指の腹をしっかりと強く押し当てた状態で、そこから頭皮を上下に動かしていきます。この動作を、10回×2セット行う事で、リフトアップ効果や側頭筋のこりをほぐす事が出来るおすすめの方法です。
頭皮を動かす事で、側頭筋のこりをほぐす効果や頭皮への刺激となり、抜け毛などの予防効果も期待する事が出来ます。
4-5:側頭筋のこりをほぐす方法⑤【握りこぶしでマッサージ】

側頭筋のこりをほぐす方法⑤は、【握りこぶしでマッサージ】です。
握りこぶしを作って、人差し指と中指を立て、第2関節部分で側頭筋の指圧を行います。

両手で握りこぶしを作り、人差し指と中指の第2関節部分を、こめかみのあたりに当てましょう。グリグリとある程度痛いと感じる位、強めに押しながら、後ろに回すことを5回程繰り返し行います。
このマッサージを、耳のまわりを数箇所に分けて“1カ所で5回ずつ”行う事で、側頭筋のこりをほぐす事が出来るおすすめの方法です。
マッサージ後は、頭がスッキリとした感覚を味わう事が出来ます。
4-6:側頭筋のこりをほぐす方法⑥【ヘッドスパ】

側頭筋のこりをほぐす方法⑥は、【ヘッドスパ】です。
最近では、ヘッドスパ専門のサロンなども多く、側頭筋のこりが原因で、眼精疲労が酷い方などがリラックス効果も兼ねて利用する事が増えています。

プロのセラピストによって、側頭筋のこりをほぐす事で、視界がはっきりとしたり、頭がスッキリする、たるんだ頭皮のリフトアップ、ストレス解消などの効果を得る事が出来ます。
側頭筋のこりが酷い方は、是非1度プロのセラピストによる、ヘッドスパを利用してみては如何でしょうか。
4-7:側頭筋のこりをほぐす方法⑦【洗髪と一緒にマッサージ】

側頭筋のこりをほぐす方法⑦は、【洗髪と一緒にマッサージ】です。
側頭筋は、毎日の洗髪の際に短い時間でもマッサージする事で、こりを予防したり、ほぐす効果を得る事が出来ます。
まずは、シャンプーをつける前に、お湯で頭皮や髪の毛を良くすすぎます。良くすすいだら、シャンプーをつけて泡立てていきましょう。

泡が立ったら、こめかみから耳上あたりの筋肉を動かす様なイメージで、側頭筋をマッサージしていきます。少し痛いと感じる位の強さで行う事がおすすめです。指では力が入りづらい場合は、拳でのマッサージしてもOKです。
毎日の洗髪時に数分でも良いので、マッサージを取り入れることで、側頭筋のこり予防し、ほぐす事が出来ます。
5:側頭筋のこりを改善する事で予防できる症状をご紹介

側頭筋のこりを改善する事で、予防できる症状をご紹介していきたいと思います。
5-1:側頭筋のこりを改善する事で予防できる症状をご紹介①【ほうれい線の予防】

側頭筋のこりを改善する事で予防できる症状をご紹介①は、【ほうれい線の予防】です。
ほうれい線が目立つ原因の一つが、たるみにあります。側頭筋が衰えたり、こりが慢性化してくると、ほうれい線が目立つようになります。

側頭筋を鍛えて、こりをほぐす事で、頬のたるみが改善されて、ほうれい線を予防し、リフトアップ効果も期待する事が出来ます。
5-2:側頭筋のこりを改善する事で予防できる症状をご紹介②【たるみの予防】

側頭筋のこりを改善する事で予防できる症状をご紹介②は、【たるみの予防】です。
側頭筋が衰えたり、こりがある場合に頭皮や顔がたるんできてしまうと言う、老化症状が起こってしまいます。
側頭筋のこりを改善する事で、リフトアップ効果がある為、頭皮や顔のたるみを予防する事ができます。
5-3:側頭筋のこりを改善する事で予防できる症状をご紹介③【脳の老化】

側頭筋のこりを改善する事で予防できる症状をご紹介③は、【脳の老化】です。
側頭筋のこりを改善する事で、脳の老化予防効果があります。

側頭筋のこりをマッサージなどでほぐしたり、食べ物を良く噛んで食べることで、脳にも刺激が送られるため脳が活性化していきます。
物忘れが気になり出したら、側頭筋のこりを改善する事で、脳の老化を予防する事が出来る為おすすめです。
5-4:側頭筋のこりを改善する事で予防できる症状をご紹介④【あごが開かない】

側頭筋のこりを改善する事で予防できる症状をご紹介④は、【あごが開かない】です。
側頭筋がこりや血流不足で固まり、伸び縮みができない事が原因で、あごが開かなかったり、痛いと言った症状が出てしまう場合があります。
側頭筋のこりを改善する事で、血流も良くなり、あごが開かないと言った症状を予防する事が出来ます。
6:自宅でも出来る!側頭筋のおすすめの鍛え方をご紹介

ここからは、自宅でも出来る側頭筋のおすすめの鍛え方をご紹介していきたいと思います。
6-1:自宅でも出来る!側頭筋のおすすめの鍛え方をご紹介①【軽いマッサージ】

自宅でも出来る!側頭筋のおすすめの鍛え方をご紹介①は、【軽いマッサージ】です。
自宅でテレビを見ている時やお風呂に入っている時などのリラックスタイムに、側頭筋を軽くマッサージする事で、ゆっくりとこりをほぐす事が出来ますし、側頭筋が痛いといった状況を予防する事が出来ます。

