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家電(V)

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オーブントースターの温度調整って必要なの?おいしさのコツが潜んでいる?

2024.02.25

いつも何気なく使用しているオーブントースター。温度調整機能を使うと普段のトーストも、外はサクッと中はふわっとした食感に仕上げることができます。今回はオーブントースターの温度調整に注目し、調理の幅がぐっと広がるさまざまな活用法についてご説明します。

  1. オーブントースターは温度調整で用途の幅が広がる!
  2. 知って得する!オーブントースターの特徴
  3. 温度調整機能でチャレンジ!オーブントースター調理
  4. 【温度調整機能でオーブントースター調理その1】パン
  5. 【温度調整機能でオーブントースター調理その2】クッキー
  6. 【温度調整機能でオーブントースター調理その3】プリン
  7. 【温度調整機能でオーブントースター調理その4】ケーキ
  8. 【温度調整機能でオーブントースター調理その5】焼きいも
  9. 機能がなくても大丈夫!オーブントースターの目安温度
  10. 【オーブントースターの温度】500ワット
  11. 【オーブントースターの温度】800ワット
  12. 【オーブントースターの温度】1,000ワット
  13. 【オーブントースターの温度】1,200ワット
  14. 【オーブントースターの温度】1,300ワット
  15. オーブントースターのワット数=温度の高さではない?
  16. 近年はサーモスタット機能付きが当たり前
  17. まとめ
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比較的安価なオーブントースターを購入すると温度調整機能がなく、時間だけで焼き加減を調整する必要があります。この場合、強火で一気に焼き上げるのでトーストを作るには適していますが、中までしっかり温める必要があるものは「外は焼けているのに中は冷たいまま…」という非常にガッカリな事態が起こりやすくなります。
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その点温度調整機能がついたオーブントースターなら、冷凍物やフライの温め、グラタンなど、焼き目はもちろんのこと、中までしっかりと温める必要のある調理もお手の物。温度調整機能にはワット数が切り替えられるものと、オーブンレンジのように温度が設定できるものと2タイプありますが、近年は温度が設定できるタイプのトースターが増加傾向にあるようです。
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「オーブントースターは持ってるけど、食パンを焼く時くらいしか使わないな…」そんな人も多いかと思われますが、それだけでは正直もったいない!オーブントースターはオーブンに比べて中が狭く熱源がトレイの近くにあるため、温度の上昇が速く調理の時短にもつながります。
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表面を焼き上げるのが得意なオーブントースターは、すっかり冷めてしまった揚げ物の温めにも最適!電子レンジだとしなってしまう衣も、オーブントースターならサクサクに仕上げてくれます。トレイにアルミホイルやフライパン調理用のホイルなどを引けば、少量の油で焼き物を作ることも可能です。
引用: https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/518AthSiL9L.jpg
オーブントースター専用の調理器具も販売されていて、トレイが広めのものならトーストと一緒に目玉焼きを作ることもできます。このようにオーブントースターは温度の上昇が速いという利点から、シンプルな機能ながら揚げ物の温めから焼き物の調理まで時短でこなしてくれる優れものなんですよ!
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温度の上昇が速く表面を焼き上げるのが得意なオーブントースターは、上でご説明した通り食パンを焼く以外にもさまざまな調理に活用することができます。そこで実際に温度調整機能がついたオーブントースターでできる調理を5つご紹介します。
引用: https://cdn.pixabay.com/photo/2016/03/26/18/23/bread-1281053_640.jpg
「オーブントースターでパンを調理」といっても、もちろんトーストのことではありません。オーブントースターでもなんと!手作りパンが焼けるんです。パンの作り方については割愛させていただきますが、2次発酵までさせたパン生地をオーブントースターのトレイに収まるように成形し、大体160度から200度に温度を設定してパンを焼き始めます。
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焼き目が良い具合についたら焦げを防止するためにアルミホイルを被せ、中までしっかり温まるようにさらに焼き続けましょう。成形したパンの大きさや太さにもよりますが、早ければ5分ほど、長くても40分くらいで焼き上がります。
