【SAO】『ソードアート・オンライン(SAO)』とは?【ネタバレ注意】
『ソードアート・オンライン(SAO)』とは原作:川原礫が描くライトノベル作品でアスキー・メディアワークスより発行されています。
本作は現在本編となる『ソードアート・オンライン(SAO)』シリーズが21巻、過去を描く『ソードアート・オンライン プログレッシブ(SAOP)』が6巻発売されており、累計発行部数は国内で1300万部、世界で2200万部を記録する大人気タイトルです。
本作は原作となるライトノベル作品だけでなくテレビアニメ化や映画化、ゲーム作品、スピンオフ作品の連載等もされています。
中でもアニメ作品は世界中で人気を博しており、世界13ヶ国語に訳された後、視聴回数は累計で7億回を突破しています。
テレビアニメ『ソードアート・オンライン(SAO)』シリーズについて
『ソードアート・オンライン(SAO)』は2012年7月にテレビアニメ第1期となる『ソードアート・オンライン』を放送していこう、現在第3期まで放送されています。
2018年10月より放送されている第3期『ソードアート・オンライン アリシゼーション』はシリーズ史上最長となる「アリシゼーション編」を描くシナリオで、2019年10月から第3期の後編が放送予定されています。
【SAO】『ソードアート・オンライン(SAO)』アリシゼーション編のあらすじ
『ガンゲイル・オンライン』でおこった事件から半年後、キリトは謎のベンチャー企業「ラース」が開発した次世代フルダイブ実験機「ソウル・トランスレーター」のテストプレイを行っていた。
「ソウル・トランスレーター」はこれまでになかった痛覚を含む記憶再現に成功したフルダイブ機という。
ある日、キリトは『ガンゲイル・オンライン』での事件の関係者に薬を飲まされ昏睡状態なります。そして目を覚ますと、仮想世界『アンダーワールド』に居ました。
『ソードアート・オンライン』での事件と同じくログアウトができない状況にキリトは現実世界に帰るための手段を求めます。そのためにキリトは、親しくなったユージオとともに世界の中心である「セントラル・カセドラル」を目指すことにしました。
【SAO】アリス・シンセシス・サーティはどんな人物?【ネタバレ注意】
アリス・シンセシス・サーティは、『ソードアート・オンライン(SAO)』の第4部にあたる「アリシゼーション」編のヒロインです。長い金色の髪の毛に青い瞳が特徴的な少女で、黄金の鎧を全身にまとっている騎士です。
央都セントリアに拠点を置く「世界中央公理教会」に所属する武官である「整合騎士(インテグレーター)」であり、秩序の執行者として人間界を守る役割を担った重要な人物です。
彼女は整合騎士の中でもトップクラスに戦闘力が高いとされており、その剣の腕はキリトですら圧倒するほどの実力を持っています。
そんな彼女の性格は、騎士にふさわしく、高貴で真っ直ぐなものでしたが、キリトに惹かれていくうちに性格も大きく変化し、ツンデレのような態度も見せるようになります。
【SAO】アリス・シンセシス・サーティの能力とは?【ネタバレ注意】
アリス・シンセシス・サーティは先に述べたように精鋭揃いの整合騎士の中でも最強クラスの戦闘能力を有しています。その実力の高さは、SAOシリーズきってのチートキャラクターといっても良いでしょう。
彼女の剣の実力は、キリトを軽く凌ぐほどであり、それに加えて神聖術も駆使することができます。彼女はその実力の高さから後に世界中央公理教会の最高司祭アドミニストレータの後継者となるとまで言われていました。
【SAO】アリス・ツーベルクについて【ネタバレ注意】
アリス・ツーベルクは、アリス・シンセシス・サーティの幼い頃の名前であり、この名前のときにキリトとユージオは、アリスと初めて会っています。アリスとキリトとユージオの3人は幼馴染であり、3人はともに育ちます。
しかしアリスはある日、世界中央公理教会が人界の絶対的法として定めている「禁忌目録」を破ったてしまったことで、秩序を守る整合騎士により連れ去られてしまいます。
連れ去られたアリスは、「シンセサイズの秘儀」を施され整合騎士となりますが、このときに「自分の最も大切な記憶」つまりキリトとユージオについての記憶を消されており、世界中央公理教会に忠誠を尽くす騎士として生まれ変わりました。
このときキリトも同様に記憶を失っていますが、後に敵対する立場として再会したアリスは、最高司祭アドミニストレータを巡る一連の出来事で記憶を取り戻し、キリトとユージオの協力関係になりました。
