今までは、油分や水分も多い肌だったのが、今ではかさつきがひどくなったり、逆に油分が多くてテカリが気になるなど、さまざまな悩みがあると思います。しかし、今までとは違うと言っても、20代後半女性が悩んだ時に、どんな化粧水を選べばいいのかわからないという方も多いでしょう。では、どんなことに着目して化粧水を選べばいいのでしょうか。

20代後半の方で、今まではそんなにスキンケアにこだわっていなかった方も、合っていると思っていたけど肌が不安定になってきた方も、今の悩みや自分に合った化粧水を選ぶように心がけてみましょう。悩みから、どんな化粧水がいいのか、自分に合っているのかを見出してみましょう。

毛穴の開きの原因はさまざまですが、たるみによる雫型の毛穴、乾燥による毛穴の目立ち、加齢による真皮層の弾力不足、ターンオーバーの遅れや汚れ、皮脂の詰まるによる毛穴の拡大などが挙げられます。毛穴が開いていると、ファンデーションも綺麗に乗りずらくなり、凸凹した印象の肌になります。しかし毛穴の数は変えられないですが、毛穴の大きさはケア次第で小さくすることができるのです。

まずおすすめなのが、ビタミンCの配合された化粧水です。ビタミンCには毛穴の皮脂抑制効果があります。また、肌の弾力や保水力に関わるコラーゲンを増やす効果もあります。もうひとつが、レチノールが配合されている化粧水です。レチノールにもコラーゲンを増やす効果があります。

しかし、レチノールは肌への刺激が強いという面もあります。肌がカサカサしてしまう方もいらっしゃいますが、使い続けていると落ち着いてきます。心配な方は、ビタミンCの方が安心でしょう。

化粧水などで、内容に関わらず水分を肌に入れ込めば良いと思われている方も多いですが、肌が乾燥する場合には、水分を肌深部で抱え込んでくれる成分が重要です。そういった効果のない、ただの水分を肌に入れ込んでも、水分は逃げてしまうのです。水分を入れて止めてくれる成分が配合されていることが重要なのです。

代表的なのはセラミドやヒアルロン酸です。セラミドは水分を挟み込み、ヒアルロン酸は水分を抱え込みます。こういった、保湿力を持った成分を配合している化粧水が、乾燥している肌には重要です。しっかりと肌の仕組みに沿ってスキンケアをしましょう。

くすみは、体の内側からのケアも大事ですが、肌の余分な角質が溜まってしまっている場合あります。20代後半になると、だんだん肌のターンオーバーが、28日の正常な周期でできなくなり、角質が剥がれ落ちなくなってきます。そうすると、角質がどんどんたまりやすくなってくるので、角質除去できるピーリングなどもおすすめです。

ピーリングや角質除去の効果がある化粧水を使い、角質を除去していくと、余分な角質が除去されて肌も柔らかくなり、有効成分も肌深部まで届きやすくなります。ターンオーバーが遅れてくる理由はさまざまですが、角質ケアは20後半女性におすすめのケアになります。

ニキビ跡はニキビの炎症などのダメージで、メラニン色素が跡を作ってしまった状態です。シミは、紫外線などのダメージでメラニン色素が過剰に出てきた状態です。どちらもメラニン色素による現象で、肌には美白などのエイジングケアが必要です。幼少期から10代などで浴びてきた紫外線などのシミも20代後半頃から出てくる方も多いようです。

こういったシミに効果がある代表の成分としては、トラネキサム酸、ビタミンC、ハイドロキノンなどがあります。シミのケアは特に時間もかかり難しいものですが、シミができやすい体質の方もいらっしゃるので、予防として美白エイジングケアをするのも良いでしょう。

ではそれぞれの悩みから、おすすめの化粧水ブランドをご紹介していきます。ぜひ20代後半の方は、ご自身の悩みにあった化粧水を使ってみてください。

こちらはドクターズコスメブランドのドクターシーラボから出ているラボラボから、人気の拭き取りの化粧水です。天然由来の乳酸、リンゴ酸が古い角質や汚れを除去し、毛穴の開きの原因になる角栓を溶かします。肌のザラつきを除去して、柔らかい肌にしてくれるので、毛穴が目立ちにくい肌にします。