引用: https://cdn.pixabay.com/photo/2016/10/25/20/04/cookie-1769879_640.jpg
ちょっとしたお菓子にぴったりなクッキーも、オーブントースターで簡単に作ることができます。オーブントースターのトレイにクッキングシートなどを敷き、その上に型を取ったクッキー生地を乗せて行きます。そしてあらかじめ予熱しておいたオーブントースターの中にセットし、150度で8分程度焼きましょう。
引用: https://cdn.pixabay.com/photo/2017/11/12/20/50/dough-2943759_640.jpg
クッキーを焼く時もパンと同じように、表面を焦がし過ぎないように途中でアルミホイルを被せるのを忘れずに。クッキー生地の厚みによっては追加で1、2分様子を見ると良いかも知れません。焼き目についてはお好みで調節してみてくださいね。
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「オーブントースターでプリン?」と驚かれるかもしれませんが、温度調整機能がついたオーブントースターなら蒸し焼きプリンも簡単に作れます。プリン液を型に入れたらバットの中に並べ、沸騰したお湯を注ぎます。そして、あらかじめ160度で予熱しておいたオーブントースターにセットし、そのまま15分から20分程度蒸し焼きにしてください。
引用: http://hirayalife.everyday.jp/wp-content/uploads/2017/03/%E3%83%97%E3%83%AA%E3%83%B3.jpg
プリンに焼き目をつけたい場合は途中から、つけたくない場合は最初から焦げ防止のアルミホイルを被せると良いでしょう。プリン液を入れる型はアルミ製のものを使用した方が熱が伝わりやすいのでおすすめですが、陶器やガラス製のココットでもOKです。ちなみにバットの代わりにグラタン皿を使用しても同様に作ることができますよ。
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ここまできたら大抵のことでは驚かないかと思いますが、実はオーブントースターでケーキも焼けちゃいます。オーブンと比べて高さがないトースターでは、グラタン皿やタルト型、バットなど、浅めの容器を使うのがおすすめ。ケーキの種をキレイに流し込んだら、160度で40分程度焼きましょう。
引用: http://www.sapporobeer.jp/recipe/0000000915/img/index/4m07.jpg
焼き上がりに関しては見た目で判断せずに、竹串を数ヵ所に差してチェックするとケーキの生焼けが防げます。オーブントースター1台でチーズケーキからスフレ、カップケーキ、パウンドケーキなどさまざまな種類のケーキが焼けるので、ぜひ一度チャレンジしてみてくださいね。
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自宅で焼きいもを作るとなると蒸し器やオーブンを使うのが一般的かも知れませんが、オーブントースターでもほっくほくの焼いもが作れます。買ってきたさつまいもをそのままオーブントースターに入れて、秋の時期は220度、冬の時期は180度で30分から40分程度焼き続ければOK。
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引用: https://panasonic.jp/p-db/content?c=SiteContent_C&cid=1428108332125&attrName=vImageFileL
専門家曰くアルミホイルを巻くと熱が伝わりにくくなるとのことなので、素のまま焼くのがベストです。ヒーターが片側にしかない場合は途中でひっくり返してあげると、まんべんなく熱が回った焼いもに仕上げることができますよ。
引用: https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/G/09/detail/review/B003I85S3U_02.jpg
温度調整機能がついたオーブントースターを使えば、トースト以外にも冷凍物や揚げ物の温め、パンやお菓子類の作成など、幅広い調理が簡単にできることが分かっていただけたかと思います。それぞれ適した温度に設定できるので、焦がし過ぎにさえ気をつければほぼオーブンのように活用できると言っても良いでしょう。
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引用: https://panasonic.jp/p-db/content?c=SiteContent_C&cid=1428106804551&attrName=vImageFileL
温度調整機能があった方が便利だとは言え、「それだけのためにわざわざ買い直すのはちょっと…」とためらう人もいるのは当然です。そこで自宅にあるオーブントースターに温度調整機能がなくても分かる、ワット数別の目安温度をご紹介します。ワット数ごとの目安温度が分かればどんな調理に適しているのかも一目瞭然ですよ!
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500ワットは、1,300ワットといった火力の強いオーブントースターに備え付けられていることが多いワット数です。このワット数でもケーキやクッキーなどの菓子類を焼くことはできますが、焼くのに適した180度まで温度を上げるには少々時間が必要になります。それぞれの材料を型に入れたり取ったりした後すぐに使用したいのであれば、事前に数分間温めておくと作業効率が良いですよ。
