さらしを巻く目的と効果!さらしの巻き方を紹介
さらしを巻く方は意外に多く、様々な使い方をされています。あまり馴染みのないさらしですが、巻く目的や巻くことでの効果を知ることで興味が湧きます。ここからは、さらしを巻く目的や効果などを挙げていき、さらしの巻き方について解説していきます。
さらしの巻き方と目的1:妊婦が得られる効果
妊婦は伝統行事に使う
まずはじめになるさらしの巻き方と目的は、妊婦が得られる効果についてです。妊婦がさらしを巻く時というのは、実は昔からの風習である戌の日の儀式の時に使います。妊婦はさらしを巻いて安産祈願を行います。さらしを巻くと体が楽になる効果が得られます。要はお腹を支えてくれているのです。
巻き方はどうする?
妊婦がさらしを使うときの巻き方は、イメージとして骨盤付近を持ち上げるような感覚で行います。そして妊婦は出産前だけでなく産後もさらしを使います。骨盤を巻くイメージで行うことで、産後の体へのダメージを減らし、しっかりと支えてくれるため歩行も楽になります。さらにお腹の冷えからも出産時には守ってくれますので重要なアイテムです。
関連記事
さらしの巻き方と目的2:胸つぶしの場合
着物着用時に胸つぶしは行う
そして続いてのさらしの巻き方と目的は、胸つぶしの場合です。胸つぶしとは、その名の通りさらしを使って胸を小さく見せることを言います。着物着るときや、男装をする時にも使います。劇団員の女性が男役を演じる時にもさらしは大活躍します。
男装やコンプレックスを隠す時にも
男装や着物を着るときのさらしの巻き方は、胸つぶしをするために、胸周辺をきつく一周巻きます。そして段々と肋骨に沿って下に下げていきます。肋骨部分はきつく巻くと痛くなりますので緩くします。最初の一周だけきつめに巻くことで十分胸つぶしはできますので、肋骨やそれよりも下に向かうときは緩まないようにさらしをひねるなどをして工夫すれば、きつくなりすぎずに安定します。
さらしの巻き方と目的3:腰痛に得られる効果
腰痛防止に効果的
そして続いてのさらしの巻き方と目的は、腰痛に得られる効果になります。多くの人が悩む腰痛は、整骨院に通ったりなどをして改善を図りますが、日々自分でできるケアも大切です。そこでさらしが活躍します。腰痛を助けるさらしの巻き方は、さらし両方とも呼ばれており医学的にも立証されているものです。
腰痛防止の巻き方とは
腰痛を防止するさらしの巻き方は、まず大事な知識として腰を固定するのではなく骨盤を固定します。肋骨付近の上部分を巻くのではなく、どちらかといえば尾骨などの下部分をさらしで巻いて固定します。腰痛の度合いによって巻くさらしの量は変わります。
さらしの巻き方と目的4:ダイエットの場合
さらしはダイエットに効果を発揮する
そして最後になるさらしの巻き方と目的は、ダイエットの場合です。ダイエットにさらしを使うという意外な事実ですが、お尻など下半身のダイエットに効果を発揮します。ダイエットに大切なのは骨盤の矯正です。
さらしで骨盤矯正を行う
整骨院に通って矯正を行う方が多いですが、やはり時間もかかればお金もかかります。そのためさらしを使い、ダイエットに必要な骨盤矯正をします。巻き方は、腰周辺から胸にかけてまでを一気に巻きます。
さらしの巻き方を知る!目的や効果を把握しておこう
さらしの使い方は具体的には知らない方が多く、イメージとしては着物を着用する時に使うものという印象があります。しかし、それ以外にも様々な使い道がさらしにはあります。ダイエット効果や妊婦のための使い方など、事前に知っておくことで役立つ情報となります。さらしは安くで購入できますので、一つ持っておくと重宝します。