【SAO】アリスの正体について【ネタバレ注意】
「アンダーワールド(UW)」の世界は、仮想世界であり、キリトやアスナのように生身の人間がダイブしてプレイヤーとして活躍しています。つまりゲームの外には普通の人間がいます。
しかしアリスの正体は人間ではなく、ゲーム内のNPC(つまりゲームの中だけのキャラクター)です。しかし、アリスは普通のNPCとは違い、人工フラクトライト(人工的に作った人間の心)を持っており、ゲーム内では心を持った普通の人間と変わりません。
この事実は、ユージオも同じであり、「アンダーワールド(UW)」の世界のNPCはすべてが人工フラクトライトを持っています。
これは「アンダーワールド(UW)」がもともと人工フラクトライトを軍事利用するための実験場であり、防衛省の菊岡が主導していました。
【SAO】アリスの過去・記憶喪失について【ネタバレ注意】
アリスはもともとアリス・ツーベルクという名前で、キリトとユージオの幼馴染の少女でした。しかしある日、アリスは後輩を庇い、ライオスとウンベールを斬ってしまい、世界中央公理教会が「禁忌目録」として禁止している殺人の罪を犯してしまいます。
不可抗力であり、しかたなかったこととはいえ、罪を犯したアリスは公理教会にとらわれてしまいます。そこでアリスは整合騎士になり、キリトとユージオの記憶を失ってしまい、部分的な記憶喪失になります。
後にキリトと再会し記憶を取り戻しますが、この際に右目に施された封印を破ったため、これ以降右目には機能を失い黒い眼帯をしています。
【SAO】「アリシゼーション」編の最後は?【ネタバレ注意】
そんなアリスの活躍する「アリシゼーション」編ですが、その結末は意外なものです。
「アリシゼーション」編での最後の戦いである「ガブリエル・ミラー(闇神ベクタ)」との戦いの中で、キリト・アスナ・アリスは菊岡の指示によりログアウトを促されます。
10分以内にログアウトをしないと200年間アンダーワールド(UW)に閉じ込められてしまうという状況です。
ログアウトには時間が必要で、キリトは一人で時間を時間を稼ぎ、あとでログアウトしようとします。しかし、キリトはガブリエルに苦戦し、ログアウトが間に合わなくなってしまいます。
キリトのログアウトが間に合わないと知ったアスナは、キリトとともにアンダーワールド(UW)の世界に残ることを決意し、ログアウトをやめます。
そして2人の精神はアンダーワールド(UW)、200年の歳月を過ごし、現実世界では約1ヶ月後に目が覚めます。目が覚めた際に200年間の記憶は、脳の負担になるため抹消されました。
【SAO】現実のアリス・その後について【ネタバレ注意】
アリスは人工フラクトライトによって作られたゲーム内のNPCであり、キリトやアスナのように生身の肉体を持っていません。通常では、ゲーム内で一生を過ごすはずのアリスですが、一連の事件からゲーム内からログアウトすることになります。
アリスがログアウトする際にアリスは自身の人工フラクトライトを人型ロボット「ニエモン」に搭載することにより、ロボットの体を借りて現実世界に出てくることができました。
ロボットの見た目はゲーム内のアリスにそっくりであり、ロボットと言われなければ普通の人間にしか見えないほど精巧なものです。彼女は世界初の真正ボトムアップAIの成功例になりました。
【SAO】アリスはSAOヒロインの中でも人気のキャラクター!【ネタバレ注意】
この記事では『ソードアート・オンライン(SAO)』の第4部にあたる「アリシゼーション」編のヒロイン・アリスについてキャラクターのプロフィールや能力、そして正体や秘密をネタバレ解説しました。
アリスは、その見た目や性格から『ソードアート・オンライン(SAO)』シリーズを通して全キャラクターたちの中でもかなりの人気キャラクターです。この記事を見て『ソードアート・オンライン(SAO)』のアリスが気になった方はぜひ本編をチェックしてみてください。
【PV公開!】
— アニメ ソードアート・オンライン 公式 (@sao_anime) July 21, 2019
『ソードアート・オンライン アリシゼーション War of Underworld』の第1弾PVが公開となりました!
第3クールは2019年10月より放送開始!#sao_anime #SAO10周年 pic.twitter.com/5pRaymxXSA