ヨガの太陽礼拝とは?
引用: https://res.cloudinary.com/macm/image/upload/v1524844886/batjqupkw6faiv2bthis.jpg
太陽礼拝とは、「一日の始まりに、太陽に挨拶し、その恵みに感謝する」という意味です。
つまり、朝の太陽に感謝と祈りをすることです。
人間には、太陽の光が大切です。
そのため、太陽のエネルギーを受け取るという意味もあります。
ヨガの太陽礼拝は108回の意味がある?
108と聞くと何か思い出しませんか?
108回は除夜の鐘です。
ヨガでは、この108という数は不思議な力があると言われています。
ヨガの太陽礼拝を108回行うことで、生命エネルギーを高め、煩悩を浄化するという意味があるそうです。
1年の終わりに今年生まれた煩悩を「感謝して手放す」という意味で、太陽礼拝が108回行われるようになったと言われています。
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太陽礼拝はヨガ初心者の方におすすめな理由
初心者の方におすすめな理由は、短時間で流れるような動きなので自然と覚えることができます。
また、太陽礼拝はヨガの基本でもあるので、初心者の方にはおすすめです。
太陽礼拝の効果
①むくみの解消
太陽礼拝を行うことで、基礎代謝が高まりむくみが取れます。
②血行不良、冷え症、肩こりなどの解消
太陽礼拝を行うことで、基礎代謝が高まり、血流が良くなるので、全身が温まります。
また、デトックス効果もあります。
③ストレス解消
太陽礼拝を行うことで、リラックスするので自律神経、精神の安定できます。
主にこの3つに効果があります。
朝と夜の太陽礼拝はそれぞれ違う効果が!?
太陽礼拝は文字の通り、朝に行うヨガというイメージがあります。
しかし、朝だけでなく、夜もやることでそれぞれ違う効果が得られます。
朝にやると、太陽の光を浴びて目覚めがスッキリし、元気な1日が送れます。
夜にやると、1日の疲れを取ったり、リラックスして質の良い睡眠が取れます。
太陽礼拝を上手に行うポイント
ヨガ初心者の方やヨガをやっていてもいまいち効果がでないという方は、太陽礼拝のヨガのポイントを知って正しいヨガを行ってみましょう!
①ヨガの基本の呼吸
全てのヨガは呼吸が大切です。
ヨガを行っていても、呼吸がしっかりできていないとリラックスができていません。
深く吸って、吐くことでリラックスができます。
②イメージする
イメージをしながら、行うことで全然違います。
太陽礼拝は、太陽への感謝や、祈りを込めての思いを込め、太陽のエネルギーを受け取るようなイメージをしましょう。
太陽礼拝の基本のポーズとやり方
引用: http://xn--mck1au8joa6a1k220x1fxa8ju9lb.com/img/taiyou.jpg
太陽礼拝には、12個のポーズがあります。
なぜ12個のポーズを行うのかというと、太陽が1年、つまり12ヶ月かけて、黄道十二宮を1周することが由来であることから、12個のポーズがあります。
この12個のポーズはヨガの基本なので、覚えていきましょう。
太陽礼拝の12個のポーズと流れとやり方を紹介します。
基本①合掌のポーズ
基本の体勢です。
リラックスして、背筋を真っ直ぐ伸ばして立ち、胸の前で手を合わせます。
基本②山のポーズ
息を吸いながら、目線は上に、手を合わせて上に上げます。
基本③立位の前屈のポーズ
息を吐きながら、両手のひらを足の側面に置きます。
キツい場合は、膝を曲げても大丈夫です。
基本④半分だけの立位前屈ポーズ
息を吸いながら、上半身を起こしていき、両手は手のひらから指先に変わり、床につきます。
目線は上方向にします。
基本⑤板のポーズ
呼吸を1度止めて、片足を後ろに伸ばして、頭から足の先まで一直線にします。
基本⑥八肢のポーズ
息を吐きながら、両膝をつけ、胸とあごを床につけます。
基本⑦コブラのポーズ
息を吸って、胸をスライドさせながら目線を上に向けます。
基本⑧下向き犬のポーズ
息を吐きながら、両足のつま先を立て、お尻を高く上げて、背中が平らになるようにします。
このとき、目線は足の先に向けます。
基本⑨半分前屈のポーズ
息を吸って、片足を手と手の間に置き、膝をつきます。
基本⑩立体前屈のポーズ
息を吐いて、前屈します。
キツい場合は、膝を曲げても大丈夫です。
手を両足の横に置きます。
基本⑪山のポーズ
息を吸いながら、両手を上に上げて、目線も上に向けます。
基本⑫合掌のポーズ
息を吐きながら、胸の前で手を合わせます。
動画を参考にしながらやってみましょう。
太陽礼拝を行う回数は?
