親に結婚前の同棲を反対される理由①:相手を信用できないから
親に自分の彼氏彼女が良い人だと伝えても、「そんな相手のことを簡単に信用できない!」と言われるのは普通のこと。将来、自分の子供の伴侶となる予定の人とは言え、親が見ず知らずの人に自分の子供を簡単には託したくありません。
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親に結婚前の同棲を反対される理由②:メリットが感じられない
「相手のことをもっとよく知りたいから同棲したい!」と親に伝えても、「一緒に住んでも、相手のことは分かりませんよ!」と答える親が多いでしょう。
同棲したいぐらい好きな相手であれば、別に同棲というスタイルをとらなくても、近くに住んで行き来すればいいだけのことだと思われます。
親に結婚前の同棲を反対される理由③:付き合い期間が短い
交際を始めて数ヶ月というカップルの場合、親に同棲したい意思を伝えると、まず断られると思います。まだ相手のことがよく知らない状態で一緒に住み始めても、意見の不一致から破局する可能性が高いからです。また、「お互い愛し合ってるから大丈夫!」と伝えても、「まだ最初だからそうやって言ってられるのよ!」と言われるかもしれません。同棲を考えるのであれば、最低でも半年から一年以上の交際期間を経てからにしたほうが無難かも。
親に結婚前の同棲を反対される理由④:「同棲」という言葉への抵抗感
親の世代によっては、「同棲」という言葉に抵抗感を示す人も少なからずいます。特に年配層では、まだまだ純潔文化を信じていて、結婚前の男女が一緒に住むということ自体、絶対あり得ない!と感じる人も。
親に結婚前の同棲を反対される理由⑤:結婚が遠のく
実際、結婚も同棲も一緒の場所で生活することには変わりありません。そのため、同棲することで結婚が延期されてしまう傾向がとても高いです。親としては、やっぱり結婚式での子供の晴れ姿は見たいものです。だから、あえて同棲を反対する親がいるのも事実です。
親に結婚前の同棲を反対される理由⑥:妊娠リスクが高まる
特に娘親の場合、気になるのは妊娠のリスクではないでしょうか?もし、妊娠した場合、お互いが面倒みれる状態であれば良いですが、面倒がみれない場合、傷付くのは女性側になります。
親に結婚前の同棲を反対される理由⑦:離婚率が高くなる
理由ははっきりと分かっていませんが、ある統計では、同棲未経験のカップルの間では離婚率が約10%だったのに対して、婚約を済ませてから同棲したカップルは約12%、更に婚約しないまま同棲した場合は、約25%と離婚率が段々高くなる傾向がでています。誰しも最初から離婚することを考えて、結婚する人はいないと思います。まして親となれば、なおさらそう思います。
親に結婚前の同棲を反対される理由⑧:心配だから
長い間、愛情をいっぱい注いできた我が子に対して、親が心配するのは当たり前のこと。同棲に限らず、自分の子供が親元から離れた時点から、「今、何してるのかな?」とか「ちゃんと栄養あるもの食べてるのか」など、親は心配するものです。まして、同棲ともなれば、「相手からDVを受けてないか」とか「相手とうまくいっているのか」など更に心配度は増えるものです。
それでは、ここから実際に彼氏彼女の親へ挨拶へ行く際に重要なことを紹介します。
彼氏彼女の親のところへ挨拶に行く際に重要なこと①:服装
彼氏彼女の親へ挨拶へ行く際の服装ですが、なかなか悩むと思います。ただし、やはり相手の親へ会いにいくわけなので、清潔感あふれる、清楚な服装であることは最低条件です。
フォーマルスタイルかカジュアルスタイルで行くかは、状況にもよりますが、男性の場合、整っていないヘアスタイルや髭、女性の場合派手なメイクやミニスカートは絶対NGです。
彼氏彼女の親のところへ挨拶に行く際に重要なこと②:手土産
やっぱり相手の親のところへ挨拶へ行くわけですから、手ぶらというわけにはいきませんよね?じゃあ何を持っていけばいいの?と悩んでしまう場合は、まず相手に相談してみましょう。いくら高価なものを持っていっても、相手の親が好きではなかったら喜ばれません。自分が買える範囲内で、相手の親が好きなものを買って持っていくのが一番良いです。ちなみに手土産を持っていく際は、必ず計画的に!手土産を忘れたからといって、相手の親の家の近くの店で買うことは絶対ダメ。
彼氏彼女の親のところへ挨拶に行く際に重要なこと③:言葉使いやマナー
挨拶の際の言葉使いですが、かならず目上の人を敬う言葉を使いましょう。普段、相手のことを呼び捨てしていても、挨拶の際には必ず~さんと言った方が無難です。育った家庭によっては、親が呼び捨てを嫌うところもあるからです。また、会話中、相手の親から「敬語は使わなくていいよ」って言われることもあると思います。その場合は、カジュアルな話し方に変えて良いと思います。
彼氏彼女の親のところへ挨拶に行く際に重要なこと④:相手の親の言うことを優先
挨拶は、あくまで同棲の同意を得るのは目的です。そのため、相手の親から色々言われることもあると思います。本当は色々言いたくても、同棲の許可が得られるまでは、相手の親の言うことをまず優先させましょう。
説得のポイント①:お互いが自立していることをしっかり伝える
結婚ではなくても、同棲は親元から離れて生活することです。よって、お互いが精神的にも金銭的にも自立していることが条件となります。自分達だけでもきちんと生活ができる環境であることを、親にはっきり伝えましょう。
説得のポイント②:結婚までのシュミレーションを伝える
また、多くの人が結婚の準備段階として同棲すると思いますが、結婚というゴールがはっきり決まっているのであれば、相手の親に予め同棲したい期間や、具体的な結婚へ向けてのプラン等を決めていることを伝えてみるのも良いと思います。
説得のポイント③:彼氏が家賃などの生活費を負担する条件を出す
今の時代、女性も働いている場合が多いで、生活費は割り勘と考えているカップルは多いです。でも、親の世代によっては、まだまだ男性側が生活費を負担するのが当然!と思っている人も多いです。相手の親に自分の就いている仕事についてはもちろん、家賃などの生活費を負担したい!など少し男っ気を伝えてみるのも説得に効果的だと思います。
実際、今は働いている女性でも、妊娠・出産後に再び仕事へ戻ることが難しい状況になることも考えられます。結婚前とはいえ、男性側がきちんと生活面でフォローする必要性はあると思います。
説得のポイント④:普段からお互いコミュニケーションをよくとる
初めての挨拶で同棲の話しをしにいったら、もちろん驚かれます。最悪な場合、出入り禁止!なんてことも。最初の挨拶では同棲への同意が得られなくても、まずは、彼氏彼女の親と少しずつ会う機会を増やして、お互いコミュニケーションをとる時間を増やしましょう。家以外にも、ちょっとした時間に外で会うこともできます。
最近では、インターネットも普及しているので、時間があるときにLINEやチャットなどをしてみるのも効果的です。さりげなく彼氏彼女の親とコンタクトをとることで、誤解が減り、親子関係も友好に保てるでしょう。
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まとめ
今回は、親が同棲に反対する理由と、同棲を始める前の相手の親への挨拶・説得のポイント等について紹介してみました。親の理解を得るには、自分達の誠意を見せることが最も大切です。自分達の誠意をしっかり見せれば、親からの理解も得られるのではないでしょうか?