本当にお風呂ダイエットは効果あるの?
お風呂に入るだけでダイエットを行えるのであれば、誰でも挑戦したいですよね。しかし、ただお風呂に入ってダイエットできる、痩せられる!というわけではありませんので、注意してください。
お風呂ダイエットはお風呂に入って消費カロリーを上げたり、痩せやすい体を手に入れるための入浴方法と思っていただけた方がいいでしょう。
夏になると暑いのでシャワーだけの方が多かったり、普段から浴槽につかるのは面倒という方もいます。ですが、シャワーだけでは疲れも取れませんし、血流も良くなりません。そして、ダイエットの手助けにもなりません。なので、しっかりとお湯に浸かりダイエットの手助けをしてもらいましょう。
お風呂ダイエットの効果①:デトックス
お風呂に入ることで、余分なもの(塩分・老廃物・水分)をデトックスしてくれるのに有効です。体に余分なの物が残っているとダイエットを行ってもいい結果が出ません。そこで、お風呂に入ることによりいらないものをデトックスすることで痩せやすい体を作っていきます。
また、女性の気にしている【むくみ】にも有効なので、面倒くさがらずにお風呂に浸かってダイエットを成功させましょう。
お風呂ダイエットの効果②:代謝が上がる
温度41度のお風呂に15分入ることにより体の「ヒートショックプロテイン」が増え、体の免疫力を上げてくれるのに有効です。また、「ヒートショックプロテイン」は代謝を上げることもできるので、ダイエットで気になる脂肪燃焼にも役立つとされています。
お風呂ダイエットの効果③:若返る
お風呂に入ることにより体の温度が1度上がるとします。体の温度が1度上がると、若返り物質の分泌がされます。そのため、ダイエットをしていない方でも、若返りたい!と思っている方がいるのであれば、お風呂に入ることをぜひ、おすすめします。
お風呂ダイエットの効果がある入浴方法とは?
さてここからは、お風呂ダイエットを行うための効果的な入浴方法をご紹介していきます。ダイエットに効果のある入浴方法を覚えて消費カロリーをたくさん増やしていきましょう。
お風呂ダイエットの効果がある入浴方法①:高温反復法
それでは、「高温反復法」について説明していきます。高温反復法とは温度の高い湯船に浸かり、短い時間入り、休み、入るを繰り返す方法です。温度の高いお風呂に反復して入浴することで、消費カロリーが上がり、なんと「マラソン」に匹敵するとも言われています。
「高温反復法」の入浴方法について説明します。まず、お風呂の温度は42度に設定。いきなりお風呂に入るのではなく、かけ湯をします。その後、お風呂に全身浸かるように5分待ちます。5分後にお風呂を上がり5分間休憩してください。この間に体や頭を洗っても大丈夫です。
5分後、もう一度温度の高いお風呂に3分間全身が浸かるように入ります。3分後お風呂を上がり、5分間休憩します。その際にもまた体を洗って待ちましょう。そして最後に3分間全身が浸かるようにお風呂に入ります。
これが「高温反復法」です。【5分(浸かる)→5分(休憩)→3分(浸かる)→5分(休憩)→3分(浸かる)】たったこれだけの反復入浴で、消費カロリーが上がるのでおすすめの方法です。
お風呂ダイエットの効果がある入浴方法②:中温半身浴
「中温半身浴」とはぬるめの温度(39度~40度)で長時間半身浴をする方法です。大量に汗をかくので、デトックス効果や代謝促進にも有効です。長時間半身浴をするので、お風呂で寝てしまってはいけないので、本を読んだり、スマホを触ったり、動画を見たりなど、することをおすすめします。
それでは、「中温半身浴」の方法を説明していきます。まず、1分間浴槽のお湯を体にかけて慣らします。この際に心臓から遠い部分からかけていくことをおすすめします。1分間これを行った後、湯船に浸かります。お風呂の温度は39度~40度。15分~20分浸かりましょう。
15分~20分後に一度10分間の休憩をとります。その間に頭を洗ったり、体を洗ったりしましょう。休憩後、もう一度湯船に浸かりましょう。その際にはとくに指定の時間はありませんので、好きな時間お風呂に入りましょう。このとき注意してほしいのがあまりにも長時間入り過ぎないことです。
あまりにも長く入ってしまうとのぼせて具合が悪くなる可能性がありますので気を付けてください。
お風呂ダイエットの効果がある入浴方法③:脚マッサージ
ただお風呂に入るだけでは、もったいないので、入っている間は脚のマッサージを行って老廃物を排出するように促してあげましょう。まず、後ろ側の足首をつかみます。その手を膝の裏までさすります。片手で交互に5、6回行いましょう。
その後、ひざ裏のくぼみを指で押しましょう。最後に、親指以外の指を太ももの裏側にくるようにして両手で太ももをつかみ、ひざ裏から太もも、付け根に向かいさすりましょう。これで、老廃物を流していきましょう。
お風呂ダイエットの効果がある入浴方法④:お腹マッサージ
次はお腹のマッサージ方法をご紹介します。まず、親指以外の全部の指をおへその右下に置き、もう片方の手を重ねて「の」の字を書くように3回行います。その後、下腹部を左右の手で絞るようにつまみねじります。次に、お腹の中心に手を当て、みぞおちから下腹部に交互におろしていきます。
この時の回数は10回程度です。10回終わった後、わき腹のお肉を内側げ持っていくようにさすります。これを10回行います。このマッサージは気になる下っ腹に有効です。お風呂でカロリーを消費しつつマッサージを行えばダイエットの効果も倍増なのでおすすめですよ。