太陽礼拝の回数は何回行えばいいという決まりはありません。
初心者の方だと、回数は3回くらい行うと良いです。
その中でリラックスできているか、呼吸ができているか確認してみてください。
できていたら、回数を5回、6回と増やしていきましょう。
しかし、回数が大切というわけではありません。
回数が1回だけだとしても、呼吸、リラックス、姿勢ができていればそれだけで十分効果があります。
ですので、回数にかかわらず、太陽礼拝を行ってくださいね!
初心者の方におすすめなヨガ
基本の太陽礼拝のヨガができたら、いろいろなヨガに挑戦してみましょう!
初心者の方におすすめなヨガを紹介します。
初心者の方には少し難易度が高いヨガもありますが、やることで出来るようになるので挑戦してみましょう!
①木のポーズのヨガ
木のポーズの効果は、肩こりや冷え性の解消、血行促進、足や太ももの引き締め、O脚、集中力がアップする効果があります。
木のポーズは片方の足でバランスをとり、1本の足で木のように立つので、木のポーズと言われています。
では、木のポーズのやり方をみていきましょう。
やり方
①両足を腰幅くらいに開き真っ直ぐ立ちます。
②胸の前で手のひらを合わせ、右足を持ち上げ、足の裏を左足のふくらはぎにつけます。
③息を吸いながら、手を上に伸ばして、呼吸を5回程繰り返します。
④息を吐きながら、手と足を下げていきます。
⑤反対も同様に行います。
木のポーズのヨガポイント
木のポーズのポイントは、片脚でバランスをとる基本のポーズです。
力を抜き、リラックスしてバランスをとりましょう。
呼吸をしながら、目線は遠く前方を見るようしましょう。
②鳩のポーズのヨガ
鳩のポーズの効果は、肩こり解消、二の腕、足引き締め、骨盤、股関節の柔軟性を高める効果があります。
特に女性には嬉しい若返りの効果があり、男性には仕事や運動したあとの疲労回復の効果があるので、鳩のポーズはかかせなくなるかも知れませんよ!
また、鳩のポーズはハトが胸元をふくらませた姿に見えるので鳩のポーズと言われています。
やり方
①片足を前に出し曲げ、反対側の足を後ろに曲げます。
②前に曲げている足の方の腕を横に伸ばして、手を頭の後ろで揃えます。
③このとき、目線を少し上にして、5秒程呼吸をしましょう。
④ゆっくり体勢を戻して、反対側も同様に行います。
鳩のポーズのポイント
鳩のポーズは難易度が高いです。
また、体が硬かくて無理して行うことは止めましょう!
そして、ポーズを完成させることが目的ではないので、呼吸とリラックスすることを意識してみましょう!
まとめ
今回、ヨガの太陽礼拝とは?ヨガの基本ポーズのやり方・効果を徹底解説について紹介してきましたが、いかがでしたか?
ヨガ初心者の方には太陽礼拝からスタートすると良いですよ。
やり方を覚え、回数を少しずつ増やしていきましょう!
呼吸とリラックスすることを意識しながら、身体の予防や解消、綺麗に健康になりましょう。
また、慣れてきたら木のポーズと鳩のポーズにも挑戦してみましょう!