また、軽くマッサージを行う事で、血流が良くなり、眼精疲労を改善する事が出来る為おすすめです。
まずは、両手を側頭部に当てて、耳を指で覆うような状態にすると、指が自然と側頭筋に触れます。
指を使って、ゆっくりと側頭筋をクルクルと回すようにマッサージします。この時、痛いと感じない程度の力で行う事がおすすめです。
6-2:自宅でも出来る!側頭筋のおすすめの鍛え方をご紹介②【奥歯を強く噛み締める】

自宅でも出来る!側頭筋のおすすめの鍛え方をご紹介②は、【奥歯を強く噛み締める】です。
側頭筋は、食べ物を噛む時にも使われる筋の為、定期的に意識して奥歯を強く噛み締める事で、側頭筋を鍛える事が出来るおすすめの方法です。
自宅以外でも、簡単に行う事が出来るおすすめの鍛え方なので、勉強や仕事で疲れた際やふと思いついたときに行うようにしましょう。
7:側頭筋を効果的にほぐすタイミングは?

側頭筋を効果的にほぐしたいのであれば、お風呂に入っている時などの入浴中や、入浴後がおすすめのタイミングです。
入浴中や入浴後は、頭皮や体が温まった状態なので、非常にマッサージの効果が出やすいタイミングですし、リラックス効果も得る事ができます。
8:側頭筋のこりをほぐす事で得られるメリット!

ここからは、側頭筋のこりをほぐす事で得られるメリットについて、ご紹介していきたいと思います。
8-1:側頭筋のこりをほぐす事で得られるメリット!①【小顔効果】

側頭筋のこりをほぐす事で得られるメリット!①は、【小顔効果】です。
側頭筋のこりをほぐす事で、側頭筋の肥大化を予防し、頭皮や顔のリフトアップ効果が得られるため、小顔効果が期待できます。
小顔を専門に売りにしているサロンなどでも、側頭筋のこりをほぐす事がメインとなっていて、痛いと感じる方が殆どですが、施術後はしっかりとその効果を感じる事が出来ます。
小顔を目指したい方は、是非側頭筋のマッサージをするように心がけましょう。
8-2:側頭筋のこりをほぐす事で得られるメリット!②【眼精疲労の改善】
側頭筋のこりをほぐす事で得られるメリット!②は【眼精疲労の改善】です。
パソコンやスマホを長時間使う機会が多い方は、どうしても眼精疲労を起こしやすく、酷くなってくると、こめかみ辺りが痛いと感じたり、目のかすみや乾燥と言った症状を感じる方が多くいます。
側頭筋のこりをほぐす事で、こめかみ辺りの痛みや目のかすみ、乾燥などを改善する事が出来ます。
目に疲れを感じたら、側頭筋をマッサージする事がおすすめです。
8-3:側頭筋のこりをほぐす事で得られるメリット!③【血行の改善】

側頭筋のこりをほぐす事で得られるメリット!③は、【血行の改善】です。
側頭筋のこりをほぐす事で、頭や顔、首、肩などの血行を良くしてくれる効果があります。頭の血行が良くなる事で、記憶力が向上したり、顔の血行が良くなる事で、顔色が良くなるなどのメリットがあります。
また、首や肩の血行が悪くなる事で、首がこったり、肩こりの原因となる為、側頭筋のこりをほぐす事で、首や肩のこりも改善する事ができます。
8-4:側頭筋のこりをほぐす事で得られるメリット!④【頭痛の改善】

側頭筋のこりをほぐす事で得られるメリット!④は、【頭痛の改善】です。
側頭筋のこりが原因で起こる頭痛は、側頭筋のこりをほぐす事で血流が良くなり、改善する事が出来ます。
長時間パソコンなどで作業をする事が多い方は、眼精疲労からくる、側頭筋のこりが慢性化してしまい、頭痛に悩んでいる方が多く、定期的に側頭筋のこりをほぐす習慣をつける事で、頭痛を予防する事が出来ます。
8-5:側頭筋のこりをほぐす事で得られるメリット!⑤【老化防止効果】

側頭筋のこりをほぐす事で得られるメリット!⑤は、【老化防止効果】です。
側頭筋のこりをほぐす事で、血流が良くなり、頭皮や顔のリフトアップ効果を得る事が出来る為、顔のたるみやほうれい線を改善、予防する事が出来る為、老化防止効果が期待できます。
顔のたるみやほうれい線が気になってきたら、是非定期的に側頭筋のこりをほぐす事がおすすめです。
側頭筋が痛い!原因やおすすめのほぐし方、簡単予防法を伝授!のまとめ

如何でしたでしょうか?側頭筋のこりは、長時間パソコンやスマホを使う事で、眼精疲労や首のこり、肩こりなどの症状を引き起こしやすく、酷くなると頭痛を起こしてしまう事があります。側頭筋のこりが原因で起こる頭痛は、「緊張型頭痛」と呼ばれています。
また、ストレスなどが原因で側頭筋がこってしまうので、定期的にマッサージなどで側頭筋のこりを改善する事がおすすめです。
側頭筋のこりを放置する事で、頭痛が慢性化してしまったり、顔のたるみやほうれい線の原因となってしまい、老化を促進させてしまう原因となってしまいます。
側頭筋は、食べ物を良く噛む習慣をつけたり、定期的にマッサージするなどをする事で、こりを改善する事が出来ます。
側頭筋をマッサージする事で、眼精疲労や首のこり、肩こり、顔のたるみ、ほうれい線などの改善効果がありますし、小顔効果も得る事が出来る為、是非定期的に行うようにしましょう。