また、毛穴を引き締める４種類の有効成分も配合していて、毛穴の開きの原因となる皮脂の分泌を抑えて、毛穴を引き締めてくれる、おすすめのエイジングケア化粧水です。すっきりとした使用感で、さっぱりと肌に清涼感をあたえてくれます。使い続けることで、毛穴の目立たない滑らかな肌に導いてくれます。

アルビオンブランドの代表商品であり、ロングセラーのスキコンは、今でも大人気の化粧水です。オーガニックのハトムギを使用したハトムギ化粧水で、　不安定な肌を静めて安定させる効果があります。肌や毛穴を引き締めて、すっきりとクリアな肌に導いてくれます。

肌馴染みが良く、すっと肌に吸い込まれるように浸透します。さっぱりとした使い心地でありながら、保湿もしっかりとできる、万能な化粧水で人気です。毛穴だけではなく乾燥やくすみにも効果がある、エイジングケアに最適のおすすめ化粧水です。

米肌はコーセーから出ている人気ブランドで、ライスパワーの成分に着目したエイジングケアブランドです。加齢とともに減少してしまう、セラミド成分を生み出す力のあるライスパワーエキスでキメを整え、毛穴の目立たない肌に導きます。

また、大豆発行エキスやビフィズス菌発酵エキスが配合されているので、肌の保湿力を高めてくれます。お米と発酵の力で、日本人の肌に合った自然のエイジングケアをぜひ実感してください。

エトヴォスは、最近SNSなどでも人気急上昇中のスキンケアブランドです。シンプルな成分でしっかりと結果の出すスキンケア、また肌を傷めないミネラルコスメを展開する、実力派ブランドです。皮膚科学を研究する医学博士監修のもとで商品開発を行っていて、とくにセラミドに着目したスキンケアシリーズが人気のエイジングケアブランドです。

おすすめの保湿用化粧水は、セラミドを生み出す力をサポートする成分を配合しており、肌のバリア機能を高めたり、ターンオーバーを正常にしたりする効果があります。保湿力をサポートするグルコシルセラミドも配合されていて、肌深部にも表面にも潤いを与えます。

HABAのエイジングケアにおすすめのディープモイスチャーローションは、ヒアルロン酸やセラミドナノソーム、サボテンエキスなどの保湿成分を贅沢に使用しており、トロッととろみのあるテクスチャーの化粧水です。手の平に吸い付くようなもっちりとした肌になり、翌日まで肌の潤いを逃しません。肌に美容成分をたっぷり与えられる、おすすめの保湿化粧水です。

乾燥肌、敏感肌の方で安心して使えて、重ねづけなどしなくてもしっかり肌に潤いを与えてくれます。長く使い続ける方も多い、人気の化粧水です。

ヒフミドは小林製薬から出ているブランドで、美肌に必要な天然の保湿成分であるセラミドに保湿力の高いヒト型セラミドを使用したスキンケアが人気のエイジングケアブランドです。化粧水には３種類のセラミドを配合しており、角質層の隅々まで潤いを与えます。

肌の乾燥は、くすみやシワの原因にもなります。セラミドは美肌にとても大事な成分なのです。こちらの化粧水は、肌に潤いを与えて柔らかくし、シワも目立たなくなると口コミでも人気の化粧水なので、20代後半になって肌が乾燥しやすくなってきたという方はぜひ試してみてください。

こちらはクリニークでも人気の、拭き取りタイプの角質ケアローションです。さまざまな肌トラブルの原因となる古い角質を、優しく取り除いてくれます。余分な肌の角質を除去するので、肌の透明感が増して、つるんとしたなめらかな肌になります。肌にダメージを与えず、角質除去し保湿までしてくれるので、ニキビやくすみに悩む方にもおすすめの化粧水です。

また、肌タイプ別でローションタイプが選べるため、自分に合った化粧水を使うことができます。店頭でアドバイザーの方に見てもらうのもおすすめです。

オードムーゲは、長年人気の拭き取り化粧水です。洗顔後の肌にコットンで拭き取りして、お持ちの化粧水の効果も高めてくれるローションです。オードムーゲは、汚れや余分な皮脂、角質などを取り除いて、有効成分を肌に与えて調子を整えることで、肌トラブルを予防する効果があります。

