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しそは実は栄養豊富!栄養価と成分を知って夏を乗り切ろう!

2024.02.25

夏の定番食材・しそ。 そのさっぱりした風味は、様々な料理に生かされています。 そんなしそですが、実は栄養たっぷりなことを知っていましたか? というわけで今回は、しその栄養素と成分について、詳しくご紹介していきます! 栄養満点なしそで、夏を乗り切りましょう!

  1. そもそもしそって?
  2. どんな料理に使われるの?
  3. しそを食べると健康になる?
  4. しそに含まれる栄養って?
  5. しその栄養にはどんな効果があるの?
  6. しそに含まれる栄養価・成分①カロテン(ビタミンA)
  7. しそに含まれる栄養価・成分②カルシウム
  8. しそに含まれる栄養価・成分③ペリルアルデヒド
  9. しそに含まれる栄養価・成分④鉄分
  10. しそは実は栄養豊富!栄養価と成分を知って夏を乗り切ろう!のまとめ
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季節を問わず、さまざまな料理に使用されるしそ。その独特の香りは、大人にはたまらない、食欲をそそる香りとなっています。そんなしそですが、そもそもどんな種類のものを指す言葉なのでしょうか?
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「しそ」とは、シソ科シソ属の植物の総称のことをいい、中でも食用とされる「赤紫蘇(あかじそ)」と「青紫蘇(あおじそ)」のことを指すのが一般的です。

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食用のしそには大きく分けて2種類あります。「赤しそ」は、梅干しや紅生姜の着色などに使われたり、乾燥させて香辛料として使われることもあります。一方で「青しそ」は、刺身のつまや天ぷら、細切りにして料理に乗せたりします。つまりは、私たちが「しそ」と言ってイメージするのは実は「青しそ」なんです。

しそと大葉の違いは?

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しそと同じようなイメージで、大葉がありますよね。それでは、大葉としその違い、明確にわかる方はいるでしょうか?日頃からよく目にしたり使ったりするしそや大葉ですが、その違いは?と聞かれてみれば知らない…という方が多いのではないでしょうか。
実は、大葉というのは先ほど紹介した「青しそ」のことを指す言葉なんです。しそにはいくつかの種類があって、その中の食用しそのなかでも「赤しそ」と「青しそ」に分かれています。大葉は、その分類わけで言えば青しそのみを示す言葉、ということです。
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しそはその風味を生かして、様々な料理に使われます。代表的なのは、刺身のつま。大根の千切りとともに、刺身の下に添えられていることが多いですよね。あれは刺身と一緒に食べると風味が豊かになるというメリットもありますし、しその殺菌効果を生かしている食べ方でもあるんです。
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また、しそは熱を入れてもおいしく食べることができます。生で食べると食感は葉っぱのような感じなので苦手な方も多いようですが、火を通したしそはその風味だけが良く残ってとても食べやすくなります。そのため、卵焼きやいためものなどに入れてもおいしく食べることができます。
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さて、しそには様々な健康要素があると言われています。しそを食べると健康になる!といわれるほどです。それでは、しそが体に与えるいい影響とはどんなものがあるのでしょうか?
薬効:精神安定 貧血 腹痛 下痢 咳 食欲増進 神経痛 リュウマチ 脚気 がん 動脈硬化 骨粗鬆症 花粉症・アレルギー、食中毒

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ざっと挙げてみても、これだけの健康要素があります。食欲増進は、あの独特の香りが作用しています。しその香りは人間の胃液を出す効果があり、それによって食欲がますという効果も得られます。また貧血にもしそは効果があり、しそに多く含まれる鉄分が貧血を予防してくれます。
他にも神経痛やリュウマチ・花粉症やアレルギーまで、幅広い効果を持っているしそ。これを食べれば健康になる、というのも納得ですね。
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さまざまな健康要素を持ったしそですが、含まれている栄養素というのはどのようなものがあるのでしょうか?主な栄養素をピックアップしていきます。

