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唇に血豆ができるのはなぜ?原因と速効おすすめ対処法をご紹介!

2024.02.25

なぜか唇に血豆ができた! よくありますよね。ではなぜ唇や口の中って血豆がよくできるんでしょうか? つぶすと黒ずみができるとも言われますが、本当はどうなんでしょうか? 速効できく対処法はあるんでしょうか? ここでは唇にできる血豆について調べてみました。

  1. 【唇に血豆が!原因とおすすめ対処法は?】そもそも唇って?
  2. 【唇に血豆が!原因とおすすめ対処法は?】血豆の正体
  3. 【唇に血豆が!原因とおすすめ対処法は?】なぜ血豆はできる?
  4. 【唇に血豆が!原因とおすすめ対処法は?】つぶす?ほっとく?
  5. 【唇に血豆が!原因とおすすめ対処法は?】正しい対処法は?
  6. 【唇に血豆が!原因とおすすめ対処法は?】唇以外の血豆
  7. 【唇に血豆が!原因とおすすめ対処法は?】血豆と似ている症状①血管腫
  8. 【唇に血豆が!原因とおすすめ対処法は?】血豆と似ている症状②色素沈着
  9. 【唇に血豆が!原因とおすすめ対処法は?】血豆と似ている症状③特発性血小板減少性紫斑病
  10. 【唇に血豆が!原因とおすすめ対処法は?】まとめ
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素朴は疑問ですが、そもそも唇って何でしょうか? あまり真剣に考えたことがある人って少ないと思います。でもよく考えたら唇って不思議なんですよね。Wikipediaによると、唇とは哺乳類にだけある器官なんだそうですが、でもネコの唇やネズミの唇ってあんまり見たことないですよね。実はここまでハッキリと唇が露出している哺乳類ってなぜか人間だけなんだそうです。
唇は口の上下に1つずつあるひだで、区別する場合には「上唇(うわくちびる)」「下唇(したくちびる)」という。柔らかく内部の筋肉によって自由に動くことができる。多くの哺乳類ではその縁は次第に薄くなるが、ヒトの場合はこのひだの内側が外側にめくれ出て、分厚くなっていることが大きな特徴である。この部分は薄い皮に覆われて血流が透けて見えるため赤く見え、ひだ全体ではなくここだけを特に唇と呼ぶこともある。どちらの唇も中央が幅広く両端に向かって細くなるから、それが上下合わせられた形は、全体としてはほぼ木の葉型であるが、上唇より下唇の方がやや幅広く、上唇の中央が少しくぼむので、左右不対称にゆがんだ木の葉型となる。 この形を唇型ということがある。また、花の形で、花弁が大きく上下二つにまとまったものを唇花(くちびるばな)、あるいは唇形花(しんけいか)と言い、そのような花の下側が大きい花びらとなって受けるような形になっているものを唇弁(しんべん)という。 このヒト特有の唇は口腔の外にあるが、解剖学的には外胚葉性の皮膚ではなく内胚葉性である。 類人猿においては、ヒトの様な粘膜が外に現れた唇はなく、皮膚の部分のみしかない