ストレスやホルモン、生活習慣で変わりやすい、20代後半の女性の肌を、安定させて清浄してトラブルの出にくい肌作りをしてくれるのです。他の化粧水や美容液などの、エイジングケア成分が肌にしっかり浸透できるようにしてくれるので、いつものケアにプラスするのがおすすめです。

こちらもマキアレイベルからでている拭き取り化粧水です。人気の美白シリーズの化粧水です。肌の角質層で、くすみやシミの原因となるメラニン色素を角質とともに除去します。成分は自然由来のフルーツエキスで、優しく角質をふやかしながら除去する仕組みになっています。

また、贅沢な有効成分プラセンタエキスが配合されているので、メラニンを生成する酵素の活動を抑えてくれます。透明感を出しつつ、ターンオーバーのサポートまでしてくれるので、エイジングケアに大変おすすめの化粧水です。

エリクシールの美白ケアローションは、テクスチャータイプが3つあります。それぞれに適した浸透感になるように、異なる技術で、肌に有効成分がしっかり浸透します。シミやニキビ跡などのメラニン色素に効果のある美白有効成分がメラニンの生成を抑えます。

ハリや弾力も与えてくれるエイジングケアで、お肌を若々しく潤いのある肌へと導いてくれます。人気のエイジングケアを、自分好みのテクスチャーでお試しください。

資生堂の人気ブランド、アクアレーベルの美白ローションは、さまざまなコスメ賞を受賞した人気の商品です。シミやニキビ跡のメラニン色素に効果のあるトラネキサム酸を配合し、潤いを与えながらも明るく透明感のある肌へ導きます。

美白効果に加え保水バリア機能にも着目し、保水バリア機能を守るベビーアミノ酸とヒアルロン酸を配合し、肌に潤いを与えます。また、市販で購入できるので購入もしやすく、おすすめです。

HAKUの美白化粧水は、資生堂が開発した美白有効成分4MSKとm-トラネキサム酸を配合しています。今あるシミなどのメラニン色素まで有効成分を届け、使い続けることで美白効果につながり、さらに今後の予防としても働いてくれる化粧水です。

保湿効果も高く、さまざまなコスメ賞も受賞している人気の化粧水です。エイジングケアは早めの対策がおすすめです。ぜひシミやニキビ跡に悩む方、紫外線を多く浴びてきたという方は使ってみてください。

化粧水を塗るタイミングは、夜お風呂を上がってから、乾燥する前にすぐつけましょう。カラカラに肌が乾燥する時間は、肌にも良くありません。負担になってしまいます。また、乳液などをつける場合は、化粧水がしっかり浸透したあとにしましょう。化粧水がまだ肌深部に浸透しておらず、肌の表面にある状態では、水分補充ができていない状態です。時間を起きすぎても水分が蒸発してしまうので、水分が入り込んでモチっとしたのを確認してから次のステップに行きましょう。

拭き取り化粧水の場合は、たっぷりとコットンに化粧水を浸透させましょう。コットンの素材が摩擦になるのを防ぐためでもあります。もしそんなに化粧水を多く使いたくないときは、スキンケア用の精製水をコットンに染み込ませて軽く絞ったコットンに、化粧水を出して使いましょう。

また、化粧水に限らず、スキンケアを試す時期は、生理後などの肌が安定している時期にしましょう。そして、他のコスメなども変えてしまってりすると何が合っていないのかわからなくなってしまうので、注意が必要です。

気になる化粧水はありましたか？20代後半は、今までの肌質と変わってきたり、悩みがだんだん多くなってくる方の多い時期です。毎日使うものなので、内容成分にこだわったものに変えてみませんか？肌の悩みが出てきたときが、スキンケアの替え時なのかもしれません。

「もうエイジングケア？」「ちょっと早いんじゃ…？」と思うかもしれませんが、今からエイジングケアをして、5年後10年後の肌も、若く居られるようにしましょう。お悩みや肌質に合った化粧水で、少しでも肌の悩みが解決できると良いですね。若々しい肌で、コスメの映える美肌を目指しましょう。