【日本人の平均年齢はどれくらい？推移と2019年最新のデータをご紹介！】日本人の平均寿命について
皆さんは日本人の平均年齢がどれくらいかご存知ですか？今回は平均寿命についてのデータを元に説明を行いますが、似たような言葉で平均寿命というのは聞いたことがあるかと思います。平均寿命を確認・説明する上で平均寿命というのも重要な要素になりますので、平均寿命やその推移について簡単にご説明します。
まず平均寿命とはどういうものなのでしょうか？平均寿命とは、死因にかかわらず生まれてから死ぬまでの期間の平均を表します。日本人の平均寿命は2016年の最新のデータで女性87.14歳 男性80.98歳 と国では世界一、地域を含めても双方とも香港に次ぐ世界第二位となっています。
ここまで日本人の平均寿命長い理由については、もちろん医療が発達して高齢者寿命が伸びているのもありますが、出産時や出生後の赤ちゃんがなくなってしまうケースがかなり少ない（生まれてすぐに死んでしまう人が多いと平均寿命は大きく下がります）ということもあります。
【日本人の平均年齢はどれくらい？推移と2019年最新のデータをご紹介！】世界の国の平均年齢について
平均寿命がどれくらいかについて説明したところで、続いては平均年齢がどれくらいかについてご紹介します。平均年齢はその国・地域の現在生きている人の赤ちゃんからお年寄りまでを足して割った平均値で、年齢が若いほどその国に若い人が多く、高いほど、その国は高齢者が多いという傾向がわかります。これらは2019年の最新のデータを元にしています。
引用: http://top10.sakura.ne.jp/map/WHO-WHS9-88.png
最新データによれば世界の平均年齢は28.2歳です。世界で最も平均年齢が低い国はニジェールの15.0歳です。これは高齢者が少ない、高齢になる前になくなってしまう方が多いということと、若い子供がたくさんいることによって極端に低い値が出ています。他にも経済的に恵まれていないアフリカの発展途上国は軒並み平均年齢が20歳以下となっています。逆に欧米諸国は平均年齢が全般として高い国が多いです。
【日本人の平均年齢はどれくらい？推移と2019年最新のデータをご紹介！】日本人の平均年齢について
引用: https://img.sirabee.com/wp/wp-content/uploads/2015/02/ed36849b27d876503e7acbdba9729bd7_m-600x399.jpg
それでは、日本人の平均年齢は最新のデータでどれくらいなのでしょうか？平均寿命世界一かつ高齢化社会で高齢者が多いこの国ということをご存知の方は既に察しがついていると思いますが、平均年齢についても世界一の45.9歳です。2位のドイツが45.5歳で、最下位のニジェールとは30歳も離れているという驚きの結果です。
お仕事をしていても40歳を超えるともうベテランと呼ばれ、自分のことを若いと思う人はほとんどいないでしょう。しかし、あくまでも年齢だけで見た場合ですが、40歳という年齢は日本人の中では比較的「若い方」になってしまうのです。これは高齢者が多いということと、少子化が進み、若手と言える子供の数が減ってしまっていることに起因します。
【日本人の平均年齢はどれくらい？推移と2019年最新のデータをご紹介！】今後の日本人の平均年齢は？
そして2019年以降もこのまま推移して少子高齢社会が進んでしまうと、ますます日本人の平均年齢は上がっていくことになるでしょう。現在、40～50代の人は働きながら自身の親世代の介護をしたりしていますが、この世代も高齢者になった時には今より少ない若者が介護をする、税金を払うということをしなければなりません。
しかし、2019年時点でこれほど高齢者が多い国というのは人類史上どこも経験したことがありません。日本社会がこの高齢化社会を経験し、それに対応した仕組みやサービスを開発することによって、他の国への高齢者社会の指標となったり、サービス提供をして国際的な地位というのを確立できる可能性はあります。そういった事を考えてくれる事業者や団体をサポートすることが大事になってきます。
【日本人の平均年齢はどれくらい？推移と2019年最新のデータをご紹介！】まとめ
今回は日本人の平均年齢や平均寿命、そして2019年付近のその推移についてご紹介しました。現状のまま時代が推移すれば平均寿命が長い国ということだけでなく、平均年齢が高い国に日本はなっていきますが、そうなった時に他の国がいい国・社会だな、と思えるように社会を作っていく必要があるでしょう。
