自分の唇にコンプレックスを感じている人は多いと思いますが、乾燥・うるおい不足についで、多い悩みが縦ジワです。この縦ジワはどうしたらできるのでしょう？

顔の中でもシワのできにくい部分と、出きやすい部分があります。皮膚の構造は同じでもパーツによって皮膚の厚さ、表情筋の動き方が異なるため、パーツごとのシワのでき方に違いがあるのです。

シワが出来やすいのは、皮膚が薄く、表情筋が活発に動く「目元」「口元」です。

おでこに「しわ」があると、年齢を重ね、疲れた印象を与えてしまいます。

上まぶた･････眼の周りの筋肉と頭皮の筋肉の衰えてくると上まぶたにしわが出来やすくなり、眠たそうな印象を与えてしまいます。

下まぶた･････疲れやストレスで老廃物等が溜まることで、しわが出き、老けて見えてしまいます。

皮膚や筋肉のたるみが原因で「ハの字」に深く刻まれ、老けた印象を与えてしまいます。

眉間のしわは、不機嫌な怒ったような印象を与えるしわです。

目じりしわは、皮膚や眼の周りの筋肉が衰えることで、目の周辺に出来るしわです。

口角からあごに向かって下へ、たるんできます。

口を閉じると、下あごの先にしわができます。

乾燥や加齢によりできるしわです。

笑ったり、怒ったり表情に変化があった時にできるしわで、目尻・おでこ、眉間などに出来ます。眉間にしわを寄せたり、肘をついたり･････癖が影響しています。

癖を直したり、同じ表情をしないように意識したり、顔のストレッチをこまめに行い、顔の筋肉を動かすなど、しわを作らないように意識することが大切です。

真皮性ジワ･････肌の真皮層にあるコラーゲンが紫外線によって破壊され、しわが出来る。

表皮性ジワ･････新陳代謝の低下や角質層の水分量の減少によってできるしわです。しわの一つ一つは小さいのですが、それが重なり合うことで、深い・太い・目立つしわになります。

角質層が極端に薄く 、脂肪線・汗線がなくメラニンも少ないので紫外線など外的な要因を受けやすいデリケートな唇。そのため紫外線によって日焼けを起こし乾燥するとすぐにカサカサになります。 乾燥により小さくて細かいしわがたくさん出来、それが重なり合うことでしわが大きくなってしまいます。

また乾燥すると舐めてしまう人も多いと思いますが、濡れたものが乾く時に、元々あった水分も奪われてしまうので余計に乾燥してしまいます。口元が乾燥しないようにヒアルロン酸が含まれた化粧水や乳液で、普段からこまめなお手入れをすることが大切です。

口を尖らせたり、口角に力を入れたり、無意識のうちについついやってしまう癖がしわの原因になることも･････癖をなくし、しわには化粧水や美容液で保湿をし、マッサージでしわを伸ばしましょう。

日常生活で顔の筋肉を動かすのは、食事の時と会話の時くらいではないでしょうか？ 顔の筋肉は意識的に動かさないと、筋肉が老化してしわの原因になります。そのため普段から口を開けて舌を出したり、口の筋肉を動かす体操を意識して行うことが大切です。

最近の研究で顔のたるみは靭帯の緩みが大きな原因ということが分かってきました。靭帯は鍛えることが難しいので医療機関等で超音波施術やヒアルロン酸注入が効果的です。

唇は紫外線の影響を受けやすい部分です。角質層が薄いので紫外線によりコラーゲンが破壊され、しわも出来やすく、くすみも出やすくなります。紫外線対策を行い唇をケアしてあげましょう。

口紅を落とす時に、ゴシゴシ強く擦るとダメージを受け、乾燥や荒れの原因になります。 肌のクレンジングと同じように、ゴシゴシ擦らずに優しく洗い、出来るだけ早く落とすようにしましょう。

クレンジング不要で落とせる口紅も販売されているの、クレンジング剤が肌に合わない方にはおすすめです。 クレンジングが合わない場合は、低刺激タイプのものを選びましょう。

ヨーグルト、オリーブオイル、卵白(メレンゲ）、はちみつなど色々なパックがあるので、色々試してみて自分に合ったものを見つけてくださいね。

①蒸しタオルと使って唇を温めます。　→　②オリーブオイルなどを唇に塗りその上にラップをかぶせて5～10分そのまま　→　③綺麗に洗い流し、リップクリームで整える

唇のケアといってもリップクリームを塗る方が多いのではないでしょうか？ 唇マッサージをすることで、唇に嬉しい効果が期待できますので、毎日が無理でも週2～3日は手入れを行うようにしましょう。

唇の筋肉を鍛えることでしわの予防ができます。

「い」と声を出す･････唇を横に伸ばし5秒間　キープと、「う」と声を出す･････唇や頬をすぼめて、10秒キープ ※これを5回くらい繰り返します。

唇・頬をすぼめて、空気を履きながら唇に力を集中させる。頬をピーンと張ってそのまま10秒キープ ※これを5回くらい繰り返します。

人参やホウレン草などの緑黄色野菜に多く含まれる「ビタミンA（βカロテン）」、うなぎやレバーに多く含まれている「ビタミンB群」。 皮膚や粘膜の保護には欠かせない栄養素なので、荒れている時は栄養不足が考えられます。

いつまでも若々しく、美しくいたい気持ちは、女性ならみんな同じですね。でも年を重ねるごとに、鏡を見てガッカリすることがあります。 年齢には逆らえないですが、マッサージやケアをこまめに行うことで、しわを受け入れて、しわと上手に付き合って、いつまでも美しい女性でいましょう。