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生姜にカビ!表面がぬるぬる・・まだ食べられる?カビ防止の保存方法って?

2024.02.25

1回に多量には使わないことが多い生姜…そのまま冷蔵庫に置いておいてカビが生えてきたことはありませんか?表面がぬるぬるになっても、ぬるぬるになった上に白っぽいカビが生えてもまだ表面をとれば食べられる?保存の仕方で防止できる?そんな生姜のカビについてまとめてみました。

この記事に登場する専門家

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vivre専属ライター

MAI

韓国大好き!年に3回韓国に行きます!インスタ映えしない写真ばかり撮ってしまう。

  1. 生姜にはカビがはえやすい?①生姜を放っておくと…
  2. 生姜にはカビがはえやすい?②白いのはカビなのか?
  3. 生姜にはカビがはえやすい?③どうしてカビがはえるのか?
  4. 生姜にはカビがはえやすい?④白カビがはえたものは食べられるのか?
  5. 生姜にはカビがはえやすい?⑤食品にはえるカビの種類
  6. 生姜にはカビがはえやすい?⑥生姜の保存方法
  7. 生姜にはカビがはえやすい?⑦切った生姜の保存方法
  8. 生姜にはカビがはえやすい?⑧生姜を冷凍保存する
  9. 生姜にはカビがはえやすい?⑨一番長持ちする保存方法
  10. 生姜にはカビがはえやすい?⑩生姜のカビを防いで健康増進

冷え性や免疫力強化、代謝をあげる・風邪の防止などの効果があり、肉や魚などの臭みを消して香りや味にアクセントを添える生姜ですが、1度には大量に使わないこともあり、他の野菜と比べてつい使いかけを袋に入れたりラップ包んで冷蔵庫に入れがちです。そんな生姜の賞味期限はどのくらいなのでしょうか?

まず、冷蔵庫に入れずに常温で放っておくとカビははえませんが数日でブニブニした状態になり、更においておくとカラカラに干からびたミイラみたいな状態になります。おろしてみてもカピカピでおろししょうがとしては食べられるようなものではなくなります。

次に、ビニールなどに入れて冷蔵庫に入れて半月ほど放っておくと表面がぬるぬるした状態になり、白っぽいカビがはえたような状態になります。そのまま更に放置するとぬるぬるが増す上にその白いカビのようなものが赤や黒に色が変わることがあります。こうなると袋のまま捨てるしかなさそうです。

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生のままの野菜にカビが生えるというのをあまり普段聞かないので、野菜に「カビ」ときいてもピンとこない人が多いと思います。けれど、生姜などの野菜には菌や水分が多くあるので、低温に保つことのできる冷蔵庫内でもカビの繁殖が停止するわけではありません。よって冷蔵庫に入れてもカビの抑制はできても防止はできないので生姜にもカビがはえます。その多くが白カビです。

カビ菌は食品だけでなく、畳や紙、布、お風呂場などあらゆる所に生息しています。カビは酵母やキノコの仲間の真菌類で、5度から45度の温度と水分があれば胞子を飛ばしてどんどんと育っていきます。日本は環境的に高温多湿なのでどんどんと胞子を作って仲間を増やしていきます。

温度が低いと活動は弱まりますが、温度が低くなっても死滅するわけではないので冷蔵庫に入れた食品にもカビがはえます。でも、かび菌のほとんどは加熱や消毒で死滅するので、ありふれてはいますがそんなにこわい菌ではありません。

冷蔵庫に生姜をいれておいた結果白カビがはえた…その白カビのはえてしまった生姜を食べる事ができるのでしょうか?白カビは食べても問題がないと思われていることが多いですが、実際には少量を食べただけでは身体に影響がなく、多少の量だったらカビ菌のほとんどが胃液で死滅してしまいます。(問題がないとは言ってもカビを好んで食べる人はいないでしょうが。)

なので、表面に白カビがはえていたら、表面のカビを削って使用するといいでしょう。ただしあまりにぬるぬるがひどかったり、表面だけでなく少し中までグズグズだったり、表面が全部カビに覆われているなどの時にはもちろん食べない方がいいです。