しそに含まれる主な栄養価

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カリウム・・・500mg ビタミンE・・・3.9mg ビタミンC・・・26mg カルシウム・・・230mg β-カロテン・・・1100μg

こちらはしその過食部分に含まれている、注目の栄養素の量です。カリウムは500mgでたまねぎの約3倍以上。抗酸化作用のあるビタミンEは3.9mg、肌にいい影響を与えることでも知られるビタミンC、骨を強くすると言われているカルシウム、にんじんにも多く含まれているβ-カロテンも多く含まれています。
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しそには様々な栄養素が含まれているわけですが、そのそれぞれにはどんな効果があるのでしょうか?特に紹介したい栄養素別に、効果をご紹介していきます。ご自身の体調や改善したい体質などに当てはまっているかどうかを確認しながらご覧ください!
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しそにはカロテン(ビタミンA)が多く含まれています。しそに含まれるカロテンの量は、野菜の中でもトップレベルの多さなんです。カロテンには抗酸化作用があり、体の抵抗力を高めてくれる効果があります。ビタミンAと同じ効能を持っているカロテンですが、ビタミンAが不足している場合はビタミンAに体内で変換されるため、不足したビタミンAを補うのにぴったりな栄養素といえます。
カロテンはニンジンやカボチャ、ホウレンソウ、小松菜などにも多く含まれています。これらの食材としそを一緒に摂ると、効果も増幅します。またカロテンは油と一緒に摂取することがおすすめ。しその天ぷらは、まさに理にかなった調理法といえます。
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カルシウムは、日本人に不足しがちと言われているミネラルの一種です。カルシウムは骨や歯を強くしてくれる効果があるので、カルシウムが不足していると骨折や骨粗しょう症になりやすくなる危険性もあります。ミネラルの中では体内で最も大きい比率をしており、体重の1~2%ほどの重さがあると言われています。
カルシウムには出血した際に止血するための血液凝固を促す効果や、高血圧を予防する効果もあります。またカルシウムを摂ればいらいらしない、なんて話を聞くことがありますが、神経の興奮を和らげる効果があるので、その噂はあながち間違いでもないんですね。カルシウムがストレスの軽減に直接つながるわけではないですが、神経的には興奮を鎮めてくれるわけです。
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ペリルアルデヒドは、しそのあの独特な香りの素となっている成分です。ペリルアルデヒドはシソ科の植物にしかほとんど含まれておらず、しそを食べることでしか摂ることのできない成分でもあります。ペリルアルデヒドには殺菌作用が含まれており、胃の中や食品を殺菌してくれる効果もあります。刺身のつまにしそが含まれるのも、殺菌効果で魚にあたるのを防ぐ意味があるんです。
また、香りで嗅覚神経を刺激して、食欲を増進させる効果もあります。夏バテ予防にもよくつかわれるしそですが、食欲の無い夏バテのときでも食べたくなるような効果をもっているんですね。殺菌効果・食欲増進効果のほかにも、胃の調子を整える効果も持っています。
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貧血の予防によく用いられる、鉄分もしそには多く含まれています。特に女性は鉄分が不足しがちと言われているので、しそで手軽に鉄分補給ができるのはなかなか嬉しい情報ではないでしょうか。鉄分が不足すると体がだるくなったり、やる気が起きなくなったりします。貧血だけでなく、様々な悪影響を引き起こすため、鉄分は意識して摂取することがおすすめです。
レバーなどにも多く含まれる鉄分ですが、運動する人ほど不足しやすい栄養価とも言えます。運動時にはエネルギーを消費しますが、鉄分はエネルギー消費のタイミングで一緒に消費されてしまうんです。そのため、運動不足の人よりもエネルギー消費が多い方は、鉄分が不足しやすいとも言えます。
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今回はしそに関する情報と、しそに含まれる栄養素に関してご紹介していきました。しそには健康効果が数多く含まれているので、積極的に摂取していくのがおすすめです。しそは夏バテの予防や夏バテ中の食事にもおすすめなので、しそをたっぷり食べて、暑い夏を乗り切れるようにしましょう!

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