トーマスがしたい!ブレイクダンス に筋トレは必要?
見た目が派手なブレイクダンスは、見ていてかっこいいですよね。ダイナミックな回転技やフリーズ技などどれも見ていて飽きることのないダンスばかりです。複雑な動きをするブレイクダンスですが、技ができるようになるにはやっぱり筋トレが必要なのでしょうか?
パワームーブ系の一つであるトーマスのような旋回技はできるようになりたいけれど、きついダンベルトレーニングなどは正直敬遠したくなることがあります。
トーマスがしたい!筋トレは必要?ブレイクダンス1 筋トレなしでもスタートできる
一見筋肉が必要に見えるブレイクダンスは筋トレメニューが欠かせないように感じますが、そんなことはありません。普段筋トレをしていない人や筋力がそこそこしかない人でもブレイクダンスは始めることができます。というのも、ブレイクダンスは複雑な動きや姿勢の中にすでに、筋トレの要素が入っているからです。
そういったことから初心者であってもブレイクダンスは気軽にスタートすることが出来るものといえます。ブレイクダンス特有の技や動きの中で筋肉が十分鍛えられているので、そこまで筋トレメニューにこだわる必要がないということです。トーマスも同じで、基本的には技を繰り返し練習してテクニックを磨いていくことで、どんどん筋肉はついていくわけです。
トーマスがしたい!筋トレは必要?ブレイクダンス2 筋トレのメリット
「じゃあ、技の練習をやっていれば必要な筋肉が勝手につくんだから、ダンベルなんかの筋トレはいらないじゃん」と思うかもしれませんが、筋トレをすることのメリットは確かにあります。それは、技のキレをよくしたり、出来る技の種類が増えたりといったことです。
たしかに、ブレイクダンスは技を磨くことで自動的に筋肉はついていきます。けれど、ダンスは技単体で見せるのものではなく、さまざまなムーブやフリーズ、ステップなどを組み合わせてカッコよく踊るもの。筋トレで腹筋や体幹などの筋力を鍛えることで、技のコンビネーションが良くなるというわけです。
それに筋トレメニューを加えることは、一つの技の完成度もアップさせることにも繋がります。細かい筋肉が鍛えられて、スムーズな動きができるようになることでダンスのキレが増していくのです。
また、筋トレをすると体が丈夫になるので、ダンス中のケガを防いでくれるといったメリットもあります。トーマスなど毎日のダンス練習を基本としつつ、それとは別に筋トレメニューを持つことにはちゃんと意味があるのです。
ダンベルなし!ブレイクダンスの腹筋・体幹を鍛える筋トレメニュー
勝手に筋肉がついていくブレイクダンスは、普段筋トレをしていない人でも安心してスタートできるもの。ただ、今よりもパフォーマンスを向上させたい人、さらに高レベルの技に挑戦したい人であれば筋トレはやって損のないトレーニングメニューといえます。また初心者であれば、基本テクニックといわれるトーマスでつまずく人も多いのではないでしょうか?
ここでは、ダンベルなしで始められるブレイクダンスの筋トレメニューについてまとめました。腹筋や体幹を効率的に鍛えて、みんなの前でキレのあるダンスを踊ってやりましょう!
