動画が重い!軽くする方法が知りたい
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昔と比べてHPサイトやユーチューブへの投稿など、動画を投稿する機会というのは多くなりました。ですが、動画を作ったのはいいけれど、動作が遅く、全然スピーディーに動かないということはよくあるものです。動画が重くなるのは、パソコンのスペックや動画編集が主な原因とされます。
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パソコンの場合、動画編集に適したものを使わないとパソコンに大幅な負荷がかかるもの。動画を作成したり、編集したりするときというのは、メモリやCPUなどにダメージがいきやすくなるので、動画編集対応でないパソコンだと動画の再生が重くなります。
一方、編集の仕方が原因で動画が重いというときは、比較的対処が簡単です。パソコンが原因であれば、買い替えなどが必要になりますが、編集の場合はデータ処理の仕方で解消できるものです。
動画を軽くする!重い原因
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動画を編集して、動作がもっさりして重くなる原因には大きく3つあります。以下の3つは動画を編集する上で基礎的な知識ともいえるので、ぜひ覚えておきたいものです。
動画を軽くする!重い原因1 フレームサイズ
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動画が重くなる原因の一つに、画面の大きさであるフレームサイズがあります。動画を再生するときには適切な画面サイズというものがあるため、DVDや4Kテレビなど動画を再生したいメディアによって変更が必要になってきます。
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たとえば、フルHDで再生したいのであれば、1920×1080のサイズでアスペクト比は16対9、DVDであれば720×480でアスペクト比は3対2などです。ネット投稿動画もサイトに合わせて、サイズや画質を調整することが望ましく、ユーチューブでは16対9が適切とされています。
今はスマホでの視聴も増えていることからレスポンシブ対応も求められますが、スマホのサイズは機種などによって変化するので、全ての動画を高画質でアップすればいいというわけではないのです。
動画を軽くする!重い原因2 フレームレート
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「動画1秒間の中に含まれているコマ数」がフレームレートで、fpsという単位で表されます。この数値がズレていると動画が重くなったり、動作に影響が出たりすることがあるので、エンコードなどで設定する際には注意が必要です。
フレームレートは動画や画面の鮮明さに関する部分なので、1秒あたりに含まれるコマが多ければ、そのぶん動画がきれいに映るようになります。ただ、フレームレートはメディアの容量と密接に関係しているので、単純に数値を上げると逆に動作が重くなることもあります。操作するときは慎重におこなうようにしましょう。
動画を軽くする!重い原因3 ビットレート
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高画質の動画を作る上でビットレートの数値は大切です。ビットレートは、画像の見やすさや音声の美しさに関わる部分で、値が高くなるほどピクセル数が増加するため、動画ははっきりと鮮明になっていきます。当然、フレームレートとも相関関係があるので、動画を重くも軽くもする原因となるのです。
動画を軽くする簡単な方法
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カクカクと止まってしまう動画を軽くしたいのであれば、フリーのPCソフトを利用するのが最も簡単な方法です。特にオンラインで使えるものは、ダウンロードの必要がないのでよりお手軽といえます。ここではオンラインのソフトを中心にまとめてみました。
動画を軽くする簡単な方法1 オンラインコンバート
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引用: https://www.online-convert.com/
動画をオンラインにアップして編集して、再ダウンロードできるもの。AVI、MP4など動画を軽くできる拡張子の数が豊富で、たいていの動画に対応できるため使いやすいとされています。表記は英語で書かれていますが、非常にシンプルで扱いやすいのでオススメのソフトです。
動画を軽くする簡単な方法2 VideoSmaller
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引用: https://webdesignday.jp/wp-content/uploads/2017/11/p3918-1-768x547.jpg
ファイルを小さく軽くできるソフトで、こちらもオンライン対応です。説明も日本語で書かれているので、誰でも安心して使うことができますね。余計なものを省いた機能は、素朴に動画を軽くしたいという人に向いています。
まとめ
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動画が重くなる原因には、パソコンの機能や編集の仕方があるものです。アップしたいメディアに最適なサイズ選びなども重要で、編集するときはフリーのソフトが便利です。動画の投稿や編集の際は、ぜひ利用してみてくださいね!