// FourM

アニメやマンガの二次元メディアならFrequ

アニメやマンガの二次元メディアならFrequ

Zrxphsvwlm8xzdqq0nka

坂道のアポロン

CATEGORY | 坂道のアポロン

【坂道のアポロン】キャストの佐世保弁は違和感なし？佐世保市のロケ地も紹介！

2021.07.25

坂道のアポロンの舞台は長崎県佐世保市。登場人物も多くが佐世保弁を使っています。方言はアニメや映画でのセリフの言い回しに直結する要素なので、坂道のアポロンに出演したキャストも意識している部分です。実際に聞いてみてどのように思われているのかを書いていきます。

目次

[表示する] [閉じる]
  1. 坂道のアポロン
  2. 【坂道のアポロン】舞台は長崎県【佐世保】
  3. 【坂道のアポロン】坂道のアポロンに外せないもの【佐世保】
  4. 【坂道のアポロン】独特な方言【佐世保】
  5. 【坂道のアポロン】方言指導は宝亀克寿さん【佐世保】
  6. 【坂道のアポロン】キャストも方言の言い回しを勉強した【佐世保】
  7. 【坂道のアポロン】映画版キャストの紹介【佐世保】
  8. 【坂道のアポロン】アニメ版キャストの紹介【佐世保】
  9. 【坂道のアポロン】舞台となった場所はどこ？【佐世保】
  10. 【坂道のアポロン】まとめ【佐世保】
小玉ユキさん原作の漫画で『月刊フラワーズ』にて2012年まで連載されていました。 同年の4月には全12話構成でアニメ化され、その後2018年には実写映画として上映され話題を呼びました。
家庭の都合で転校を繰り返してきた西見薫が転校してきたのは、佐世保にある高校です。 何度も転校してきた薫にとって学校とは息苦しいだけの空間でした。 そんな背景からか人目や他人の言葉を気にしてストレスで吐いてしまうようになってしまい、転校してすぐに人目から逃げるように屋上へと逃げました。
そんな薫は屋上で学校一の不良と呼ばれる大男に出会い、これまでの学校生活が一変するような出来事に出会っていくのです。
舞台は長崎県佐世保市。長崎県北部の中心都市でもあり、かつては軍の鎮守府もあった場所です。 中心都市なだけあって人口は長崎県の中で長崎市に次いで二番目に多く、九州地方でも九番目となっています。
坂道のアポロンの時代設定は1966年なので存在はしていませんが、テーマパークとして有名なのはハウステンボスです。
薫の父親は船乗りをやっていて、佐世保には港もあります。 佐世保港は外海からの攻撃にも強く、かつては軍の設備が整っていました。 その名残から、海軍工廠を基礎としている佐世保重工業などの造船業が盛んだったり、米海軍と海上自衛隊が使う基地として旧海軍の基地が使われています。
また、作者の小玉ユキさんの出身地も長崎県佐世保市です。 そのおかげか佐世保のことはよくわかっていて、例えば登場人物の一人である川渕千太郎は幼いころに海兵からジャズドラムを教わったそうです。 またセッションできるスタジオを持っている「ムカエレコード」の経営者の勉は、海軍の軍楽隊に志願した人物をきっかけにベースを始めています。
時代背景的にもリアリティがあっていいですよね。
引用: https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/51-12pFr0ML.jpg
坂道のアポロンといえば絶対に外せないもの……それはジャズです。 ジャズは登場人物たちの縁を繋いでいく非常に重要な役割を持っています。 例えば西見薫と川渕千太郎が出会った後、二人の友情を深めていくのに大きく貢献していたのはジャズです。 もし二人がセッションをしていなかったら、この作品の流れは大きく変わっていたと言えるでしょう。
かなりざっくりと説明すると、物語序盤はジャズをきっかけに仲を深め、そして物語終盤はジャズをきっかけに再会する。 そんな展開になっているので、坂道のアポロンにとってのジャズは切っても切り離せないものなのです。 ましてや、音も演奏も聞けるアニメや映画では、その役割はある意味、原作漫画よりも上とも言えます。
アニメ 坂道のアポロン オリジナル・サウンドトラック CD
価格 ￥ 2,711
クリックして今すぐチェック
坂道のアポロン 第2巻 Blu-ray 【初回限定生産版】
価格 ￥ 5,200
クリックして今すぐチェック
坂道のアポロンの舞台は長崎県にある佐世保市。長崎県佐世保市といえば独特な方言である佐世保弁があります。 西見薫は横須賀から引っ越してきたので佐世保弁を使うことはありませんが、川渕千太郎や迎律子は佐世保出身で小さなころからずっと佐世保弁を使ってきました。
長崎県の方言は熊本弁や博多弁といった方言を知っている方が多いと思いますが、佐世保弁はどうでしょうか。 佐世保弁を使う地域は宇久地区を除いた佐世保市全域と、松浦市、平戸市、北松浦郡といった、近世まで平戸藩領に属していた地域でよく使われています。 北部本土方言という種類に属していて、アクセントはなくアクセントで分類できる方ではありません。 長崎県の方言なので、よく特徴として耳にする「○○ばい」「○○たい」という表現をよく使います。
佐世保弁としてよく聞くのは「○○か」という表現です。 ちゃんとセリフを聞いていると、結構な頻度で使われていることが分かると思います。
