おすすめ?生姜チューブ:①生姜の効果は冷え性だけ?
生姜というと冷えに効果のある食材の代表格です。寒い時期はもちろん、冷え性の方に効果があるといわれ、よく利用する食材の一つです。しかし漢方にも使われる生姜の効果は、冷えをとるだけではありません。血行を良くするなど様々な効果があります。その生姜の効果をみていってみましょう。
関連記事
おすすめ?生姜チューブ:②生姜の様々な効果・効能
①生姜の一番の効果は血行の改善による冷え性の改善です。その他発汗作用もあるので、代謝が悪く汗をかきにくい人にもおすすめです。②生姜は血行を促進することで肩こり、腰痛、頭痛、生理痛、神経痛、など血行不良から来る症状全般に良い働きをしてくれます。③生姜は強い殺菌力を持っています。殺菌作用で食中毒を予防してくれるので、寿司などの生ものを食べる時には一緒に食べるといいでしょう。
④生姜の血行促進効果はm、血流を良くするだけでなく内臓の働きも良くするので、胃腸の血行も良くなるので胃腸の働きが活発になり食べ物の消化吸収を良くする効果が期待できます。
⑤生姜には免疫細胞を活性させて、白血球を増やして血液に入り込んだ風邪などのウイルスを撃退する効果があります。なので、最近風邪をひきやすい人、ひいた風邪が治らない人など風邪やウイルスに効果を発揮してくれます。⑥生姜には血液をサラサラ効果があり、それによっておこる高血圧や動脈硬化などの生活習慣病などを予防する効果があります。
生姜の主な効果を見てきましたが、そのほかにも認知症予防や、あのツンとした香りによる食欲増進効果や、ピロリ菌を撃退して胃潰瘍を予防する効果、血糖値を下げて糖尿病の予防、乗り物酔いの吐き気防止効果、利尿作用でむくみを予防・改善する効果、脂肪の吸収を抑えてダイエットをサポートする効果、抗酸化作用でアンチエイジングなどの嬉しい効果が14程あります。
おすすめ?生姜チューブ:③チューブ生姜の効能
生姜は冷え性改善、風邪予防などに効果がありますが「生姜をすりおろすのはちょっと面倒だなぁ」なんて思ったりすることがあります。そこで便利なのがチューブに入ったチューブ生姜です。では、このチューブ生姜にも生生姜と同じ効果が期待できるのでしょうか?
一言で結論を言ってしまうと、チューブ生姜には生生姜と同じ効果は「ほとんどありません」。チューブ生姜には多くの添加物が含まれていて、香りは「生姜そのもの」ですが、効能などは、生生姜とは全然違います。
おすすめ?生姜チューブ:④チューブ生姜の添加物
生姜チューブに含まれている添加物は9種類ほどです。①でんぷん。これは生姜に次いで多く含まれているもので、内容量のかさ増しとして使われていることが多いようです。醸造酢。これは、保存料として加えられています。③食塩。これも生生姜には含まれていない物で、成分表の上位に入っているので、結構使わています。
④甘味料であるソルビトール⑤乾燥防止のデキストリン。安定剤として、デキストリンのかわりにキサンタンを使用している製品もあります。⑥酒精⑦酸化防止剤⑧調味料・酸味料⑨香料・香料抽出物。生姜チューブという割には、生姜が少ない印象です。
おすすめ?生姜チューブ:⑤チューブ生姜と生生姜の比較
効能では生の生姜と大分違うとされたチューブ生姜ですが、栄養成分や中身には差があるのでしょうか?そんな生の生姜の栄養や効能とチューブの生姜の栄養などについて比較します。
まずカロリーの比較ですが、中生姜は100g当たり30キロカロリーです。チューブ生姜は100g換算すると20キロカロリーほどなので、生生姜の方がカロリーが高めです。更に生姜をすりおろすと、100gあたり43キロカロリーなので、更にカロリーが高くなってしまいます。
次に糖質を比較してみます。生の生姜の糖質は100gあたり4.5gほどで、チューブは100gあたり7.6gほどです。多量に摂取するものではないし、大きな差はありませんがダイエットに影響するというかんてんから見ると。生の生姜の方がいいです。
最後に塩分をみていきます。塩分は生の生姜が100gあたり0gなのに対して、チューブ生姜には製品によって少しの差はありますが、6gあたり1gの塩分が含まれています。
おすすめ?生姜チューブ:⑥チューブ生姜の役割は?