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基本的なオーブントースターの機種に搭載されていることが多い800ワットは、セットする時間によって90度から230度くらいまでの温度を出すことができます。サクッとした食感のトーストを焼くのに適しているほか、500ワット同様ケーキやクッキーを焼くことも可能です。こちらもあらかじめ予熱しておいた方が焼き時間の短縮につながります。
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シンプルで使い勝手の良い1,000ワットのオーブントースターが出せる温度は、大体80度から230度です。500ワットや800ワットに比べると温度の上昇が速いため、トーストはもちろん、冷凍ピザなどの温めにも適しています。この2つがオーブントースターの主な使い道だという人は、1,000ワットあれば十分だと言えるでしょう。
引用: http://www.kanebocos.net/article/2016/0407-5281/20160408_-ButterToast_01.jpg
1,200ワットのオーブントースターともなるとより短時間で高温に達するため、外はサクサク、中はふわっとした食感のトーストに仕上げることができます。100度から260度までの温度を出せる機種もあり、一気に高温で焼き上がるため、冷凍ピザもパリッとした焼き上がりになるのが特徴です。
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1,300ワットのオーブントースターはおよそ80度から250度までの温度を出すことが可能で、トースト以外にもさまざまな調理に活用できるようになります。トーストも外はサクサク、中はふわっともちもち食感に焼き上げることができます。もちろん、手作りケーキやクッキーも短時間でOKですよ。
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「500ワットでおよそ1分30秒」などというように、電子レンジでコンビニ弁当を温める場合にもワット数と時間が記載されています。なので「オーブントースターのワット数=温度の高さ」と勘違いされている人もなかにはいるかも知れませんが、ワット数は一定の温度に達するまでの時間のことを指します。
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つまり、ワット数が高ければ高いほど一定の温度に達する時間が速いということです。そうしたことからオーブントースターのワット数は「火力」とも呼ばれることがあります。ちなみに同じ食パンを焼くのにもワット数が低いオーブントースターだと中の温度が上がるまでそれなりの時間が必要ですが、ワット数が高いと一気に温度が上昇するため短時間でカリッとしたトーストができあがります。
引用: http://getnews.jp/img/archives/2015/05/IMG_0792_f-1024x683.jpg
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昔のオーブントースターは連続加熱して使用することができましたが、近年は中の温度の過剰上昇を防ぐための安全策として「サーモスタット機能」が付いたオーブントースターが当たり前になってきました。この「サーモスタット機能」はオーブントースター内の温度を感知し、高温になり過ぎないように自動でヒーターのオン・オフを行うものです。
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安全上どうしても加熱途中でヒーターがオン・オフを繰り返してしまうため、「思っていたよりも調理時間が長くなってしまった…」ということも少なくありません。オーブントースターの設定温度を高めにしておくと頻繁にヒーターが切れるのをいくらか抑えることができるので、時間を短縮したい人は試してみることをおすすめします。
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今回はオーブントースターの温度調整についていろいろとご説明しましたが、いかがだったでしょうか?温度調整機能がついていないオーブントースターの方が比較的低価格ですが、これから購入するのであれば断然ついている方をおすすめします!温度調整機能があれば調理によって焼き加減が調節できるので、本格的な料理作りにも役立ちます。
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もちろん、温度調整機能がついていないオーブントースターでもワット数別の温度を知っていれば、今までよりもおいしく調理することが可能です。トーストを焼くためにしか使用したことがない人はこの機会にぜひ、オーブントースターを使ってさまざまな調理にチャレンジしてみてくださいね!

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サムネイル画像は下記より引用しました。
出典: http://www.stove-villa.com/site/imgs/item/40301045/aladdin_img04.jpg