ダンベルなし!ブレイクダンスの腹筋・体幹を鍛える筋トレメニュー1 腕立て
自分の体を片手一本やトリッキーな姿勢でキープすることが多いブレイクダンスでは、肩まわりから肩下の筋肉を鍛えることが大切。腕の筋肉はあまり使うことがありませんが、肩周辺の筋肉はトーマスなどパワームーブの動きでもよく使います。
また、腕立ては上半身の筋力をアップさせ、地面を強く押せる筋肉をつけるものですが、同時に体幹を鍛えて、腹筋力もつけてくれるメニューとされています。体幹を鍛えることで、フリーズ系などの動作がビシッと決まるようになり、よりダンスのキレが増すはずです。
腕立てのメニューとしては、両手を肩幅よりやや開いて上半身を上下させるスタンダードなものから、サイドに体を往復させるやり方もあります。サイドに体を動かすことで、さらに胸の筋肉がアップしやすくなるのです。腕立てのメニューはバリエーション豊かなので、体力に合わせて筋トレ方法を選ぶといいですね。
ダンベルなし!ブレイクダンスの腹筋・体幹を鍛える筋トレメニュー2 イス腕立て
トーマスで使う筋肉を効果的に鍛えたいのであれば、イスを活用した腕立てがおすすめ。自宅や室内で簡単に、トーマスに必要な筋力を鍛えられる筋トレメニューです。やり方は、用意したイスの前に立って両手で背後のイスをつかんで、上下に体を動かします。イスはできるだけの安定感のあるものを使うと、ズレる心配もなく力をこめやすいです。
ダンベルなし!ブレイクダンスの腹筋・体幹を鍛える筋トレメニュー3 前屈・サイド腹筋
腹筋を鍛えるトレーニングとしては、足を前屈させてサイドに振るものがあります。やり方は、足を伸ばして床に座った状態から足を少し曲げ、サイド交互に振っていきます。両腕で地面を支えて姿勢をキープすることになるので、肩周りの筋力アップも期待できますね。
ポイントは、足をサイドに振ったときに曲げた足を一度伸ばすこと。伸ばして曲げての動作を繰り返すことで、トーマスに必要な筋肉を効果的につけることができます。筋力が上がってくると、トーマスの回転も前と比べてラクに感じるはずです。
ダンベルなし!ブレイクダンスの腹筋・体幹を鍛える筋トレメニュー4 ブリッジ
ブレイクダンスに必要な背中の筋肉を鍛えるメニュー。
背筋を鍛えることでキレのある動きができるようになり、技のしなやかさもアップさせることができます。腹筋や体幹トレーニングと合わせておこなうのがおすすめです。
ダンベルなし!ブレイクダンスの腹筋・体幹を鍛える筋トレメニュー5 倒立
倒立はマックスやチェアーなどのベーシックな技にも必要な要素。筋トレメニューに加えることで技に安定感が出てきます。初心者であればまずは、逆立ちの感覚を覚えるために壁を使ったメニューがやりやすいはずです。壁をバックに倒立して姿勢をキープして、そのまま体を上下に動かします。
少しレベルを上げるのであれば、三点倒立の構えから逆立ちするトレーニングもいいですね。腰の使い方や体を宙に上げる感覚も一緒に覚えることができます。
ダンベルなし!ブレイクダンスの腹筋・体幹を鍛える筋トレメニュー6 足振り
パワームーブ系のトーマスなどの回転技は大きく足を旋回させるので、体幹部分を鍛えることが大切です。足振りトレーニングのやり方は、立った状態から右足をまっすぐ後方に上げて、そのまま右サイドに回して前方まで持ってきます。右が終わったら次は左など交互にやるといいでしょう。
バランスが上手くとれない方は、壁や手すりを使って足を左右に大きく振るやり方でもOK。遠心力を使ってパワフルに回るのに欠かせない筋トレメニューといえます
ダンベルなし!ブレイクダンスの腹筋・体幹を鍛える筋トレメニュー7 スクワット
太ももの前部分にある大腿四頭筋を鍛える筋トレとしてはスクワットが最適です。太ももを鍛えることで、下半身が強くなり、ダンスのキレに必要な瞬発力もアップします。
スクワットのやり方は、肩幅よりも足を開いて、ひざはやや外側を向くように構えます。そのまま腰を落としていき、また元に戻す動きです。ポイントは両ひざがつま先よりも前に出ないよう意識してやること。正しい筋トレを積み重ねることで、効率的に筋力をアップさせることができますよ。パワーのある動きをするためにも、ぜひ取り入れてほしいおきたいメニューの一つですね。
まとめ
技を練習することで筋力が上がっていくブレイクダンスは、筋トレなしでも十分テクニックを習得することが可能です。ただ、筋トレをすることによって、ダンスのキレが増し、技のレパートリーが広がるのも事実。パワームーブなど回転系の技をカッコよく見せたいのであれば、腹筋や体幹などを鍛えるのがおすすめです。