Wikipediaより

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人間に限っては唇は皮膚ではなく、血流が透けて見える内胚葉の一部なんです。もしかすると、唇に血豆ができるの動物って人間だけかもしれませんね。
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さて、では血豆っていったい何でしょうか?
血豆とは読んで字のごとく、血がつまった豆状のコブですね。医学的には血種といいます。その正体は内出血。体の外にでない出血のことです。手や足をどこかに強くぶつけると青いアザができますが、あれも内出血です。唇の血種も同じで、薄皮の内側で出血するとそこに血が溜まり血豆になるわけです。
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血豆は内出血でできるわけですが、しかし唇をタンスの角にぶつけることなんかまずありえないですよね。では、なぜ唇に血豆ができるのでしょうか?
唇にできる血豆の原因のほとんどは歯です。無意識のうちに自分の歯で唇を傷つけているのです。特に睡眠中、人はストレスを感じていると唇を噛んでしまうことがあるのです。そうすると知らないうちに唇に傷がつき、内出血が起きるというわけです。
また、八重歯も傷の原因になりえます。口を閉じたときに唇の内側に常に刺さっているような状態になり、血腫ができることがあるのです。
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血豆を速効で治すにはつぶす、という人もいるかと思います。つぶすと中に溜まった血は抜けますから速効といえば速効です。ただ、血豆をつぶしてしまうと黒ずみが残るとも言われています。速効をとるか黒ずみをとるかという話なわけですが、実際はどうしたらいいのでしょうか?
まずそもそも、つぶしてもつぶさなくても血豆とはそれ自体が傷の跡なので、どっちにしても黒ずみは残る可能性はあります。放置して自然治癒に任せても黒ずみになるかもしれないということです。ならつぶして速効性を選んだ方がかしこいということになりますが、やはり人の体のことですから、そう単純ではないようです。
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どっちにしても黒ずみになるんだからつぶしたほうが速効性がある、と考える方もいるかと思いますが、実はつぶしてしまうと雑菌が入ってしまう可能性があるんです。普通だったら免疫が働いて何も起きないでしょうが、強い菌だったり免疫が弱ってたりすると傷口が化膿することだってありえます。そうなると黒ずみの心配どころではありません。
ではどうしたらいいのでしょうか? 一番簡単でポピュラーなのは、放置して自然治癒を待つことです。どっちにしても黒ずみのリスクはあるわけですから、それならつぶして化膿するリスクだけでも避けたいところです。
もうひとつの対処法が冷やして温めるという方法。血種をアイシングすると血液が凝固する速度が早まるため、内出血が止まり、比較的軽度で抑えることができます。そのあとでホットタオルなどで患部を温めると、固まった血液を柔らかい状態に戻せます。こうすると、何もしないよりは比較的早く治すことができます。
どちらにしても、傷は傷ですから、ちゃんと消毒はした方がいいですね。
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さて、血豆ができるのはなにも唇だけとは限りません。舌や頬の内側になぜか血豆ができてた、なんて経験のある方も多いはずです。なぜ口の中は血豆ができるのでしょう。
唇以外の場所であっても血豆の原因の多くが、知らないうちできた傷です。親知らずで頬の内側を切ってしまう、食事のときに舌を噛んでしまう、義歯で口の中を傷つけてしまう、睡眠中に歯ぎしりで傷つけてしまうなどなどです
口の中ですから、あまり黒ずみを心配する方は少ないと思いますが、やっぱりつぶしてしまうと雑菌が入るリスクはありますから、できるだけ放置して自然治癒を待つ方が無難です。口の中は消毒もしにくいですが、唾液を多くだすようにしたり歯をこまめに磨くなど清潔に保ちましょう。
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最後に血豆と間違えやすい3つの症状について簡単にご紹介します。これを間違えると対処用も間違えますからね。
まず血種に似た名前の血管腫です。血管腫とは粘膜の下に血管が多くなり、赤や青みがかったふくらみができる状態のこと。血豆は粘膜の表面に赤く膨らむのに対し、血管腫は粘膜の下に暗紫色に膨らみます。触ると弾性があり、強く押すと色が薄くなります。進行性でないので経過観察をする場合が多いですが、気になる場合は歯医者さん(口腔外科)で切除することもあります。
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次は色素沈着です。何らかの原因でメラニン色素が溜まり、そこが黒っぽくなって血豆のように見えたりします。
原理的にはホクロと同じなので害はないのですが、まれに悪性黒色腫(皮膚がん)になることもあるので、お医者さんで診てもらいましょう。
なお、銀歯が溶け出して歯茎を黒くする色素沈着するというパターンもあります。
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最後はこちら、特発性血小板減少性紫斑病です。最後に「病」とあるから、こちらは病気です。粘膜や皮膚に赤や紫色の点状や斑状が見られるのが特徴。押しても色が変わらないので血管腫と区別します。
自己免疫疾患で血小板が減っているため歯茎から出血しやすくなります。こればっかりはしっかり病院で診察を受けて検査してもらう必要があります。
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いかがでしたか? たかが血豆と侮るなかれ。実は大きな病気が隠れている場合もあるので、注意してください。とにかく血豆はつぶさず、消毒を清潔を心がけ、気になることがあったらすぐに専門医に相談。これが基本です。