学生時代、休み時間などによくやっていたペン回し。鉛筆やボールペンを指の上でくるくるとまわして、楽しんでいた方も多いと思います。そんなペン回しですが、最近ではそのクオリティも進化！ただ「回すだけ」ではなくなっているようなんです。

ペン回しの定義としては、指でペンを回す遊び、として以前から変わっていません。しかし、その中には「ノーマル」や「ソニック」など、新しく考えられた技が存在するんです！ペン回しはただ回すだけでなく、どれだけ難易度の高い技を決められるかという競技に変わりつつあるんです。

また、指ではじいたり指以外のモノを使ったりと、派手なパフォーマンスのペン回しも増えています。ペン回しのスーパープレイとして紹介されている動画があるので、ご覧ください。

どうでしょうか、このうまさ！学生のころやっていたペン回しとは次元が違いますよね。このように、数々の技をマスターしていくのが、最近のペン回しの醍醐味といえます。

最近では、ペン回し用の改造ペンというものがあります。これはその名の通りペン回しのためだけに造られた改造ペンで、自分で作ることも、市販のモノを買うこともできます。

また、改造ペンの種類としては「対称ペン」と「非対称ペン」の2種類があります。ペンの形が左右対称になっているのが対称ペン、左右非対称なのが非対称ペンです。この二つはペン回しのプレーヤーによって好みがわかれるものとなっています。

市販のペン回し用改造ペンは、今では様々な種類が販売されています。子供から大人まで楽しめるようなクオリティのものがそろっていますが、市販のペン回し用改造ペンを購入するメリット・デメリットとはどんなものがあるでしょうか？

市販のペン回し用改造ペンを購入することで、自作するよりも手軽に改造ペンを手に入れることができます。手先の器用さに自信のない方や、材料を揃えて作っていくのが面倒くさい…という方には市販の改造ペンは非常にお勧めです。

ペン回し用改造ペンには上記のような特徴があるのですが、こういった特徴を買ったときから備えているのが市販のペン回し用改造ペン。自作は慣れないうちは失敗することが多いので、全くのペン回し初心者なのであればまずは市販品で楽しんでみてもいいかもしれません。

市販のペン回し用改造ペンの最大のデメリットとしては、自由度の低さが挙げられます。自作したペン回し用改造ペンは、自分の指や手の形に合わせて造ることができます。一方で市販のペン回し用改造ペンペン回し用改造ペンは、どんな人の指でも合うように平均的なサイズで造られています。そのため、自作のものと比べると指へのフィット感はかなり劣ってくるんです。

ペン回しにだんだんと本気になって、ペンのクオリティにもこだわり始めたくなると、やはり市販品では物足りなくなります。そのため、ペン回し用改造ペンを自作する人は非常に多いんです。

では、市販品よりも自由度の高い自作のペン回し用改造ペンですが、どうやって作ればいいのでしょうか？有名でおすすめなペン回し用改造ペンを5つご紹介しながら、それぞれの造り方について解説していきます。

おすすめのペン回し用改造ペン、1つ目はDR.KTです。この改造ペンはペン回しを語る上で外せない、有名な改造ペンです。造り方は、慶弔サインペンのインクをすべて抜き、その後Dr.GRIPの先端のキャップとSAILOR Gelの先端のキャップを外します。その両方をハサミなどで広げて、慶弔サインペンの先端に交互にはめて完成です。初心者から上級者まで、幅広い人に愛用されている改造ペンです。

ペン回し改造ペン界では人気のあるG-3を使った、非常にバランスのいい改造ペン「G-3mod」。重量があるため、ぐるぐるとペンを回す技でもやりやすいです。造り方は、まずG-3を完全に分解して、プラスチックのチップのペン先側にsignoのチップを付けます。そこにHybrid Fineのチップを装着。さらに上からG-3のグリップをかぶせたら、ペン先が完成です。

続いて、HYPER JELLのグリップを１cmにカット。その先にsignoのグリップをまるごと付け、さらに先ほど造ったペン先をくっつけます。ペン全体の重量をテープなどで調整したら、G-3modの完成です。

ペンが長く、重量感もあるので大技がやりやすい改造ペンです。材料は日本では販売されていないため、Amazonなどで購入する必要があります。造り方は、まずはＳｕｐｅｒ Tipsのペン尻と取り軸を抜きます。次にcom-ssaのペン尻にテープを巻き、先ほど取り出したＳｕｐｅｒ Tipsのペン尻部分に差し込みます。Super Tipsのペン先にcom-ssaキャップを固定させて、その先にａｉｒｆｉｔのグリップとチップを装着して完成です。

ダントツの回りやすさで、ペン回しプレーヤーの多くがつかっているという改造ペンです。重心はペン尻に傾いていますが、使いづらい方はキャップを変えることで対応することができます。造り方は、R.S.V.P.のキャップとグリップを取り、ペン尻に穴をあけておきます。次にペン先にHybrid Fineのグリップとチップを付け、レフィルを反転。先ほど外したR.S.V.P.のグリップをキャップの中に入れて、ペン尻につければ完成です。

左右非対称の改造ペンながら、様々な技に使えるオールラウンダーなペンです。材料費も比較的安く済むため、一番最初に造る改造ペンにはもってこいのモデルです。造り方としては、楽ボのペン尻にsignoのチップをつけて固定します。次にsignoのチップをペン先につけて、上からSUPER GRIPのグリップをかぶせます。最後にペン尻にG-3のキャップを取り付ければ完成です。

今回はペン回し用改造ペンについての情報と、おすすめのペン回し用改造ペンの造り方をご紹介していきました。ペン回し用改造ペンはここで紹介した物のほかにも様々な種類があります。やってみたい技などに合わせて、最適な改造ペンを選ぶことが大切です。本格的な改造ペンを造って、ペン回しプレーヤー・通称スピナーの仲間入りをしてくださいね！