カビを見ただけで色を判断するのは、なかなか難しいと言われています。比較的安全な白カビだと思って集めてみたら灰色のカビだったなど、見た目だけでは判断しにくいものです。基本的に野菜にはえやすいカビは白カビで、白カビは醤油やみそ、鰹節などを作るときにも使われているものなので、食べても問題の無いカビです。

引用: https://dvrs04bx77b2x.cloudfront.net/kajikko/item/image/normal/421c8f39-6826-4552-84ce-c528fae37c4c.jpg

お米やパンにはえるカビは不気味な青カビで、おもちのカビは表面を削って食べてしまうという人も多いです。青カビはブルーチーズなどにはえるカビと同種ですが、青カビの中には発がん性があるような人体に害をおこすものも存在するし、普通の人が見ただけではどんなカビか判断できないもので食べない方が安全です。

パンに時々ピンク色や赤のカビがはえていることがあります。ピンク色や赤色のカビは嘔吐や下痢などの食中毒症状を起こす危険な菌な可能性が高いので、食べるのは絶対にやめましょう。この色のカビを食品に見つけたら、食べることは諦めて廃棄しましょう。

その他のカビは、色だけでなく糸をひくようなカビもあるし食品をぐちゃぐちゃやぬるぬるにするようなものもあります。食品に何か異変があったら食べるのはやめましょう。更に、カビは表面の色が変わっている部分だけを取り除いたら菌がなくなるわけではないので、白以外のカビがはえているものはカビをとって食べるのはやめましょう。

生姜に多少カビがはえても表面を削れば問題なく食べられることがわかりましたが、できるならなるべくぬるぬるになったり、ぬるぬるになった上にカビがはえるのを防止したいものです。そこで、カビを防止して長持ちする生姜の保存方法を紹介します。

少し切った生姜の残りを保存する場合には、残った生姜の皮を剥いてそれをタッパーや瓶などの密閉できる容器に入れて、水がひたひたになるように入れて密閉して冷蔵庫に入れます。一般的には「新聞紙にくるんで冷蔵庫に入れる」の方がよく知られていますが、水を入れる方が長期保存できます。水は3日に1回程度交換するのが望ましいです。

この方法で、生姜のカビを防止し1か月程度は保存することができます。水を焼酎に変えるとさらに長期保存できます。

生姜の冷蔵保存には、すりおろして保存する方法もあります。生姜をすりおろして小さな容器に入れて冷蔵庫で密閉保存する方法ですが、生姜はすりおろすとすぐに変色しだすので変色防止のために、少量のお酢を加えるといいです。この保存方法でも1か月程度保存することができます。

保存といえば「冷凍庫」!冷凍庫で生姜を保存するには、まず生姜の皮を剥いておろしておろし生姜にします。それをラップに挟んで薄くのばして冷凍庫へ入れます。しっかり固まったら小さいタッパーやジップロックに小分けにして冷凍保存します。こちらに賞味期限もおよそ1か月となっています。

ただし、冷凍庫で生姜を保存すると生姜の効能のうちの上位に来る「体を温める」効果が薄れてしまうので、そちらを期待する人にはこの保存方法は適しません。

生姜のカビを防止して一番長持ちさせる方法は生姜を乾燥させて保存する方法です。乾燥生姜を作るには、生姜を切ってザルなどに並べて数日天日干しします。水分が十分に飛んでカラカラの状態になったら瓶などの密閉できるものに乾燥材など一緒にいれます。この乾燥する保存方法だと、数か月間保存することができます。

この乾燥した生姜は、長期保存ができるだけでなく身体を温める効果が数倍増すという嬉しい効果もあります。乾燥生姜ついでに…じゃあ乾燥生姜が欲しいけど、自分で乾燥生姜を作るのは面倒だ!という場合には、乾燥生姜が比較的色々な会社で作られ、売られているので購入するといいでしょう。

生姜は1回の使用量が多くない野菜なので、残りを冷蔵庫で保存することが多いですが、適切な保存方法をとれば1か月から数か月間の保存ができます。乾燥させると用途は限られてきますが長く保存することもでき、冷え性防止などの効果も増すのでおすすめです。用途に合わせた適切な方法で保存して、生姜で身体も心もぽかぽか健康な生活に役立てましょう。