方言を使った言い回しは作中に多く登場するので、アニメでも実写映画でも方言指導を担当していた方がいます。 どちらも同じ人物が指導を行っていて、その名前は宝亀克寿さんです。 声優、俳優として活躍されている人物で、アニメ版の坂道のアポロンにも実写版の坂道のアポロンにも実際に登場している人物です（アニメでは神父、実写版ではジャズバーの店主）。 どんな役をやっている人物かというと、有名どころでは『ONE PIECE』の七武海、ジンベエ役やゲッコー・モリア役が分かりやすいでしょうか。 役者としてのキャリアは非常に長いベテランの役者です。
台本が出来ていく過程でセリフを佐世保弁に直していくのですが、コテコテな佐世保弁の表現はさけて日本中の人が聞いても分かるような工夫が盛り込まれています。 理由は坂道のアポロンの時代、つまり1966年付近と現代の佐世保弁で言葉の使い方が変わっているからです。 テレビの普及やスマホなどの外部との接触が容易になった現代では、本来のネイティブな佐世保弁は標準語に触れる機会が多いこともあって使用頻度が減っています。 その流れを汲んで、時代の変化に合わせた佐世保弁へと台詞を変えていったようです。
ただ変換するだけでなく、時代の流れに沿った言い回しを作っていたのが素晴らしい配慮だと感じました。 こういった変化にしっかりと順応していくところには、宝亀さんの腕が光っていますよね。
引用: https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/51rLv-NljmL.jpg
宝亀さんだけでなく、実際にセリフを言うキャストも相当な努力を重ねたようです。 坂道のアポロンは登場人物のほとんどが佐世保弁を使います。それこそ通行人や学校のクラスメートも佐世保弁を使うからです。
特に主要キャラクターを演じる中川大志さんと小松菜奈さんは評価が高く、お二人とも方言のテープを聞いたりアニメのセリフを勉強してきたことがよく伝わってきました。 二人の完成度の高さには宝亀さんも非常に評価していたようで、映画を見た方々からも自然な佐世保弁には「佐世保出身の自分にとってなじみ深い言葉が聞けて安心した」「小松菜奈の方言少女が可愛い」といった高い評価をもらっています。
アルタイル(初回生産限定盤)(DVD付) Single, CD+DVD, Limited Edition, Maxi
価格 ￥ 1,131
クリックして今すぐチェック
まずはHey!SayJUMPの知念侑李さん。知念さんは西見薫役を演じています。 薫は繊細で、転校したという背景もあって人の視線や他人の言葉に敏感なキャラクターです。 どちらかというと知念さんは可愛らしい小動物のような弱さを感じますが、内容が進むにつれて薫としての色が濃くなっていきます。だんだん明るく、かっこよくなっていく表情が素晴らしいです。
川淵千太郎役を演じるのは中川大志さん。 札付きのワルと呼ばれているけれど、明るくて面倒見がよくてジャズが好きなドラマーの千太郎をしっかりと演じています。 坂道のアポロンでは佐世保弁を使ったり、ドラムを猛特訓したりと苦労した面が多かったようですが、それを感じさせない気持ちの良い演技でした。
アニメ版の西見薫を演じているのは木村良平さんです。 物語序盤の冷めた様子や神経質な雰囲気は、薫のこれまでの経験から出ている寂しさを感じさせました。 だからこそジャズに出会った後の心境の変化が映え、アニメでは声が付くことでより強調されて描かれています。
続いて川渕千太郎役を務めるのは細谷佳正さんです。 細谷さんと言えば男らしい厚みのある声が特徴です。大柄で明るい千太郎らしさを存分に引き立ててくれています。
引用: https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/61-mfvP2n5L.jpg
坂道のアポロンに登場するロケ地を紹介していきます。 まずは千太郎が百合香に一目ぼれした場所は白浜海水浴場。 夏は海水浴に来たお客さんたちで賑わっている場所です。 白い砂浜と青く澄んだ海が特徴で、佐世保では一番大きな海水浴場です。 もしかしたら千太郎みたいに素敵な出会いがあるかもしれません。
続いて薫が「忌々しい」と口にしていた八幡坂です。 坂道のアポロンにとっての坂道は、物語の始まりと終わりを象徴している場所です。 また薫の「忌々しい」というセリフも序盤と最終話で意味合いが全然違ってきます。 その理由はぜひ作品の中で見てください！
Liosmxok1szqiftfsj7p
映画「坂道のアポロン」× 佐世保・長崎 特集ページ

映画ロケ地の情報や、ロケ地巡りのモデルコースをご紹介。映画「坂道のアポロン」の世界をじっくり味わっていただける特集ページです。
今回はロケ地や方言といった、作品の特徴となる部分を紹介してきました。 声が付いたり、現実での演技をカメラに収めていくことで、坂道のアポロンの色が一層濃くなって魅力的に見えるようになりました。 その魅力を存分に感じられる場所へ行けば、坂道のアポロンをもっと楽しめることでしょう。 ここまで読んでいただきありがとうございました。

カテゴリー内のランキング

RANKING

TAG

RECENT

サムネイル画像は下記より引用しました。
出典: https://twitter.com/apollonmovie/status/979918958903017473

Frequについて

おすすめサイト

  • B!

    • Copyright (C) Frequ, All Rights Reserved