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かつて週刊少年ジャンプで連載されていてギャグ主体のバトル漫画です。
そのあまりにもぶっ飛んだギャグの描写から、一度ハマるとかなり中毒性の高い作品です。
連載が終了してすでに10年が経っていますが、ギャグ作品としては未だに絶大な人気を誇っています。
ボボボーボ・ボーボボ (1) (ジャンプ・コミックス)
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ボボボーボ・ボーボボといえば理不尽で不条理すぎるギャグの応酬です。
ギャグバトル漫画を謳っているだけあって、訳の分からないボケによって技を繰り出し敵を倒していきます。
それもただふざけているだけではなく、「真拳」と呼ばれる技が存在し、その真拳の内容に沿った技が繰り出されています。
一見するとただの奇行ですが、技としてはちゃんと敵に効いているわけです。
ボーボボの場合は鼻毛真拳と呼ばれる技で戦います。
ボーボボの鼻から鼻毛が伸びて鞭のように敵を攻撃するといった真拳で、聞いただけでは弱そうに見えますが実際に何度も敵を破っているほどの力を持っています。
ただし、話が進むにつれて奥義の内容は鼻毛からどんどん離れていきました。
こういうところがボーボボらしいとも言えます。この雑さがボーボボにとっては良い味付けなのです。
ボボボーボ・ボーボボ (15) (ジャンプ・コミックス)
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ボーボボはジャンプでも人気な作品で、2003年からアニメとしてゴールデンタイムに放送されていました。
しかし、放送開始1年でほとんどのテレビ局から打ち切られてしまい、放送を継続していたテレビ局も2005年3月には打ち切りという状態。
最後の半年はノースポンサーかつ関東地区ローカル放送という形になっていました。
ゴールデンタイムという年齢層の広い時間での放送であったために、PTAから目を付けられて「子供に見せたくない番組」のランキングに入れられてしまったことが原因と言われています。
そんな困難があったものの、最後にはしっかりと持ち直して打ち切られた地区から復活するといった快挙を遂げました。
またアニメ声優陣が「ボ組」というチームを結成し、原作ボボボーボ・ボーボボ完結時には原作者の澤井啓夫さんと共に完結祝いをしており、ボーボボに携わった方々がいかに作品を愛して真剣に取り組んでいたのかがよく分かります。
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ビュティはボーボボたちの仲間でヒロインのポジションにいます。
作中では貴重な女性要因かつ常識人枠で、ボケ倒すボーボボたちの中でも唯一のツッコミ役と言える存在です。
趣味はショッピングで、好きな食べ物はハンバーガー。
ピンク色のショートボブが特徴で、ハートのバックルをしたベルトとヘソ出しファッションをしています。
ボボボーボ・ボーボボ 2 (ジャンプコミックス)
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ボボボーボ・ボーボボにおいてビュティは最高のツッコミ役です。
というかビュティがいないとボケばかりで話が成り立たないし進まないので、ある意味ボーボボ一行に欠かせない存在といいえます。
ツッコミを入れる時は顔芸とでも言えるレベルの豹変ぶりを見せ、話によってはツッコミ顔の方が多いこともあるそうです。
四連続でツッコんだりシャツを破りながらツッコんだりバリエーションは豊富なようで、ボケ殺しの魚雷ガールにも認められています。
ボボボーボ・ボーボボ 3 (ジャンプコミックス)
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ボーボボ一行の中では、ビュティのヒロインレベルはかなり高いです。
そもそもヒロインたる女性キャラが極端に少ないのもありますが……、ボーボボやヘッポコ丸を始め、大抵のキャラからは絶対に守るべき対象として、バトル中は手厚く守られています。
ボーボボは平気で首領パッチや天の助を利用して、諸共敵を潰しに行くような真似をしますが、ビュティだけには絶対に危害を加えていません。
ヘッポコ丸に至ってはビュティに惚れており、作中でも唯一と言っていいほどのラブコメ要素です。
第一部ではヘッポコ丸が一方的に惚れていた様子でしたが、第二部の真説では仲に進展があったのか恋人同士になっているようです。
最終回でも一緒に旅をしていたことから、かなり進んだようですね。
ボボボーボ・ボーボボ 11 (ジャンプコミックス)
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ボーボボの中で貴重な女性キャラクターですが、魚雷ガールというイロモノでもなくまともなキャラクターですので、もはや存在が可愛いと言えなくもありません。
ヘソ出し、イヤリング、ピンク髪とある程度の属性も持っていて、アニメでは声もついて可愛さに磨きがかかります。
またスピンオフである「ふわり!どんぱっち」にも出演しています。
ここではボーボボの時のようなヘソ出しルックではなく、袖のないパーカーを着ています。
かなり絵柄も変わっていて、ボーボボの時よりもかなり見た目が可愛くなっているので、それだけ人気もあがりました。
ボボボーボ・ボーボボ (9) (ジャンプ・コミックス)
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ビュティがボーボボたちの旅に同行していた理由は、行方不明になっていた兄を探すためです。
この兄とはソフトンのことで、ビュティと同じ色の髪をした長髪のイケメンです。
ソフトンはソフトクリームのような顔をしており、バビロン真拳の使い手であること以外は特に素性は明かされていませんでした。
正体は仲間になってからかなり時間がたった後で、ビュティも素顔を晒されるまでソフトンが兄であることに気づいていませんでした。
なぜソフトンがビュティに正体を明かさなかったのかという理由は、「ギャグ漫画だから」と澤井さんが解答しています。
これがボーボボなんです。
真説ボボボーボ・ボーボボ 7 (ジャンプコミックス)
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ボボボーボ・ボーボボはアニメ化もされている作品ですので、当然ヒロインのビュティにも声が当てられています。
担当している声優は、ビュティの特徴的な声を聴けばすぐに分かるでしょう。
ビュティを担当しているのは「魔法少女まどか☆マギカ」や「さよなら絶望先生」などの作品にも出演している野中藍さんです。
2000年に同じくジャンプの作品である「ワンピース」の海王類役でデビューをしていました。
その3年後にはボボボーボ・ボーボボに出演することになり、立派にビュティ役を務めてくれました。
野中さんもボーボボに出演したことで声優としての技量に磨きがかかったらしく、その後も活躍をされています。
当時は新任だったことと、ボーボボがかなりぶっ飛んでいる内容だったので、きっと演技をする際にも苦労されたとは思います。
現在はYouTubeのチャンネルをやっているようで、これは10年間続いたラジオ「ラリルれ」シリーズを引き継いでいます。
ゲーム実況を行ったり、グルメを食べに行ったり、商品レビューを投稿していたり、YouTuberとしての活躍もしています。
同じくボーボボに出演していた小野坂さんもYouTubeチャンネルをやっています。
どちらもとても面白いですし、お二人のなかなか見られない姿を見ることもできますので、日々の楽しみに見てみると良いと思います。
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今回はビュティについて紹介してきました。
ボボボーボ・ボーボボには必要不可欠なツッコミキャラクターであり、作品を成り立たせてくれる重要なキャラクターでした。
貴重な女性キャラクターであり、声を当てた野中さんの名演や、ふわり!どんぱっちでの絵柄の変化の影響もあって、ボーボボの中でも人気なキャラクターになっていると思います。
ビュティのコマを入れるとどんな漫画でもツッコめるというコラ画像も流行っており、ツッコミキャラクターの代表とも言えるでしょう。
Blu-rayボックスも発売しているので、またビュティの活躍を見れたり、人気が復活することもありそうです。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
ボボボーボ・ボーボボ (8) (ジャンプ・コミックス)
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