お風呂ダイエットの効果がある入浴方法⑤:胸マッサージ
ダイエットを行うとどうしても「胸」から痩せていき、悲しいことになります。ですが、お風呂で消費カロリーを上げつつ、胸マッサージを行えば、胸が小さくなくことも少なからず減らすことができるでしょう。
それでは早速、胸に有効なおすすめのマッサージ方法をご紹介していきます。まず、右手を左の肩甲骨まで持っていきます。その状態から、自分の脂肪、お肉を胸に持ってくるようなイメージでマッサージします。これと同じことを反対でも行ない、20回ずつやりましょう。
その後、両手で右側のお肉から胸に行くようにマッサージします。同じことを左側でも行いましょう。これを20回繰り返してください。
これを毎日行うだけでも、お肉は胸に寄ってくるのでおすすめです。バストは寝ている間などに背中などに流れていってしまいます。そんな脂肪をバストに戻してあげられるのでおすすめです。
お風呂ダイエットの効果がある入浴方法⑥:二の腕マッサージ
二の腕が太いと夏になったときノースリーブを着るのもひけてきますよね。そんな二の腕を細くするためにもお風呂で消費カロリーを上げつつマッサージしていきましょう。
まず、右手の手のひらで左手の手首をつかんであげましょう。それを脇の下までリンパを流すようにさすります。これを反対側も行い、10回5セット行います。これは二の腕にたまった老廃物を流すのに有効な方法なのでおすすめです。
お風呂ダイエットの効果がある入浴方法⑦:顔マッサージ
むくみが溜まると、顔が大きく見えたりといいことがありません。しかし、お風呂に入って汗をかくことによりむくみも取れやすくなるので、顔のマッサージを行いもっと老廃物を出してあげましょう。
まず、耳の下から鎖骨にかけリンパを流すようにさすってあげましょう。次に、顔全体のマッサージを行っていきます。目の周りから耳舌に流し、頬から耳舌に流し、輪郭から耳舌に流すということを行っていきましょう。最後に、耳舌から首に老廃物を流すようにマッサージして終わりです。
お風呂ダイエットの効果がある入浴方法⑧:正座
最近、Twitterなどで流行っている入浴方法、それが「正座」です。お風呂に入りながらただ正座をするだけ。正座をすることにより、ふくらはぎに加圧がかかり、ふくらはぎを揉むのと同じ効果が得られるようです。また、正座すると、全身の血流もよくなり代謝も上がるのでおすすめです。
他にも正座することにより、骨盤のゆがみに有効ということも言われています。骨盤のゆがみが解消すればポッコリお腹もすっきりとするので、気になる方にはおすすめの方法です。
お風呂ダイエットの効果がある入浴方法⑨:333入浴
333入浴法というのは初めて聞くという方も多いのではないでしょうか。この333入浴法は女性に多い冷え性改善に有効とされています。まず、41度~42度くらいの高めの温度のお風呂に3分間全身を浸かるようにしましょう。3分後お風呂を上がり、3分間休憩します。
この間に頭を洗ったり、体を洗ったりしましょう。そして3分後にもう一度3分間お風呂に入ります。これを3セット反復するだけです。簡単で短い時間で済むので忙しい人にもおすすめです。この方法は高温反復法と似ていますが、時間が少しだけ違うので注意してくださいね。
この333入浴法は反復入浴を行うだけで、消費カロリーは約300キロカロリーくらいと言われています。消費カロリーが300キロカロリーともなれば、ジョギング30分と同じくらいになります。それくらいの消費カロリーを上げれるのであれば、とても嬉しいですよね。
お風呂ダイエットの効果がある入浴方法⑩:温冷交代浴
温冷交代浴は熱い水と冷たい水に交互に入ることにより血行が良くなります。そのため、全身の血の巡りがよくなり冷え性、むくみの改善に有効です。他にも自律神経のバランスを整えるのに有効だったり、代謝がよくなり消費カロリーも増えるのでおすすめです。
消費カロリーが増えればダイエットも成功しやすくなるのでできる方は挑戦してみましょう。それでは、温冷交代浴の方法をご紹介していきます。まず、熱めのお湯に1、2分つかりましょう。温度は40度~42度程度です。
この際に気を付けてほしいのは半身浴で大丈夫ということです。全身浸かってしまうと心臓などに負担がかかるので注意しましょう。その後冷たい水に浸かります。とはいっても普通の家で温かいお湯と水の両方を用意するのは難しいでしょう。
そういった場合はシャワーで代用していきます。熱いお風呂からあがった後は、冷たいシャワーを10秒~30秒浴びましょう。これを5回~10回反復します。この温冷の反復を行うことにより、血管の収縮と拡張を繰り返すので血流がよくなります。
【まとめ】効果のある入浴方法でダイエットを成功させよう!
ダイエットに役立つ入浴方法を色々と挑戦してみて消費カロリーを上げていきましょう。そうすることでダイエットの手助けもしてくれます。また、お風呂に入る際は適度な温度を守り入るようにしましょう。
あまりにも温度を上げてしまうと体に負担がかかってしまう場合がありますので気を付けてくださいね。しっかりと入浴方法を守り、ダイエットを成功させていきましょう。
また、お風呂の入浴方法によっては女性特有のむくみや冷え性改善にもつながるのでおすすめですよ。