栄養や効能では、チューブ生姜より断然生の生姜の方がいいことがわかりました。では、チューブ生姜の役割とは…チューブ生姜の役割は、「お手軽な調味料」です。
肉や魚などの臭みを消したり、香りを添えるのには、生姜は優れていますが、1回に少量しか使わない生姜をいつも買っておいて、おろすのは無理…そんな時に便利なのがチューブ生姜です。では、どんな風に使われてているのか、使用例のレシピなどをみてみましょう。
おすすめ?生姜チューブ:⑦レシピその1おいしい卵かけごはん
いつもの卵かけごはんが、数倍美味しくなる卵かけご飯を紹介します。■1人前の材料■ごはん茶わん1杯、生姜チューブ1㎝程度、鮭フレーク大さじ1~2(お好みで多め、少な目)醤油小さじ0.5~1、卵1個
レシピ①おいしい卵かけごはん・作り方
作り方①全部ご飯の上に乗せて、よく混ぜ合わせるだけ…醤油や生姜、鮭フレークは全部好みの量でOKで、全部冷蔵庫にありそうな材料でできます。
おすすめ?生姜チューブ:⑦レシピその2普通の外国産牛を特別なお肉に!
いつもの外国産牛が、特別な日に出せるお肉に!そんな外国産牛を特別にするソースを紹介します。■2人前の材料■ステーキ用の外国産牛2枚、塩コショウ少々、(赤ワイン50cc、醤油大さじ2、みりん大さじ2、にんにくチューブ1~2㎝、生姜チューブ1~2㎝、砂糖小さじ1
レシピ②普通の外国産牛を特別なお肉に!作り方
作り方①お肉を食べやすい幅に切り、塩コショウを振り込みます。そして強火に熱したフライパンで両面を焼いて一度取り出します。②あらかじめ括弧内の材料を混ぜ合わせておいて、肉を取り出した後のフライパンに入れて煮立たせます。③ソースを煮詰めてからお肉を戻して、絡めたら完成です。
おすすめ?生姜チューブ:⑦レシピその3簡単きゅうりピクルス
特売だからたくさんきゅうり買ったけど…庭でいっぱいきゅうりがとれてあまちゃったから…そんなきゅうりを簡単にピクルスにする方法を紹介します。■材料■きゅうり2本、チューブ生姜1㎝ほど、鷹の爪1~2(お好みの辛さで)、塩小さじ半分、砂糖大さじ1~2、酢
レシピ③簡単きゅうりのピクルスの作り方
作り方①ピーラーなどで縦3本ほど皮を剥いて乱切りにします。②ビニール袋に塩ときゅううりをいれても見込みます。その際に水が出たら捨てます。③もんだきゅうりに砂糖、生姜、カットした鷹の爪を加えて更にもみこみます。④密封できる容器にきゅうりを入れて酢を注ぎます。その時に、ぎっしり詰めないと、酢ばかり必要になり酸っぱくなります。⑤冷蔵庫に入れて完成です!
おすすめ?生姜チューブ:まとめ
生姜チューブには、栄養の面や風邪防止・冷え性の改善などの効果はあまり期待できませんが、お手軽便利に多くの料理に使うことができます。生の生姜は1回の使用量が多くなく、そんなに買い置きしたりできないのでチューブ生姜はそんな生姜の代わりに料理のアクセント・引き立てに利用できる優れた調味料だと言えます。チューブ生姜で楽しくクッキング!